ニューノーマルに領域展開! 大学生流行語大賞2020年度下半期を発表
大学サークルのプラットフォームアプリ「サークルアップ」( https://circle-app.jp/lp )を運営する株式会社ユーキャンパスユース(本社:東京都港区、代表取締役会長:渡部 陽)はサークルアップに登録する全国の現役大学生300名へのアンケートをもとに、「ニューノーマルに領域展開!大学生流行語大賞2020年度下半期」を発表いたします。
調査結果を「ヒト」「トピック」「アプリ」「コトバ」の4ジャンルにカテゴライズし、各部門上位10位をご紹介いたします。
【ヒト部門】
2020年度下半期1位に輝いたのは上半期でも3位にランクインしていた「YOASOBI」。『夜に駆ける』をきっかけに大ヒットした背景にはApple MusicやSpotifyといったサブスク中心の配信スタイルが関係しているようです。
2位にランクインしたのは元乃木坂46の「白石麻衣」。10月末に行われた卒業ライブ配信は視聴者69万人と大きな反響を呼びました。
3位はアイドルグループの「NiziU」が上半期に続きランクイン。2020年を代表するアイドルと言って良いでしょう。
4位にランクインした女優の「森七菜」は2020年の秋クールに放送された『この恋あたためますか』で連続ドラマ初主演となり大きな話題になりました。また同ドラマがセブン-イレブンとコラボした『恋あたスイーツ』はSNSで流行し、人気の追い風に。森七菜さんは歌手としても活躍し、カバー楽曲の『スマイル』はCMでも採用され人気になりました。
9位には2020年12月31日をもって活動休止をした「嵐」がランクイン。デビューが現在の大学生が生まれた時期と同じということもあり関心のある大学生も多く、活動休止は大きな衝撃を与えました。
【トピック部門】
トピック部門1位に輝いたのは「呪術廻戦」。ダーク×バトルの要素と個性豊かなキャラクターや設定で大学生の中でもファンが急増しています。
2位は上半期もランクインした「鬼滅の刃」。2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が上映され、歴代興行収入1位を達成しています。
4位には日本人歌手Adoの楽曲「うっせぇわ」がランクイン。替え歌がCMソングにも採用され話題となりました。圧倒的な表現力と反抗的な歌詞で、一度聞いたら忘れられない楽曲となっています。
5位はヒト部門で8位になった「優里(アーティスト)」が歌う「ドライフラワー」。失恋を描いた歌詞が「エモい」と大学生の間でも人気です。今後新たな大学生の恋歌という立ち位置を獲得したかもしれません。
「エモい」と言えば、6位にランクインした映画「花束みたいな恋をした」。20代の切ない恋愛模様やリアルな生活を描いた作品がゆえに、大学生の間でも「誰と見にいくべきなのか」と話題になりました。
9位には「GoToキャンペーン」がランクイン。国内を格安で旅行できるとあって、金銭的に余裕のない大学生にも人気だったようです。特にオンライン授業により例年に比べ自由な時間が増えたため、長期休暇を問わずいつでも旅行に出かける大学生が多かった模様。それゆえにGoToキャンペーンの休止は大きな反響を呼び、ランクインした要因とも考えられます。
【アプリ部門】
アプリ部門第1位は、上半期4位の「UberEats」。働き口を失った大学生にとっても、都合にあわせて気軽に稼げるため人気が右肩上がりのようです。
2位は、最近当たり前のよう使われるようになってきたバーコード決済アプリの「PayPay」。最近では大学内の店舗でもキャッシュレス決済の導入が進んでおり、スマホで簡単に決済ができることに加え、ポイント還元キャンペーンにより関心が高まっています。
3位は流行を生み出し続ける最強アプリ「TikTok」。InstagramのReelsやYouTubeのshortsなど似たサービスがあるものの、今だ本家は絶大な人気を誇っています。
6位は、1月リリースの音声SNS「Clubhouse」。ユーザーが招待制という特殊なシステムや、芸能人を身近に感じられる新感覚が流行の鍵となりました。コロナ禍で知り合いが出来づらい大学生にとっては新たなSNSの形として話題となっていたようです。
8位は、宇宙が舞台のオンライン人狼ゲーム、「Among us」。2018年にリリースされて以来大きな話題となることはありませんでしたが、有名配信者をきっかけに人気に火がつきました。
10位には「メルカリ」がランクイン。このおうち時間が増えた機会に身の回りのものを整理する人が増え、フリマアプリの利用も増えたと思われます。
【コトバ部門】
コトバ部門で1位に輝いたのは、上半期でも6位にランクインしていた「ぴえん」。しかし上半期10位の「ぴえんこえてぱおん」はランク外。やはりコトバ自体の汎用性だけでなくキャッチーな音感が、若者に流行る大事な要素のようです。
2位は、上半期1位の「密です」。2020ユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞を受賞した3密や2度目の緊急事態宣言により、コロナ意識の強いコトバが並びました。
3位は、「道を開けろ」。最近若者の間で人気急上昇中のYouTuberコムドットが、覚悟の決意表明を行ったツイートが話題を呼びました。
4位の「ポケットからキュンです」、10位の「やりらふぃー」は、共にTikTokでのダンスから定着し、大学生の間では日常会話に織り交ぜて使われるようになっています。
5位ランクインの「レジ袋有料化」で、マイバッグ普及に繋がりました。コンビニや大学内の購買も例外でないことから、大学生の間でも強く印象に残っているようです。
6位は「オンライン○○」。2020ユーキャン新語・流行語大賞でもトップテン入りし、コロナ禍特有の新文化として大学生にも定着しています。授業もサークル活動も飲み会も制限され影響をもろに受けている大学生にとって、「オンライン○○」は既に日常生活の一部なのでしょう。
8位ランクインの「領域展開」は、トピック部門1位呪術廻戦の主人公五条悟の決め台詞。呪術で悪霊を倒すバトルストーリーで、鬼滅の刃と相まって、人気にさらに拍車がかかっています。
調査の結果、上半期はコロナに対して大学生の関心の高さが見られましたが、下半期はコロナ禍で制限もあるなかでも新しい生活のあり方を楽しもうとする学生の姿が見られました。
アプリ部門1位に輝いた「UberEats」では新たなアルバイトの手段としてだけでなく、「ウーバーする」と動詞化するほど浸透しています。
さらに上半期に続き、動画配信サービスのおかげで呪術廻戦や鬼滅の刃といった映像コンテンツや関連ワードが複数ランクインしたことから、おうちで楽しめる映像コンテンツの人気が今後もさらに高まりそうです。
おうち時間の比重が増えた一方で「GoToキャンペーン」や「PayPay」といった消費に関するワードもランクインしており、外出に対しても抵抗がなくなっている大学生も増えてきているようです。コロナが流行し始めてから1年以上が過ぎた今、大学生活もオンラインとオフラインのハイブリット型となっています。オンラインがもはや当たり前になった中、今後大学生の流行がどう変わっていくのか注目です。
調査期間:2021年4月6日~2021年4月8日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:サークルアップに登録している全国の現役大学生
回答数 :300名
■サークルアップについて
全国390大学・高校の4,100団体以上が利用しているサークル専用のコミュニケーションアプリ。アプリに届くアンケートや動画視聴などの企業からの依頼にサークルメンバーで応えることで貯まるサークルポイント・マイポイントを活動資金に交換できます。
■ユーキャンパスユースについて
全国1,100キャンパス、260万人の大学生にリーチできるネットワークと、日本最大級のサークル向けアプリ「サークルアップ」。その2つの軸を基盤に大学生マーケットにおけるリーディングカンパニーとして新たな価値を生み出し続けます。
[会社概要]
社名 : 株式会社ユーキャンパスユース
URL : https://youth.youcanpass.net/
代表者名: 代表取締役会長 渡部 陽
設立 : 2018年9月
所在地 : 東京都港区赤坂9-6-28 アルベルゴ乃木坂3F
資本金 : 300万円
事業内容: 1. 広告業及び広告代理業
2. マーケティングリサーチ業
3. イベントの企画、制作及び運営
4. インターネット及びアプリケーションを利用した各種情報提供サービス
5. 前各号に附帯関連する一切の業務
- カテゴリ:
- 調査・報告
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