西武プロパティーズが運営する東京ガーデンテラス紀尾井町が東京...

西武プロパティーズが運営する東京ガーデンテラス紀尾井町が 東京都環境確保条例「トップレベル事業所」に認定

~管理体制・建築設備性能・事業所設備の運用を評価、 サステナブルな社会の実現に貢献~

株式会社西武プロパティーズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:上野 彰久)が所有・運営する複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」について、東京都環境局より地球温暖化対策の推進体制が特に優れた事業所として、トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)に認定されましたので、お知らせいたします。


東京ガーデンテラス紀尾井町


豊かな緑地空間をもって環境共生を実現したビオトープ


<背景>

トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)認定は、東京都環境確保条例に基づき、地球温暖化対策への取り組み内容が特に優れた大規模事業所(エネルギー使用量が原油換算で1,500kL以上)を対象に、CO2排出量の削減義務率を緩和する仕組みです。

今回の認定においては、燃料による発電の際に発生する排熱を冷暖房や給湯に有効利用するCGSの導入や、ビルエネルギー管理システムBEMSの導入、CO2濃度による換気制御、LED照明の全面的な採用などCO2削減への取り組みを推進(2019年度実績:年間削減義務率8%に対し約30%削減)しており、今回の認定では、建物の環境性能の向上を評価され、トップレベル事業所の認定に至りました。



<環境性能向上に向けた主な取り組み>

●管理体制

・CO2削減推進会議の開催、改善策の立案及び効果検証の実施、BEMSの導入 等

●建物設備性能

・CGSの導入、蓄熱システムの導入、高効率熱源機器の導入、太陽光発電システムの導入 等

●事業所設備の運用

・CO2濃度による換気制御、空調起動時間の最適化 等


西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向け「サステナビリティアクション」に取り組んでおり、グループの幅広い事業・サービスにおいて、持続的な社会形成への課題対応を図ることで、持続的かつ力強い成長を目指しております。

大規模事業所における環境性能の向上は重要な責任と役割を担っており、今後も当社では地球温暖化防止をはじめ、自然環境・地球環境への配慮した事業を通して環境共生と快適性の両立を目指した様々な取り組みを推進してまいります。



<参考>

■東京ガーデンテラス紀尾井町における東京都環境確保条例「トップレベル事業所」評価項目(一部抜粋)

I. 管理体制

・CO2削減推進会議の開催

 具体的なCO2削減目標や実施検討等を議題とする会議体が月1回以上開催されている。

・BEMSの導入

 基本的な制御・監視機能に加え、制御の最適化やエネルギー消費分析等の拡張機能を有している。


II. 建物設備性能

・CGSの導入

 燃料による発電の際に発生する排熱を冷暖房や給湯に有効利用するCGSを2台有している。

・蓄熱システムの導入

 電力負荷の平準化を図るため、夜間の熱源機器運転による蓄熱を目的とした、蓄熱槽を有している。


III. 事業所設備の運用

・CO2濃度による換気制御

 ビル管法に基づき、室内CO2濃度の実測値と外気温湿度をみながら適正な換気制御を実施している。

・空調起動時間の最適化

 季節、ピーク時期、低負荷時期に応じた室使用時の空調機の起動時間や運用方法を最適化している。



■東京ガーデンテラス紀尾井町について

東京・紀尾井町の新たな象徴としてグランドプリンスホテル赤坂の跡地に竣工した「東京ガーデンテラス紀尾井町」は、地上36階の高層棟(1~4階:商業施設、5~28階:事務所、30~35階:ホテル)を中心に、住宅棟や保存・復原された旧李王家東京邸(赤坂プリンス クラシックハウス)により構成されています。敷地内にはビオトープなど、生物多様性に配慮した緑あふれる空間が広がっています。強固な地盤や建物の耐震に優れ、災害時においても高い事業継続性を有した設備を配備し、お客さまの安全・安心を重視した複合施設です。


東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー


【施設概要】

建築名称    :東京ガーデンテラス紀尾井町

所在地     :東京都千代田区紀尾井町1-2 他

敷地面積    :約30,400m2

延床面積    :約227,200m2

設計      :株式会社日建設計

グランドオープン:2016年7月



西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき行う幅広い事業・サービスの提供を通じて、持続的な社会形成への課題対応を図ることで、当社としても持続的かつ力強い成長を目指しています。

これら環境、社会、ガバナンスなど一般的に「ESG活動」と呼ばれる活動を西武グループでは「サステナビリティアクション(ESG)」と呼び、グループ全社において持続的な成長を遂げるため取り組んでいます。また、西武グループでは社会課題・当社の事業環境等を踏まえて、当社が特に取り組むべき4領域(安全、環境、社会、会社文化)、12アジェンダ(重要テーマ)を設定し、アジェンダに沿った取り組みを積極的に進めています。


●当社サステナビリティアクションの取り組み

https://www.seibupros.jp/corporate/sustainability/


●今回の取り組みを通じて特に貢献可能なSDGsの目標


持続可能な開発目標(SDGs)


■株式会社西武プロパティーズ(会社概要)

所在地: 東京都豊島区南池袋一丁目16番15号

代表者: 代表取締役社長 上野 彰久

設立 : 1974年8月31日

資本金: 40億5,000万円

URL  : https://www.seibupros.jp/


<事業内容>

西武グループの不動産事業の中心を担う会社として、都市開発、西武鉄道沿線開発、商業施設運営、オフィス、賃貸レジデンス、くらしサポートなど多岐にわたる生活に密着した事業を展開。

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
ビジネス全般 建設 経済(国内)

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