WAmazing、北海道観光振興機構と横浜銀行と連携し　行政事業受注時点で資金調達を可能にする「POファイナンス」を実施

2021.02.24 10:00

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訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを提供するWAmazing株式会社(代表取締役社長：加藤史子、本社：東京都台東区、以下「WAmazing(わめいじんぐ)」)は、公益社団法人北海道観光振興機構(会長：小磯修二、本社：札幌市中央区、以下「北海道観光振興機構」)から受託した「デジタルマーケティング調査事業(ミレニアル世代、中国語圏)」に対して、金融とITを融合したFinTechベンチャーであるTranzax株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：大塚博之、以下「Tranzax」)が提供する受注時点で発生させた電子記録債権を担保として資金調達を可能にする「PO(Purchase Order)ファイナンス(R)」(特許第6140909)を活用して、株式会社横浜銀行(代表取締役頭取：大矢恭好、本社：神奈川県横浜市、以下「横浜銀行」)から受託代金にかかる融資を受けたことをお知らせいたします。

「POファイナンス(R)」について

■実施の背景と目的

WAmazingはコロナ禍を受けて新たに開始した自治体・DMO・DMC組織からの受託事業が順調に積み上がっており、受注実績が億円を超えて増加しています。一方、このような行政からの受託事業は年度前半に受注、後半に納品、検収後60日以内に受託代金の受領となるケースが多く、その運転資金の確保が課題となっていました。

そこで、WAmazingはTranzaxが提供する受注時点で発生させた電子記録債権を担保として資金調達を可能にするPOファイナンスを活用し、初めて北海道観光振興機構からの受注を電子記録債権化し、その債権を担保として融資を受けることができました。今回の実績をもとに来年度以降さらに増加が見込まれる行政受託事業にPOファイナンスを活用することで、エクイティ(株主資本)にのみに頼らずとも資金調達が可能となります。

先端金融に積極的に取り組んでいる横浜銀行は2019年4月に地方銀行で初めてPOファイナンスを導入しました。同社は、全店にてPOファイナンスの取り扱いを行っており、全国の中小・スタートアップ企業に先端の金融サービスを提供し、成長を支援しています。また、横浜銀行とは今回の取組を機にインバウンドによる地方創生や取引先の支援を見据えて連携を図ってまいります。

■「POファイナンス(R)」について

このようにTranzaxが提供するPOファイナンスは、受注したという事実とその内容を電子記録債権化し、受注時点からの譲渡担保融資を可能とする、革新的な金融サービスです。通常、金融機関からの融資が困難な中小企業・スタートアップ企業や、コロナ禍で苦しむ観光事業者でも、運転資金の制約に縛られることなく、受託代金の受領までに長く時間を要するような大口の受注をスムーズに受けることが可能になります。尚、この仕組みは補助金のつなぎ融資の仕組みとしても活用されており、多くの補助事業での利用が期待されています。

■北海道観光振興機構概要

会社名　　　：公益社団法人北海道観光振興機構

代表者　　　：会長　小磯修二

本社　　　　：札幌市中央区北3条西7丁目緑苑ビル1階

事業内容　　：北海道観光戦略の推進、コーディネート、マーケティング、

　　　　　　　地域支援等

TEL　　　　： 011-231-0941

ホームページ： https://www.visit-hokkaido.jp/

■融資金融機関概要

会社名　　　：株式会社横浜銀行

代表者　　　：代表取締役頭取　大矢恭好

本店　　　　：神奈川県横浜市西区みなとみらい3-1-1