生産不足の手漉き和紙原料“ねり(トロロアオイ)”を 家庭で育て、世界へ!「わしのねり」プロジェクト始動 参加者、支援者募集のクラウドファンディングを3月3日に開始
企画屋かざあな(所在地:東京都港区、運営:スタイルプラス株式会社)は、3月3日(水)より、みんなで和紙の原料を育てる「わしのねり」プロジェクトを埼玉県比企郡小川町で始動いたします。
本プロジェクトでは、生産不足となっている手漉き和紙に不可欠な原料“ねり”を家庭で育て、埼玉県比企郡小川町の紙漉き職人さんと一緒に小川町和紙体験学習センターを活用して、世界に向けて和紙商品を開発いたします。一般家庭と原料生産農家、紙漉き職人が一体となって原料不足を克服し、手漉き和紙の存続の一歩につながればと考えています。
薄くて丈夫で保存性が高いことで世界的に知られている日本の和紙ですが、この薄くて丈夫な和紙を作るには、楮(こうぞ)等の植物の繊維のほかに、「ねり」が重要な役割を果たしています。その「ねり」の原料となる「トロロアオイ」という植物は、生産者の減少・高齢化により、生産量が不足しています。「わしのねり」プロジェクトは、手漉き和紙づくりに欠かせないトロロアオイを、一般の皆さまのおうちのプランターや家庭菜園で育てていただくものです。和紙づくりに使われるのは、トロロアオイの根っこの部分。皆さまに育てていただいたトロロアオイから抽出した「ねり」は、和紙商品開発に活かしていきます。2021年3月3日より、一緒に「ねり(トロロアオイ)」を育ててくれる方をクラウドファンディングにて募集いたします。
■「わしのねり」プロジェクト概要
手漉き和紙づくりに欠かせない「ねり(トロロアオイ)」をおうちのプランターや家庭菜園で育ててくれる方をクラウドファンディングにて募集いたします。
<「わしのねり」クラウドファンディングページ>
https://camp-fire.jp/projects/view/387877
<開始日時>
3月3日(水) 10:00~
■プロジェクトキックオフ講演
生産不足の和紙の原料「ねり(トロロアオイ)」をみんなで育てるプロジェクト「わしのねり」の参加者募集にあたって、2021年3月21日(日)埼玉県小川町の小川町和紙体験学習センターから、紙漉き職人 内村さん、水上製本所 水上さんをお迎えし、和紙についての講演を配信いたします。
<テーマ>
「感性を研ぎ澄ませる小川和紙 ~ユネスコ無形文化遺産登録細川紙のある町~」
<開始日時>
3月21日(日) 10:00~11:30
<開催メディア>
Zoom、インスタグラムライブ
<参加申込み方法>
企画屋かざあなサイト イベント申込みページ
https://www.kazaana.net/2021/02/26/2021022602/
■企画屋かざあなとは
企画屋「かざあな」( https://www.kazaana.net/ )は、各地域に根ざした文化や伝統を次世代に、世界につなげるために応援しています。伝統工芸を元気にするため、職人さんと一緒に新商品や企画を考え実行しています。海外に視点を向け、和紙ノートはフランスのパリで販売中です。
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