ジェットラン・テクノロジーズの自然対話プラットフォーム「Steer AI(R) (スティアエーアイ)」がヤマハ株式会社のコミュニケーションロボット「Charlie(TM) (チャーリー)」の対話基盤に採用

2021.05.13 12:00

ジェットラン・テクノロジーズ株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長兼 CEO：野武浩、以下 Jetrun)は、自社で開発した自然対話プラットフォーム「Steer AI(R) (スティアエーアイ)」が、ヤマハ株式会社(本社：静岡県浜松市、取締役代表執行役社長：中田卓也、以下ヤマハ)から新しく発売されるコミュニケーションロボット「Charlie(TM) (チャーリー)」の対話基盤に採用されました。

Jetrunが開発した雑談や自然な対話にこだわる対話基盤「Steer AI」は、これまでもTBSラジオの「ドッチくん」やTBSテレビ「ポリまるくん」のアプリ等に採用され多くの方に親しんでいただきました。今回、ヤマハのVOCALOID技術や自動作曲技術と、Jetrunの対話基盤であるSteer AIが融合することで、これまでにない歌って会話するロボットが実現いたしました。

◆「Steer AI(R) (スティアエーアイ)」について

自然対話や自然文で交わされる人々の膨大な会話データを、当社が培ってきた数億以上のカテゴライズされた辞書、振る舞い解析を用いて学習処理を行い、言葉の尺度を独自の推論モデルで体系化していきます。これにより、当社のこれまでの自然対話型AIではなし得なかった、明確なキーワードがなくても話の意図を認識するといったユーザー体験を実現します。

・トレンドワードを網羅した専用辞書、応答設計

最新のトレンドワードをカテゴライズ分類したJetrunが保持する専用辞書によって、ユーザー入力文からカテゴリに沿った応答、さらには振る舞い解析との掛け合わせで無数の応答設計を実現いたします。

・女性やお子様も安心して使用できるセンシティブ表現検知機能を標準装備

不適切・不快表現と捉えられる用語を標準で検知いたします。これにより女性やお子様でも安心してご利用いただけます。

・豊かな感情表現、ロボット端末との連動

会話文中の言葉から自動取得される「喜び」、「怒り」、「悲しみ」などのポジティブ・ネガティブな感情に合わせてロボットのモーション設定や読み上げ速度の変化など様々なパターンでの活用を実現いたします。

・外部サービスとの連携

天気情報をはじめとした様々な外部サービスと連携することで、ユーザーのニーズにマッチした情報を適切に応答することが可能です。

◆「Charlie(TM) (チャーリー)」について

『Charlie』は、歌でユーザーとコミュニケーションをとる、ペット以上恋人未満の“うたロボ”です。ユーザーが話しかけると、ミュージカルのように「おはよう」や「ありがとう」等の言葉はもちろん、普段の相談事や雑談等もメロディにのせて返答します。『Charlie』が発する言葉の内容と、約30種の音楽ジャンルに基づいた曲調は連動しており、例えば明るく楽しい雰囲気の会話ではアップテンポのポップス、のんびりとした会話ではスローテンポのボサノバ調など、言葉と曲調で『Charlie』の感情を表現します。