サッカーの動きを取り入れた、高齢者のための新しい 機能訓練プログラムをINAC神戸レオネッサと共同開発
~第一弾は日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」開幕にあわせたリリースで 楽しく心身機能向上のさらなる高まりを狙う、YouTubeで特別製作版を一般公開~
全国で高齢者介護事業を展開する株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 清彦)は、当社が進める「イマドキシニア」プロジェクト(*1)の一環として、オフィシャルサプライヤーを務める(*2)兵庫県神戸市を本拠地とする女子プロサッカーの名門「INAC神戸レオネッサ(以下、INAC)」と、サッカーの動きを取り入れた高齢者のための新しい機能訓練プログラムを共同開発しました。
第一弾は、心身機能向上のさらなる高まりを期待して日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ(Women empowerment League)」が開幕する2021年9月にリリースします。あわせて9月20日の敬老の日から当社が運営する「香露園(こうろえん)ケアセンターそよ風(*3)」をはじめ、INACが拠点とする神戸近郊の施設より、日々の機能訓練プログラムとして実践開始します。その後、全国の施設に順次拡大し、さらに広く多くの方々に実践いただき、フレイル・介護予防に役立てていただけるよう、YouTubeでも特別編集版を一般公開いたします。
■国内初、現役プロスポーツチームと介護事業の企業が手を組み機能訓練プログラムを開発
本プログラムの開発には、INACのトップ選手をはじめトレーナーや強化部長、当社からは理学療法士、看護師、フィットネス有資格者など多くの専門職が携わりました。現役の選手やスポーツチームと介護事業を手掛ける企業が高齢者のための機能訓練プログラムを共同開発するのは国内では例がありません(*4)。
スポーツはエンターテイメントとしての魅力はもちろん、健康づくりやフレイル予防としても期待が持てることから、本プログラムは、こうしたスポーツの有する力を最大限に活用するものです。また身体機能の改善・向上のみならず、生きがいや趣味、刺激など、精神的な活力にもつなげたいという思いを込め、INACが初陣する「WEリーグ」開幕の9月にリリースすることにしました。
本プログラム動画では、INACの牛島 理子選手と菊池 まりあ選手が実演。機能訓練を通じて親しみのあるINAC選手やクラブを応援することで得られる楽しみ、活躍する姿を見ることによる刺激など、新しい価値観や生きがいにつなげ、スポーツと介護予防のかけあわせによるさらなる効果の高まりを期待しています。
■座位のまま実施できるプログラム、身体のバランス感覚を整え転倒予防に効果
高齢者の筋力の弱まりは転倒につながり、それがきっかけで介護の必要度が増すケースも多くみられることから、本プログラムではより多くの高齢者が無理なくしっかりと継続できることを念頭に、すべて椅子に座ったままでできる内容で構成しました。
本プログラムの最大のポイントは、INACのトレーナーおよび選手の知識とノウハウが詰まっているだけでなく、サッカーの動きや雰囲気を感じることができることです。座ったまままでも上半身と足の裏までを含む下半身を効率よくしっかりと使うことができ、筋力アップや持久力、身体のバランス感覚などを整え、高齢者の転倒予防への効果が期待できます。
(YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCyXjLdcDI1-M9NcixApnVKg/about ※9月21日よりご覧いただけます)
■今後の予定
今後は当社が運営する全国の施設で本プログラムの導入を予定しており、第二弾以降も継続的な取り組みとしていきます。さらに、サッカー以外のスポーツチームとも機能訓練プログラムの共同開発を行い、当社施設利用者への新サービス提供、および当社施設のみならず広く多くの高齢者にスポーツのチカラを取り入れたフレイル・介護予防となる取り組みを広めていく計画です。
<参考>
■INAC神戸レオネッサについて
兵庫県神戸市を本拠地とし「神戸から世界へ」をテーマに勝利に向かって突き進む女子プロサッカークラブ。2021年9月に開幕の日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ(Women empowerment League)」に参入。
なでしこリーグをはじめ、皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会にて多数優勝を誇る。また、サッカー日本女子代表なでしこジャパンの選手を多数輩出するプロサッカークラブです。
(ホームページ: https://inac-kobe.com/ )
■株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティについて
全国346拠点(688事業所)(*5)を通じて介護事業を展開し、高齢者の生活と自立を支援しています。また、高齢者をさらに支える新サービスの開発、自宅の生活と認知機能をサポートする高度な見守りサービスの研究を進めるなど、高齢者がアクティブに、介護が必要になっても穏やかに、誰よりも自分らしく暮しつづけられるよう「介護」の枠にとらわれない、新しい事業を目指しています。(ホームページ: https://corp.unimat-rc.co.jp/ )
<補足>
(*1) 「イマドキシニア」プロジェクト
ユニマット リタイアメント・コミュニティの示す「イマドキシニア」とは、主に1950年代生まれの高齢者で、高度経済成長期における豊かな生活のなか、テレビなどの娯楽、スポーツなどが身近な存在となり、個性豊かな価値観をもちながら過ごしてきた世代です。当社ではかねて、この「イマドキシニア」に対し、これまでの介護保険サービスに加え、未来社会を見据えた人生・生活背景にフィットする多様性のあるサービスを開発の必要性があると考え、新サービス開発と、地域活性化を目指すプロジェクトを始動しました。
(*2) 2021年6月9日発行「アイナックフットボールクラブ 6月1日協業開始」プレスリリース
https://corp.unimat-rc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/2fe1ca4aecee95a3843a972919d9e0d4.pdf
(*3) 香櫨園ケアセンターそよ風/兵庫県西宮市上葭原町4-2
サービス(定員):デイサービス(定員 25名)、ショートステイ(45名)
https://www.unimat-rc.co.jp/shisetsu-zaitaku/283501
(*4) 当社調べ
(*5) 2021年8月末時点
プレスリリース添付資料
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