『フルートの響きを豊かにする52の質問 ~ペーター=ルーカス・グラーフ 舞台裏の哲学~』 6月29日発売!
フルートの巨匠による一段上の演奏をするための珠玉のヒント集
考え方が変わる、演奏が変わる!
世界的フルート奏者が語るフルート、音楽、そして人生。長年にわたる演奏経験から生み出した技術、練習法、哲学を惜しみなく公開。
本書は、ペーター=ルーカス・グラーフ氏とフルート奏者・齋藤寛とのメールのやり取りから生まれました。
音楽の作り方やエチュード活用法、さらに個性を作る方法や文化への理解など、演奏家にとって本当に役立つ52の考え方。
本書を読めば、音楽との向き合い方が変わり、自身の演奏をレベルアップさせるのに役立つはずです。
【目次】
第1章 フルート上達のために
01 フルートにレパートリーが少ないのはなぜか?
02 編曲作品について
03 はじめての曲では、どのように音楽を作っていくか?
04 ソルフェージュとは何か?
05 フランス流派とは何か?
06 バロック音楽理解への手がかり
07 特殊技法について
08 体力や体格差などで思うことは?
09 フルートの素材について
10 「大きな音」とは何か?
11 理想的な身体の動きとは?
12 ヴィブラートについて
13 なぜ移調は音作りに最適な練習なのか?
14 音楽性と技術を習得するためのエチュード活用法とは?
15 それぞれの著書について
16 良いコンディションを保つには?
17 グラーフ先生にとってフルートとは?
第2章 音楽をつくる
18 コンサートとコンクールの違いは?
19 感動的なコンサートはどのようにして起こるのか?
20 録音が演奏に及ぼす影響
21 自分の個性とは何か?
22 アンサンブルするとは?
23 メロディーとハーモニーの関係とは?
24 ソロ・カデンツァとは?
25 自由に演奏するとは?
26 記譜できない感覚とは?
27 バロック作品を理解するためには?
28 ピッチの変遷は音楽にどのような影響があったか?
29 平均律で演奏するとは?
30 「響き」とは何か?
31 短所を克服すべきか? 長所を伸ばすべきか?
32 異国の伝統的要素を含む音楽をどう理解すればよいか?
33 クラシック音楽を理解しようとする人々
34 人気の作品と歴史の中に埋もれた作品は何が違うのか?
35 コンサートプログラムの作り方は?
36 移りゆく時代の中で思うこと
37 音楽は和平に寄与するのか?
38 将来、クラシック音楽の良さをどう伝えていけばいいか?
第3章 将来の演奏者に伝えたいこと
39 音楽以外の芸術を深めることの意味
40 自分の演奏を客観的に判断するには?
41 ジョプリンのラグタイムとピアソラのタンゴ
42 調子を保つために心がけることは?
43 演奏者にとって幸福とは何か?
44 共演者とのコミュニケーション
45 指揮の経験はフルート演奏に影響を与えるのか?
46 音楽家にとっての「運」とは何か?
47 音楽家にとっての「才能」とは何か?
48 指揮者との逸話
49 グラーフ先生に影響を与えた人物は?
50 失敗談
51 1939 年から1945 年にかけて
52 これからの音楽家へのメッセージ
■著者について
ペーター=ルーカス・グラーフ (Peter-Lukas Graf)
1929年1月5日、スイス・チューリッヒ生まれ。チューリッヒ音楽院でアンドレ・ジョネに、パリ音楽院でマルセル・モイーズとロジェ・コルテに師事。
そのキャリアはミュンヘン国際音楽コンクールで優勝したことから始まり、24歳の時にはイベールのフルート協奏曲をレコーディングして非常に注目を浴びた。ヴィンタートゥーア市立管弦楽団及びルツェルン音楽祭管弦楽団の首席フルート奏者を歴任しながら、徐々にソリストとして、また室内楽奏者として世界的に活躍。指揮者としても、ルツェルン歌劇場で1960年から1966年まで首席指揮者を務め、国内外で長きにわたって演奏活動に従事した。さらにバーゼル音楽院では1973年から1994年まで教鞭を執っており、同院教授として多くの後進を育成してきた。
1974年に初来日。それ以来、ソリストとしてあるいは講師として多数来日している。
また、各国で使用されているフルートの教則本の著者としても知られており、Schott Music社から『CHECK-UP(チェックアップ)』『Interpretation(美しいメロディーを作るための演奏原理)』『The Singing Flute(ザ・シンギング・フルート)』『Study with Style』が出版されている。録音では多数のCDが主にCLAVESレーベルから出されているほか、日本でもライブCD『コンチェルティーノ』(2013年6月)および『リサイタル』(2018年12月)がリリースされている。
国際的な受賞歴としては、クラカウ音楽大学名誉博士号(ポーランド)、アメリカフルート協会から生涯功績賞、イタリアのフルーティスト協会Falautから「金のフルート」生涯功績賞、ハンガリーではドップラーリング賞。
■監修者について
齋藤 寛(さいとう・かん)
フルーティスト。東京藝術大学卒業。第4回日本クラシック音楽コンクール、特別賞受賞。第51回日本学生音楽コンクール東京大会、奨励賞受賞。
■翻訳について
田原さえ(たはら・さえ)
ピアニスト。仙台市出身。武蔵野音楽大学・同大学院を経て、1990年ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学修了、オーストリア政府芸術修士を取得。東京と仙台とでリサイタルを開催(15回)。また、国際的にも活躍し、2008年6月にはプラハ放送交響楽団との協演も行った。公開レッスンなどでの通訳も数多くこなしている。
■協力者について
笠井 潔(かさい・きよし)
1947年生まれ。比田井洵、奥好寛、吉田雅夫の諸先生にフルートを師事。1970年東京大学理学部数学科卒業後、スイス、チューリヒ音楽院に留学し、アンドレ・ジョネ教授に1975年まで師事。同年卒業と同時にバーゼル交響楽団にソロフルーティストとして入団し、2009年定年退職。1987年-92年カールスルーエ音楽大学講師、1999年-2012年バーゼル音楽大学フルート科教授。
世界的フルート奏者が語るフルート、音楽、そして人生。長年にわたる演奏経験から生み出した技術、練習法、哲学を惜しみなく公開。
本書は、ペーター=ルーカス・グラーフ氏とフルート奏者・齋藤寛とのメールのやり取りから生まれました。
音楽の作り方やエチュード活用法、さらに個性を作る方法や文化への理解など、演奏家にとって本当に役立つ52の考え方。
本書を読めば、音楽との向き合い方が変わり、自身の演奏をレベルアップさせるのに役立つはずです。
【目次】
第1章 フルート上達のために
01 フルートにレパートリーが少ないのはなぜか?
02 編曲作品について
03 はじめての曲では、どのように音楽を作っていくか?
04 ソルフェージュとは何か?
05 フランス流派とは何か?
06 バロック音楽理解への手がかり
07 特殊技法について
08 体力や体格差などで思うことは?
09 フルートの素材について
10 「大きな音」とは何か?
11 理想的な身体の動きとは?
12 ヴィブラートについて
13 なぜ移調は音作りに最適な練習なのか?
14 音楽性と技術を習得するためのエチュード活用法とは?
15 それぞれの著書について
16 良いコンディションを保つには?
17 グラーフ先生にとってフルートとは?
第2章 音楽をつくる
18 コンサートとコンクールの違いは?
19 感動的なコンサートはどのようにして起こるのか?
20 録音が演奏に及ぼす影響
21 自分の個性とは何か?
22 アンサンブルするとは?
23 メロディーとハーモニーの関係とは?
24 ソロ・カデンツァとは?
25 自由に演奏するとは?
26 記譜できない感覚とは?
27 バロック作品を理解するためには?
28 ピッチの変遷は音楽にどのような影響があったか?
29 平均律で演奏するとは?
30 「響き」とは何か?
31 短所を克服すべきか? 長所を伸ばすべきか?
32 異国の伝統的要素を含む音楽をどう理解すればよいか?
33 クラシック音楽を理解しようとする人々
34 人気の作品と歴史の中に埋もれた作品は何が違うのか?
35 コンサートプログラムの作り方は?
36 移りゆく時代の中で思うこと
37 音楽は和平に寄与するのか?
38 将来、クラシック音楽の良さをどう伝えていけばいいか?
第3章 将来の演奏者に伝えたいこと
39 音楽以外の芸術を深めることの意味
40 自分の演奏を客観的に判断するには?
41 ジョプリンのラグタイムとピアソラのタンゴ
42 調子を保つために心がけることは?
43 演奏者にとって幸福とは何か?
44 共演者とのコミュニケーション
45 指揮の経験はフルート演奏に影響を与えるのか?
46 音楽家にとっての「運」とは何か?
47 音楽家にとっての「才能」とは何か?
48 指揮者との逸話
49 グラーフ先生に影響を与えた人物は?
50 失敗談
51 1939 年から1945 年にかけて
52 これからの音楽家へのメッセージ
■著者について
ペーター=ルーカス・グラーフ (Peter-Lukas Graf)
1929年1月5日、スイス・チューリッヒ生まれ。チューリッヒ音楽院でアンドレ・ジョネに、パリ音楽院でマルセル・モイーズとロジェ・コルテに師事。
そのキャリアはミュンヘン国際音楽コンクールで優勝したことから始まり、24歳の時にはイベールのフルート協奏曲をレコーディングして非常に注目を浴びた。ヴィンタートゥーア市立管弦楽団及びルツェルン音楽祭管弦楽団の首席フルート奏者を歴任しながら、徐々にソリストとして、また室内楽奏者として世界的に活躍。指揮者としても、ルツェルン歌劇場で1960年から1966年まで首席指揮者を務め、国内外で長きにわたって演奏活動に従事した。さらにバーゼル音楽院では1973年から1994年まで教鞭を執っており、同院教授として多くの後進を育成してきた。
1974年に初来日。それ以来、ソリストとしてあるいは講師として多数来日している。
また、各国で使用されているフルートの教則本の著者としても知られており、Schott Music社から『CHECK-UP(チェックアップ)』『Interpretation(美しいメロディーを作るための演奏原理)』『The Singing Flute(ザ・シンギング・フルート)』『Study with Style』が出版されている。録音では多数のCDが主にCLAVESレーベルから出されているほか、日本でもライブCD『コンチェルティーノ』(2013年6月)および『リサイタル』(2018年12月)がリリースされている。
国際的な受賞歴としては、クラカウ音楽大学名誉博士号(ポーランド)、アメリカフルート協会から生涯功績賞、イタリアのフルーティスト協会Falautから「金のフルート」生涯功績賞、ハンガリーではドップラーリング賞。
■監修者について
齋藤 寛(さいとう・かん)
フルーティスト。東京藝術大学卒業。第4回日本クラシック音楽コンクール、特別賞受賞。第51回日本学生音楽コンクール東京大会、奨励賞受賞。
■翻訳について
田原さえ(たはら・さえ)
ピアニスト。仙台市出身。武蔵野音楽大学・同大学院を経て、1990年ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学修了、オーストリア政府芸術修士を取得。東京と仙台とでリサイタルを開催(15回)。また、国際的にも活躍し、2008年6月にはプラハ放送交響楽団との協演も行った。公開レッスンなどでの通訳も数多くこなしている。
■協力者について
笠井 潔(かさい・きよし)
1947年生まれ。比田井洵、奥好寛、吉田雅夫の諸先生にフルートを師事。1970年東京大学理学部数学科卒業後、スイス、チューリヒ音楽院に留学し、アンドレ・ジョネ教授に1975年まで師事。同年卒業と同時にバーゼル交響楽団にソロフルーティストとして入団し、2009年定年退職。1987年-92年カールスルーエ音楽大学講師、1999年-2012年バーゼル音楽大学フルート科教授。
商品詳細
『フルートの響きを豊かにする52の質問~ペーター=ルーカス・グラーフ 舞台裏の哲学~』
定価:1,980円(10%税込)
仕様:A5判/152ページ
発売日:2021年6月29日
ISBN:978-4-636-97702-8
商品コード:GTB01097702
https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01097702
定価:1,980円(10%税込)
仕様:A5判/152ページ
発売日:2021年6月29日
ISBN:978-4-636-97702-8
商品コード:GTB01097702
https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01097702
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