擾乱の京にだんだら羽織の剣客集団の威名轟く!! 壬生浪たちの修羅の軌跡を激烈コミカライズ。 『新選組血風録(二)』8月25日(水)より発売開始!
株式会社文藝春秋コミック編集部は文春時代コミックス『新選組血風録(二)』(原作・司馬遼太郎、作画・森秀樹)を刊行します。全国書店にて8月25日(水)より発売を開始します。電子版も同時配信し、マンガアプリでも配信を開始します。
没後25年、司馬遼太郎作品が待望のコミック化です。幕末動乱期の京都を舞台に、だんだら羽織をまとった最強剣客集団の軌跡を描いた傑作連作集を、『墨攻』や『戦国自衛隊』で知られる時代劇画の第一人者・森秀樹が激烈コミカライズしました。
第2巻に収録するのは、「虎徹」「前髪の惣三郎」「海仙寺党異聞」の3編です。
「虎徹」は、新選組局長・近藤勇の愛刀虎徹が実は贋作だった、という話。新選組の評判が洛中で高まるにつれ、近藤の虎徹も浮浪志士たちの間で恐れられるようになった。偶然、近藤は本物の虎徹を入手するが、実戦ではまったく斬れなかった……。
「前髪の惣三郎」は、新選組に入隊した加納惣三郎という若者をめぐる物語。女と見まちがえるような美貌の剣士をめぐって、新選組のなかで時ならぬ“同性愛騒動”が勃発、それが殺人事件に発展してしまう──。
「海仙寺党異聞」は、争いを好まず、会計方として新選組に入ったはずの長坂小十郎が、なぜか敵討ちに駆り出されてしまうという一篇──。
『新選組血風録』は週刊文春において2018年3月から2020年2月まで2年間にわたって連載され、動乱の京都を彩った剣客集団の群像描写と、緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。
文藝春秋では6月刊行の『幕末』(作画・森秀樹)を皮切りに、司馬遼太郎が活写した幕末動乱期をコミックで連続刊行しています。『新選組血風録(一)』(7月刊)、『新選組血風録(二)』(8月刊)に続き、9月15日に『新選組血風録(三)』が刊行されます。
NHK大河ドラマ『青天を衝け』や10月公開予定の映画『燃えよ剣』など、幕末時代を描いた映像作品が話題です。それにあわせてコミック版『幕末』『新選組血風録』を刊行することで、従来の司馬ファンや劇画ファンだけでなく、幅広い読者を獲得することができるのではと考えています。ご期待ください。
■書誌情報■
書名:新選組血風録(二)
販売価格:900円(税別)
体裁:B6判 並製カバー装
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901063
■関連情報■
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◎『epub viewer for twitter』で無料試し読み版を公開中
◎文春オンラインで短期集中連載
https://bunshun.jp/category/shinsengumi
◎コミック総合サイト「pixivコミック」で連載中
https://comic.pixiv.net/works/7580
◎マンガアプリ「LINEマンガ」で8/25より配信開始
◎マンガアプリ「ピッコマ」で8/25より配信開始
■著者プロフィール■
司馬遼太郎(しば・りょうたろう)
1923年大阪府生まれ。産経新聞在職中の60年に『梟の城』で直木賞を受賞。66年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』による菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。主な著書に『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『花神』『関ヶ原』『功名が辻』『菜の花の沖』など多数。幕末時代を扱った作品としては、『燃えよ剣』『幕末』『最後の将軍』『十一番目の志士』『峠』などがある。96年、逝去。
森秀樹(もり・ひでき)
1961年鳥取県生まれ。82年、「増刊少年サンデー」に掲載の「チェイサー」でデビュー。95年、『墨攻』(原作・酒見賢一)で小学館漫画賞を受賞。主な著書に『ムカデ戦旗』、『新・子連れ狼』(原作・小池一夫)、『戦国自衛隊』(原作・半村良)など。
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