トリコ・A演劇公演2021「へそで、嗅ぐ」 9月2日から東京・こまばアゴラ劇場にて上演決定 ― 私らはみんな、意味も使い道もない、ただのへそ。 ―
このたび、合同会社stamp(所在地:京都府)が運営するトリコ・Aは、『へそで、嗅ぐ』を2021年9月2日から東京・こまばアゴラ劇場にて上演いたします。
イベント詳細
http://stamp-llc.com/toriko_a/2021heso
■あらすじ
脳性麻痺を患う主人公は、小さな町にある小さな寺で、両親と暮らしている。彼女の定位置は大きな松の木のある庭に面した縁側。ある時は父の読むお経とともに、ある時は縫い物をする母とともに、彼女の毎日は過ぎていた。ある日、父が倒れ、彼女のもとへ初めてヘルパーがやってくる。ところが主人公は、ヘルパーとどう接して良いのかわからない。彼女は悩む。私はヘルパーに、何をしてほしいのか。そもそも私はいったい、何を望んでいるのか。
誰も知らない、でもみんなが知っている、脳性麻痺の、ひとの生活。
■『へそで、嗅ぐ]』について
人間は、情報の80パーセントを視覚で判断しているらしい。
ところが視覚で判断する際に重要となるのはそれ以外の感覚器官だそうだ。つまり、匂いや音や手触りを通じて目で捉えることが決まり、その「見えたこと」を通して情報を認識するということだ。つまり同じ情報に当たっても、受け止める身体によって全く違う認識になるのだということ。同時に、あまりに身体的にかけ離れた人のことは、いないとばかりに生活をしてしまう。同じでない、と思うからだ。でも、そもそも全員が同じでないのだ。本作品では、自分の身体で見ている世界では生きていない・知ることが出来ない人がいるという、普遍的かつ難解なテーマを、写実的に噛み砕き、異なった身体を持つ人々に伝えようとする作品である。
■公演概要
公演名 :トリコ・A演劇公演2021『へそで、嗅ぐ』
公演日程:2021年9月2日(木) 19:00
9月3日(金) 14:30◎/19:00◎
9月4日(土) 13:30/17:30
9月5日(日) 13:30◆□/17:30
9月6日(月) 14:30
(計8ステージ)
※受付開始・開場は開演の30分前
※全席自由席
[各種サービス]
◎字幕サービス(要予約、人数に限りがあります)
※タブレットから光が漏れる都合上、最後列をご案内いたしますことご了承ください。
◆託児サービス(要予約、人数に限りがあります)
□アフタートーク【トークゲスト:ウォルフィー佐野(サックス奏者)】
<キャスト>
豊島由香、福角幸子、高杉征司、芦谷康介、達矢、佐々木ヤス子、中筋捺喜、温井茜
<スタッフ>
舞台監督:下野優希、照明:池辺茜、音響:森永恭代、舞台美術:竹内良亮、作曲:山口茜、衣装:清川敦子、宣伝美術:坂本香名子、宣伝素材:渡部真由美、記録写真:松本成弘、舞台収録:堀川高志(kutowans studio)
制作:syuz'gen、宮田直人(ジャグリング・ユニット・フラトレス)、中筋捺喜(うさぎの喘ギ)、合同会社stamp
ドラマトゥルク:ウォルフィー佐野
協力:ジャグリング・ユニット・フラトレス、うさぎの喘ギ、大鹿展明、沖田ちひろ、寺川和江、帰山玲子、水上祐佳、山地美子
<提携>
有限会社アゴラ企画、こまばアゴラ劇場(東京公演)
<主催>
合同会社stamp
【チケット】
一般 :3,000円
65歳以上障碍者とその介助者:2,500円
青少年(24歳以下) :1,000円
※当日券は各500円増し
[東京]PassMarket
※事前精算可(コンビニ・クレジット決済、PayPay)
※当日精算クレジット決済可
(利用可能ブランド:VISA、Mastercard、AMERICAN EXPRESS、JCB、Diners Club、DISCOVER)
▼公式サイト
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