TikTokで話題急上昇の3人組音楽アーティスト「TENSONG」が行う SNSのマーケティング的戦略についてのインタビュー記事を公開
ANLA事務所は、TikTokで80万フォロワー、YouTubeの総再生回数2,485万回を誇るSNSで話題沸騰中の三人組音楽ユニット「TENSONG」の所属事務所代表である「しゃちょ」のインタビューを公開いたしました。
結成から約1年間でここまでフォロワーを獲得できた裏側の、綿密に練られたマーケティング戦略について紹介していきます。
■TikTokフォロワー80万人に至るまでの戦略とは?
結成から約1年、驚異的なスピードでフォロワーを伸ばし続ける「TENSONG」。
彼らがここまでの成長を遂げたのはプロデューサー「しゃちょ」こと前本龍志氏の存在が大きいと言えます。彼はSNSマーケティングを学んだ自身の経験から、TENSONGの「視聴者を飽きさせない仕組み」を生み出しました。
■視聴者を飽きさせない仕組み
僕はもともとSNSマーケティングを学んでいて、「TENSONG」に対して上手く活用できないかと考えました。そこで「TENSONG」のTikTok戦略を大きく二段階に分けて指針を立てました。まず、『視聴者の関心を得る』という段階です。この段階では視聴者のおすすめ動画として載る頻度を増やすことによって、TENSONGの存在をもっと知ってもらうということを意識しました。このおすすめ動画というのはTikTok上の「おすすめ」というフィードを指すのですが、各ユーザーが興味を持ちそうなコンテンツやクリエイターを簡単に見つけられる機能です。
各ユーザーのおすすめ動画に載るために、この頃の動画は視聴者に対して「インパクト」を与える動画作りを心がけて制作をしていました。また、視聴者が見てくれる可能性の高い時間帯を選んで投稿し、より多くの視聴者に見てもらうことを常に考え動画制作に励みました。
この方法を2か月続けたところで人気が出始めたという手ごたえがあったので、二段階目の戦略として『秒数が長い動画』を投稿するようになりました。この際、視聴者が途中で視聴をやめるリスクを考えて、歌だけでなく歌詞もつけて投稿しました。聴覚・視覚的に刺激を与え、長い動画に対して視聴者を飽きさせない工夫を加えました。
最近ではTikTokのみならずYouTubeにも力を入れ始め、より視聴者の方に「TENSONG」を見ていただける機会が増えたと実感しています。また楽曲制作、グッズ制作と幅広く展開しており、今後はコラボグッズなどに注力していきます。
■新曲「纏(まとい)」がLINE MUSIC 2位を獲得
7月24日にリリースされた新曲「纏」はLINE MUSICで2位にランクイン、YouTubeのMVでは2週間で26万回も再生されるなど、中高生から20代と幅広い年齢層に人気の曲となっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RSM5XqFlUkI
この曲はボーカルたか坊の失恋を元に制作され、失恋した後も相手のことを忘れられない、どこかもどかしい気持ちが歌詞に表れています。また「誰に何を言われようが君を愛していたかった」という歌詞には「ジェンダー目線」の意味も含まれており、差別や誹謗中傷が現存するジェンダーの方々に対して「誰かを好きになるということに自信を持って大丈夫なんだよ!」とエールを送っています。
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