グローバルビューティブランドコンサルティング【USHOPAL】 1億ドルを調達後、国内外のブランドマトリックス構築を加速。
2021年3月、グローバルブランドコンサルティングを手掛けるUSHOPALはシリーズCで約1億ドルを調達しました。方源資本(FountainVest Partners)をリード・インベスター、凱輝創新基金(Cathay Innovation)、衆源資本(United Media FOFs)、恒旭資本(Hengxu Capital)、大衆衆松基金がそれぞれコ・インベスターとして投資しました。
USHOPAL傘下の新しいハイエンドビューティストア「BONNIE&CLYDE」(以下「B&C」)は、静安嘉里中心(Jing An Kerry Centre)、興業太古匯(HKRI Taikoo Hui)、K11といった3つの高級ショッピングモールに直営店を展開しています。2020年のB&C GMV売上高は1億元を超え、顧客単価の平均は4,000元(約7万円)以上で、顧客単価が1万元(約17万円)を超えることも頻繁にあると言われています。
USHOPAL社は3月の資金調達後、B&Cの店舗を成都、深圳(シンセン)、北京などの中国の主要な1級・2級都市に拡大、さらに大型旗艦店のオープンを進めており、より革新的な店舗デザインや企画を盛り込んでいます。また、B&Cは東京にも出店するなど、海外での展開も予定していると発表しました。
B&Cは「中国発のグローバル・ラグジュアリー・リテール」というビジョンのもと、見物客や大規模販売に焦点を当てるのではなく、「富裕層かつ洗練された」人々によるリピート購入を重視し、ラグジュアリー・ビューティのターゲット層を精確にカバーしています。
■USHOPALの強みとは
USHOPALは2017年に上海で設立された、オムニチャネルかつ周期全体における運営と販売のサービスを提供するグローバルビューティブランドパートナーです。主に、海外のハイエンドビューティブランドの中国市場への参入や中国市場における運営を担当しており、ブランドイメージ形成、チャネル構築と管理、商品ポートフォリオの管理などを行なっています。また、USHOPALは連携する一部のブランドへの投資や買収も行っています。
創業者兼CEOである郭璐(カク・ロ)のもと、わずか4年の間で、USHOPALは世界でも有名なビューティケアブランドの中国市場参入をいくつも支援し、0から高級ビューティケアブランドの新参者となるまでの迅速な成長を実現しました。主な実績として、スペインの高級スキンケアブランドNatura Bisse(ナチュラビセ)、ニューヨークの高級ビューティケアブランドChantecaille(シャンテカイユ)、フランスのトップサロンフレグランスJuliette Has A Gun(ジュリエット ハズ ア ガン)や、日本のトップコスメブランドSUQQU(スック)などがあります。
USHOPALの主な強みとしては以下が挙げられます。
1. よい商品を選定、そのブランドを中国に参入し、中国をそのブランドの世界的な販売量拠点にすることができること。
2. 強力な越境サプライチェーンシステムを持つこと。世界各地に20以上の倉庫があり、そのうち海外のトランジット倉庫はすべて中国市場を中心に建設されている。
3. 発展段階の異なるブランドごとに異なる運営方法を用いて、オンラインとオフラインを組み合わせたオムニチャネル・プラットフォームを構築していること。そのため、ブランドに独自の「オムニ戦略+オムニチャネル」の把握と完全な商品ライフサイクル・マネジメントを提供できる。
今後もUSHOPALは自社の強みと資本力を活かしながら、世界のトップビューティブランドとの連携を加速し、中国の消費者により多くの海外の素晴らしいブランドを紹介し、投資や買収によってブランドマトリックスの改善を行います。そして、世界から尊敬されるハイエンドビューティブランドの事業支援パートナーとしてサービスを提供していきます。
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