LINE Fukuoka、「eコミュニケーショングランプリ」 選考委員特別賞受賞
在宅勤務下においても「従業員同士の自発的なコミュニケーション」を生み出した点が高評価
LINE Fukuoka株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長:落合 紀貴、以下 LINE Fukuoka)は、企業のリモートワーク下でのコミュニケーション施策を表彰する「eコミュニケーショングランプリ」で、2021年度選考委員特別賞を受賞いたしましたのでお知らせいたします。
LINE Fukuokaで働く魅力のひとつは、様々なバックグラウンドを持ち、多種多様な仕事に取り組む1000名以上の従業員、すなわち「同じ会社で、共に働く人」です。
在宅勤務導入で出社率は2割になり、会社や従業員との接点減少は、視野の狭まりやエンゲージメント低下を招くことを懸念しました。
そこで、経営層と従業員、従業員と従業員が相互コミュニケーションできることをテーマに、以下の6つの場をオンラインにて設計いたしました。
(1) 経営層と従業員の交流
・オンラインでも一体感を醸成!経営方針発表会
・経営層と従業員のカジュアルコミュニケーションの場
・他部署のリーダーに出会える従業員公開インタビュー
(2) 従業員と従業員の交流
・オフィスの雑談に変わる従業員参加型メルマガ
・部署の垣根を超えたオンラインシャッフルランチ
・リーダーの相互理解を促すオンライン全社リーダー会
1,000名を超える従業員と従業員、従業員と経営層の「CLOSING THE DISTANCE」(※)の実現と、自発的な次のコミュニケーションが生まれる「コミュニケーションを生むコミュニケーション」を目指しました。
※LINEグループのミッション。人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めること。
■「eコミュニケーショングランプリ」審査委員による評価コメント
従業員からのフィードバックを生かしたさまざまな施策で、エンゲージメント向上、従業員同士のコミュニケーション向上の両方を実現している。関係人口が多く、パパママサークルなど、従業員の自発的な活動が生まれているところも非常に良い。
■LINE Fukuokaの施策紹介ページ
https://www.g-soumu.com/ecg/winners.html
■「eコミュニケーショングランプリ」とは
リモートワークの急激な広がりにより、従業員同士のコミュニケーション不足が企業の大きな課題となっている。
リモートワーク下でのコミュニケーションの工夫や知見を共有する場、取り組みを称え合う場を作ることを目的とした「参加型」のグランプリ。
■選考委員特別賞を受賞した、LINE Fukuokaの社内コミュニケーション施策詳細
(1) 経営層と従業員の交流
・オンラインでも一体感を醸成!経営方針発表会~LINE Fukuoka Kick-off Meeting 2021~
●概要
年度始めに方針を共有する全社集会。企業理解深化と意識統一を促す。2021年は初のオンライン開催に挑戦。
●「人と人との距離を縮める」仕掛け
・事前に募集した質問に、経営陣がその場で回答
・社内の様子や仲間の表情、LINEグループTOPからのビデオレターが入ったオープニング動画公開
・開催後、公式ブログで社内外に舞台裏を発信
●効果
・定量効果:コンテンツ満足度・理解度96%以上
業務意欲向上度94%(前年11Pt up)
・定性効果:会社の「今」への理解を促し、一体感の醸成につながった
・従業員コメント:「経営陣の考えを聞く事で刺激になった」「“同じゴールを目指し、同期し続ける”ための動画内容だった」
・経営層と従業員のカジュアルコミュニケーションの場~COO Round Table~
●概要
月一開催。
COOメッセージの全社ライブ配信。方針達成に向け、経営層と従業員がオープンにコミュニケーションをとれる集会。
●「人と人との距離を縮める」仕掛け
・高頻度かつカジュアルなライブ配信(「タイムリーに業績発表をしてほしい」という従業員の声がヒントに)
・SlackチャンネルやZoomを活用しQ&A実施。答えきれなかったものも後日回答。聴くだけでない、双方向のコミュニケーションを実現
●効果
・定量効果:参加率 78%、満足度89%、理解度93%、業務意欲度82%
・定性効果:情報と「経営層との接点」をオープンにすることで、従業員がより会社を身近に感じるようになった
・従業員コメント:「今までの動画やライブの中で、経営層を一番身近に感じられた」 「チャット欄がある事でにぎやかだった。名残惜しいぐらい」
・他部署のリーダーに出会える従業員公開インタビュー~LINE Fukuoka Channel~
●概要
2021年2月~隔週開催。
部長級以上のリーダーをゲストに迎え、公開インタビューをZoomで全社配信。
●「人と人との距離を縮める」仕掛け
・「ひと」の魅力を引き出すインタビュー項目
・ゲストと参加従業員がコミュニケーションを取れるよう、Q&Aの時間や、事後アンケートのメッセージ欄を準備
・複数ゲストの対談を実施し、リーダー同士のコミュニケーションも促す
●効果
・定量効果:2021年6月現在までで、のべ352名参加
参加者98%がゲストや活動に興味を持つきっかけになったと回答
・定性効果:リーダーと従業員の心理的な距離を近づけた
・従業員コメント:「仕事面以外での話を聞くことができ、以前よりも距離が近く感じられるようになった」「ゲストの個性を引き出していてとても面白かった」
(2) 従業員と従業員の交流
・オフィスの雑談に変わる従業員参加型メルマガ~LFK Press Weekly~
●概要
2020年4月~6月の間に週1配信。
リモートワーク本格導入開始時、オフィスでの雑談に代わるコミュニケーションとして、期間限定で配信。
●「人と人との距離を縮める」仕掛け
・従業員の近況が分かるQ&A形式のコンテンツがメイン
・同僚と雑談しているような気持ちになれるよう、カジュアルな表現を意識
・配信サポーター(情報提供や意見交換で協働)を全社より募集し、従業員参加型プロジェクトにした
●効果
・定量効果:読者のうち95%が「気分転換に役立った」70%が「雑談のきっかけ/代わるコミュニケーションとして役立った」と回答
・定性効果:社内での雑談に代わる情報発信を実現
・従業員コメント:「毎回楽しみにしていた」「読むと気分が明るくなった」「ほどよく肩の力が抜けるコンテンツを楽しみました」
・部署の垣根を超えたオンラインシャッフルランチ~Virtual Cafe~
●概要
2020年10月~12月毎週開催。
お昼休み、共通のテーマ・関心がある従業員が参加(事前応募制)。テーマトークや雑談を楽しむ
●「人と人との距離を縮める」仕掛け
・参加人数によって、Zoomのブレイクアウトセッションを活用。発言しやすい規模感に調整
・運営側から1名以上参加。ファシリテーターとして会話を促す
・全社アンケートでテーマ募集し、ニーズに沿った内容に
●効果
・定量効果:11回実施、のべ168名参加。満足度91%
・定性効果:部署や業務の垣根を越えて従業員がつながった
・従業員コメント:「継続してほしい」「一人暮らしで、近くに知り合いもほぼおらず、リモートワークで人と話す機会がさらに減ってしまった。また参加したい」「社内の人たちの雰囲気が知れて良かった」
・リーダーの相互理解を促すオンライン全社リーダー会~全社リーダー会~
●概要
月に1度開催。
方針達成に向け、リーダー同士がオープンにコミュニケーションをとる場。リーダーのプレゼンテーションがメインコンテンツ。
●「人と人との距離を縮める」仕掛け
・一体感を高めるためバーチャル背景を揃えて開催
・自組織の方針や取り組みをリーダー自身がプレゼンし、質疑応答・事後アンケートでコミュニケーションを取るコーナーを新設
・アーカイブを全従業員へ公開
●効果
・定量効果:満足度・理解度 80%以上 ※年間平均
・定性効果:発表された組織の取り組みに対して、横連携につながりそうなコメントが寄せられた
・従業員コメント:「連携をより密にしたい」「(発表された取り組みを)自分のチームの事業でも生かしたい」
LINE Fukuokaはこれからも、社内コミュニケーション施策に取り組み、在宅勤務下においても部署の垣根を超えて従業員が同期し、共にチャレンジし続ける組織づくりに努めてまいります。
<ご参考>
LINE Fukuokaの、在宅勤務下の社内コミュニケーション活性化の取り組みは、オウンドメディア「LINE Fukuoka Press」におまとめしております。
・部署の垣根を超えた交流を生む、在宅勤務下のコミュニケーションのアイディア
・在宅勤務におけるチーム力強化の工夫
<会社概要>
【LINE Fukuoka会社概要】
社名 :LINE Fukuoka株式会社
本社所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル12F
代表者 :代表取締役社長 落合 紀貴
資本金 :490百万円 (2018年1月時点)
設立日 :2013年11月18日
主な事業内容:LINEおよび関連サービスの開発・クリエイティブ・運営・事業企画など
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)