SBI証券がネットムーブ提供の 「saatポケパスFIDO認証サービス」を採用

ネットムーブ株式会社(本社:東京都千代田区六番町、代表取締役社長:石上 尚宏、以下「ネットムーブ」という)の提供する「saatポケパスFIDO認証サービス(*)」が、株式会社SBI証券(以下「SBI証券」という)のアプリ(SBI証券スマートアプリ)に採用されました。


(*)FIDO(Fast Identity Online)とは、FIDOアライアンスによりオンラインの認証技術の規格で、生体認証機能等を利用することでセキュリティ性とユーザビリティの両立が可能となります。FIDOを採用した「saatポケパスFIDO認証サービス」はネットムーブが提供する認証サービスで、SBI証券が証券会社では初の導入実績となります。

※FIDO(R):FIDOアライアンスの登録商標です。



■FIDO導入のメリット

FIDO認証は本人認証を生体認証機能等(生体認証及びパスコード)により行い、その認証結果だけを認証サーバに送信し、事前登録したユーザ情報と照合することで認証を完結させます。そのため、ユーザによる面倒なログイン時やお取引時のID、パスワード入力が不要となり、スマホ端末上、ネットワーク上、サーバから認証情報が盗み取られることがありません。近年、ID、パスワードの窃取による不正な被害が拡大していますが、FIDO認証であれば生体認証等を突破することができないため、このような被害を防ぐことが可能となります。セキュリティ性を担保しつつ、煩わしいパスワード管理も不要となることで導入事業者にもユーザにもメリットが享受できます。


<FIDO認証イメージ(各認証の要点を示すイメージ)>

FIDO認証イメージ(各認証の要点を示すイメージ)


■「saatポケパスFIDO認証サービス」について

「saatポケパスFIDO認証サービス」ではFIDO導入に必要なリソースとして、クライアント向けの機能モジュールとAPI及び認証用のサーバ(クラウドサービス)をご用意しています。1から構築するよりも短期間且つ安価での提供が可能です。


saat ポケパス FIDO 認証サービス


■ネットムーブについて

ネットムーブは住信SBIネット銀行の完全子会社です。ネットムーブが提供する「saat(サート:セキュリティ及び認証サービスの総称)」は、不正送金対策サービス「saat netizen」、スマートフォン向けセキュリティアプリ「secure starter」など、延べ100以上の金融機関で提供実績があります。


会社名      :ネットムーブ株式会社

本社       :東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル3階

設立       :2000年2月

従業員数     :41名

資本金      :1億円

事業       :決済代行サービス関連業務

          情報ネットワークシステムの企画開発、設計、

          運用コンピュータソフトウェアの開発、販売

          インターネット上のマーケティング・

          コミュニケーションの企画、制作、運営

売上高      :3,745百万円(2020年度)

株主および持株比率:住信SBIネット銀行 100%

免許・認証    :一般第二種電気通信事業者 届出番号:A-13-4871

          プライバシーマーク 認定番号:第10820958号

          PCIDSS Ver3.2 完全準拠 登録番号:ICMS-PCI0084

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