新しい働き方「ワーケーション」について メリットとデメリット・認知度に関して調査を実施 ~ワーケーションでのおすすめ滞在先を紹介~
株式会社Link Life(所在地:東京都品川区、代表:清水 啓太)は、新型コロナウイルスの影響により、テレワークやリモートワークが定着するとともに、「ワーケーション」という新しい働き方が注目を集めているなか、ワーケーションの概要や認知度、注目度に加え、ワーケーションを行なうことのメリットやデメリットについて調査を実施いたしました。
https://wimax-broad.jp/column/workation/
出社して働くスタイルにも場所にも一切縛られない、次世代のテレワークともいえるワーケーションには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
調査結果をもとに解説いたします。さらに、おすすめの滞在先なども紹介していますので、ワーケーションを検討する際の参考としてお役立てください。
※本記事は2021年4月1日に作成されました。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
■ワーケーションとは?
まずは、ワーケーションの概要や認知度など、基本情報を紹介します。
◇ワーケーションの概要
ワーケーションとは、“Work”ワーク(仕事)と“Vacation”バケーション(休暇)という2つの英単語を合体させた造語のことで、観光地や帰省先など、自宅以外の旅先で仕事を行なうことを指します。
単にオフィス以外で仕事をするテレワーク、リモートワークとも異なる、新たな働き方として、現在ワーケーションに注目する人が増えてきています。
◇ワーケーションの認知度や注目度
株式会社Link Lifeが、2021年2月に20代以上の社会人の方(750人)を対象に行なったアンケートによると、ワーケーションについて「知っている」と答えた方は、過半数を超える51.2%でした。
さらに、「どこかで聞いたことがある」と回答した35.9%の方を合わせると、全体の9割近い方がワーケーションについて認知している、ということがわかります。
また、ワーケーションに興味があるかどうかの設問についても、42.1%の方が「非常に興味がある、ぜひやってみたい」と回答しており、「やや懸念点があるものの、興味はある」と答えた41.6%の方を合わせると、ワーケーションを知っている方の8割以上が興味津々であるということがわかります。
さらに年代別に細かくみると、ワーケーションに「非常に興味がある、ぜひやってみたい」または「やや懸念点があるものの、興味はある」と答えた人の割合が最も多いのは40代で87.0%、次いで30代が84.2%、20代が83.4%という結果でした。
50代以上に関しては、78.0%と少し数値が下がりますが、それでも8割近くの方が興味を持っており、高い注目度に変わりはありませんでした。ワーケーションは、若手世代から管理職世代まで、幅広い年齢層から関心を集める働き方であるといえそうです。
■ワーケーションのメリット
多くのビジネスパーソンにとって、非常に魅力的であるワーケーションですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
先のアンケートで、「ワーケーションに感じる可能性」について質問したところ、以下のような回答が得られました。
多くの方が期待するとおり、ワーケーションには多く可能性・メリットが存在します。
ここでは、ワーケーションを行なうことで得られるおもな4つのメリットをくわしく紹介します。
◇普段と異なる環境で、集中して仕事ができる
本章冒頭で紹介した通り、アンケートでは「ワーケーションに感じる可能性」として、「いつもと違う場所で、集中して仕事ができる」という点を挙げた方が51.5%と、最も多くなりました。
自宅で仕事を行なう場合、日常生活を営む場所で集中力をキープするのが難しいこともあります。一方、会社で仕事を行なう場合には、来客や電話などで仕事の手が止まってしまうこともあるでしょう。
ワーケーションでは、こういった環境や外部からのアクションに煩わされることなく、集中力を保って効率的に仕事ができるのではないか、と期待している方が多いようです。
◇リフレッシュして仕事へのモチベーションが上がる
アンケートでは、「仕事とともに観光なども楽しめて、心身をリフレッシュできる」という回答が34.7%、「仕事のモチベーション向上につながる」という回答が18.7%となっており、リフレッシュやモチベーションアップに期待する声が多いことがわかります。
周辺に観光スポットがある旅先なら、移動に時間をかけることなく、手軽に観光を楽しむことができます。
旅先でリフレッシュしながら仕事をこなし、仕事を終わらせた後は思う存分休暇を楽しめる、という点も、ワーケーションの魅力の一つです。
◇良い気分転換になり、仕事の効率がアップする
アンケートでは、「自粛、在宅ワークの良い気分転換になる」という回答が25.6%、「環境を変えることで、仕事に新たな着想を得られる」という回答が21.6%で、「気分転換」や「アイデアのヒント」といった観点に注目している方も多いことがわかります。
企画職やクリエイティブ職の方はもちろん、そうでない方も、日頃の業務に活用できそうなちょっとしたアイデアなどが生まれやすそうです。いつもと異なる環境では、モチベーションアップとの相乗効果もあり、仕事の効率も格段に上がるでしょう。
◇罪悪感を抱くことなく、長期休暇を楽しめる
旅行のために長期休暇を取得するのは何となく気が引けても、滞在先で仕事もするという条件なら休暇を申請しやすい、といった点もワーケーションのメリットの1つです。
実際にアンケートでも、「働きながら、家族との時間を楽しめる」(8.7%)、「リモートワークで不調になりがちな心の健康維持に役立つ」(12.7%)と回答した方も少なからずいました。
日頃、上司や同僚、後輩に配慮するあまり気疲れしてしまうという方には、ワーケーションは特におすすめの働き方といえるでしょう。
上記のほかにも、アンケートでは「先進的な働き方をしている会社だと対外的にアピールできる」(7.6%)、「滞在先地域への間接的な社会貢献ができる」(20.1%)という項目を選択した方も多く、ワーケーションへの期待感は、今後もますます多様化していくことが予想されます。
■ワーケーションのデメリット
ワーケーションには従来の働き方では得られない、さまざまなメリットがある一方で、懸念点やデメリットもあります。今回のアンケートでは、以下のような項目が懸念点として挙げられました。
本章では、ワーケーション実施の際に、特に大きな不安要素となる2つのデメリットについて解説します。
◇安定したネット環境を確保するのが難しい
仕事には良質なインターネットが必要不可欠ですが、滞在先によってはその確保が困難である場合も多いでしょう。アンケートでも「良質なインターネット環境の確保が難しい」という点をデメリットとして挙げた方が59.6%と、約6割にのぼりました。
インターネット環境を確保してワーケーションを実現するために、あらかじめモバイル型WiFiなどを契約しておくのも1つの手段です。外出先のカフェなどで働く際にも、インターネット回線の心配をする必要がなくなるため、自宅以外の場所で働く機会がある方には特におすすめです。
◇仕事と休暇の境目が曖昧で、業務に集中できない
ワーケーションにメリットを感じる方が大多数である一方で、仕事と休暇はしっかりと分けたい、と考える方もいます。このような方にとっては、ワーケーションという働き方自体があまり合わないかもしれません。
実際にアンケートでも、「業務がおろそかになりそう」「効率アップにつながるとは思えない」「休暇中に仕事をしていたら、リラックスできない」といった声も聞かれました。
「仕事と休暇はしっかりと分け、それぞれに集中したい」と考える方は、かえって効率が落ちてしまうかもしれません。
上記のほかにも、アンケートでは「実施に旅費などの費用がかかる」(29.6%)というコスト面での心配や、「万一の場合のトラブル対応ができない」(30.0%)、「上司や同僚の目が気になる」(10.7%)という回答も目立ちました。
さらに、「せっかくの休暇中に、仕事を持ち込ませるシステムはどうかと思う」といった意見も挙がっていました。
ワーケーションのさらなる普及には、周囲の理解や、従業員と会社の信頼関係の構築、ワーケーションの明確な定義づけ、といった整備が必須といえそうです。
■ワーケーションでおすすめの滞在先とは?
最後に、ワーケーションでおすすめの滞在先をいくつかピックアップして紹介します。「こんな滞在先ならワーケーションをやってみたいかも…」と感じた方は、ぜひ詳細を調べてみてはいかがでしょうか。
◇比較的近場の温泉地
初めてワーケーションにチャレンジするなら、あまり遠出せず、近場のスポットを選ぶのがおすすめです。温泉地なら仕事の合間に入浴で疲れを癒しつつ、家族とゆっくり過ごせる時間も持てるでしょう。
◇海沿いや山間の旅館
都会を離れて自然を感じたいなら、海沿いや山間の旅館を利用してみるのもよいでしょう。波の音や木々のざわめき、柔らかな木漏れ日やどこまでも続く水平線などで心を癒し、尖った神経を静めることができるはずです。
リラックスして効率よく仕事を終わらせることができれば、より長く休暇の時間を取ることもできます。
◇ショートステイならラグジュアリーな高級ホテル
ちょっとした気分転換として、ショートステイでワーケーションを試したい場合におすすめなのが、高級ホテルです。ラグジュアリーな気分でおもてなしを受けつつ、プールやジム、サウナなどを利用して仕事に取り組めば、自宅や会社では得られない贅沢な気分を味わえるでしょう。頑張った自分へのご褒美に、豪華なホテルディナーやマッサージといったサービスを追加してもいいかもしれません。
◇ロングステイなら離島や海外もおすすめ
長期で休暇が取れそうなら、思い切って離島や海外を選択してみるのもよいでしょう。普段の生活圏から遠く離れるほど、ワーケーションが持つ魅力や可能性は高まります。
リモート環境と通信環境さえ安定していれば、どこにいても変わらず仕事ができることを改めて実感し、自由で新鮮なムードに心が躍るはずです。
■まとめ
ワーケーションとは仕事と休暇を合わせた造語で、仕事や会社以外の旅先で休暇を兼ねて働く新しい働き方のことです。コロナ禍でリモート環境が整い、多くの人がワーケーションに注目しています。
先のアンケートでは、全体の83.7%の方が、最終的に「ワーケーションを試してみたい」と回答していることからも、その高い注目度が窺えます。
ワーケーションでは、リフレッシュや気分転換がしやすく、気兼ねなく休暇が取れるといったメリットがある一方で、インターネット環境の質に仕事の充実度が左右される、といったデメリットもあります。
ワーケーションの滞在先で安心して仕事をするためには、モバイル型WiFiの契約がおすすめです。外出先でのWiFi環境がないという方は、ぜひBroad WiMAXの安定感抜群のサービスを検討してみてください。ワーケーションだけではなく、自宅以外で作業を行なう際にも、大いに活躍するでしょう。
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■調査概要
調査名 :ワーケーションに関する調査
調査対象:20代以上の社会人 750人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年2月
■会社概要
会社名 :株式会社Link Life
代表者 :清水 啓太
所在地 :東京都品川区東五反田1-2-33-7F
設立 :2008年2月14日
事業内容:モバイルインターネット事業、スマートフォン事業、
光回線事業、カスタマーセンター事業
- カテゴリ:
- 調査・報告
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- ビジネス全般 社会(国内) その他ライフスタイル
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