生活者インサイトからのSDGs考察に向け、 伊藤忠ファッションシステム「ifsナレッジ開発室」、 共同印刷「WIC@LAB(ウィカラボ)」の共創により 8つのSDGsペルソナを開発
伊藤忠ファッションシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:駒谷 隆明)が運営する「ifsナレッジ開発室」と、共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:藤森 康彰)が運営する「WIC@LAB(ウィカラボ)」は、それぞれが所有するマーケティングデータを活用した共創ワークショップにより、8つのSDGsペルソナを開発しました。今後、合同セミナーやワークショップなどを通して、参加企業様とともにSDGsインサイトへの考察を深めていきます。
※インサイト:意識されていない、行動の動機・本音のこと
女性の働き方が変化し、価値観やライフスタイルの多様化が進んでいます。コロナ禍においては新しい生活価値が生まれていますが、中でも環境や多様性などSDGsに関わる社会的なムーブメントが広がり、女性インサイトへの影響は大きいととらえています。
しかしビジネスサイドの環境配慮製品開発やESGなどSDGsへの投資が進む一方で、生活者は冷静に受け止め、市場としての経済合理性を見出すまでには多くの課題を残しています。
こうした環境の中、SDGsを生活者(女性)インサイトの視点から深く考察することを目的に、それぞれ性質の異なるマーケティングデータを保有する2社でペルソナ共創ワークショップを行いました。WIC@LABの開発したペルソナキューブに搭載するSDGsペルソナスケルトンをベースに、伊藤忠ファッションシステム「ifsナレッジ開発室」の所有する「世代」「気分」「見た目」分析データを合わせることで、親世代&子世代のSDGsインサイト(気分)を的確に捉えた8つのペルソナを開発することができました。この8つのペルソナは、SDGsに関わるこれからの市場変化、そして未来の社会を予測するため、セミナーやワークショップを通して活用していきます。
伊藤忠ファッションシステム株式会社 ifsナレッジ開発室では時代の変化を捉える指標として「世代」「気分」「見た目」に着目し、1995年から経年で生活者インサイトの分析と消費・ライフスタイルのトレンド分析を実施。トレンド事象や注目ターゲットに関する共同調査の設計・運営や商品企画開発、マーケティング・ブランディング支援など、ifs独自ノウハウと知見に基づく、クライアントの課題解決支援を行っています。
WIC@LAB(ウィカラボ)は、多様化する女性の価値観やインサイトを研究し、新たなマーケティング手法を創出するマーケティング・ラボです。2020年6月に発足し、下記3つのテーマで活動しています。
1.女性インサイト研究
2.マーケティング手法の開発と人材育成
3.ペルソナキューブ(R)を活用した次世代マーケティング基盤研究
今後、ifsナレッジ開発室とWIC@LABは、相互のデータを活用した研究を継続し、生活者のインサイトを多角的に分析することで、マーケティングの新たな価値の創出、そして課題解決に取り組みます。
当社は、オリジナル世代知見の多角的な活用に向けた共創プロジェクトを推進するとともに、クライアント企業様のマーケティング・ブランディング支援に励んでいきます。
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※挿絵別案
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