農園の「トイレ建設」を応援するクラウドファンディングを 11月17日に開始！リターンはブルーベリー樹のオーナーの権利

2021.11.16 10:00

信州の大自然の中で14年間安心安全にこだわり約1,200本のブルーベリーを栽培する上高地ブルーベリー園(所在地：長野県松本市、園主：大月良則)は、農園に「トイレを建てる」プロジェクトをクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて11月17日(水)に開始します。

ブルーベリー1

「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト

https://camp-fire.jp/projects/view/506832

■概要

コロナ禍で、農福連携という新たな取り組みを始めた私達ですが、そこには大きな落とし穴がありました。それは…トイレ！畑のど真ん中には水道も、下水道もありません。猛暑の中で安心して働くためにはトイレが必要。トイレを建てたい！それも障がい者の皆さんは和式汲み取り式トイレは使いずらいので洋式水洗トイレが欲しい！ただ、新型コロナウイルスの影響で厳しい経営が続く中、自己資金のみでの建設が厳しい。

そこで、この度私達は「トイレ建設」を目的としたクラウドファンディング(目標額210万)にチャレンジします！

■背景

当園ではコロナ禍の苦境に負けない！と、今年よりかねてより交流のあった障がい者施設の皆さんと本格的に農福連携の取り組みを始めました。しかしながら、ブルーベリーの収穫時期は年間で最も暑い時期。さらに、近年の地球温暖化により「猛暑日」が急激に増加する傾向にあります。水分補給をこまめに行う必要が出た結果、使いやすい洋式トイレが必須となりました。

そして追い打ちをかけるように、農園のトイレが故障してしまい、今回のクラウドファンディングに挑戦いたしました。

■特徴

1. リターンでブルーベリーのオーナーに！

美味しいブルーベリーと出来上がったトイレを見守って応援していただくべく、来年1年間ブルーベリーの樹のオーナーの権利をリターンに！オーナー樹には1年間名札を付けます。

応援していただいた金額により、約700g～4kg程度の量のブルーベリーが収穫できます。

2. 農福連携の取り組み

当園では交流のあった障がい者施設の皆さんがコロナ禍で収入が減少した状況を踏まえ、農園での農作業やジャムの委託販売を担当してもらうことで就労や生きがいの場を生み出しつつ、化学合成農薬を使わないため人手が必要な園の問題も解決する、農福連携に取り組んでいます。

また、地元の特別支援学校の生徒さんのブルーベリー収穫体験も受け入れています。

3. 環境と使用する人に配慮したトイレを建てよう！

【目標】

・上下水道が無く、排水出来ない場所でも使用できる衛生的で限りなく無臭に近い水洗式

・排泄物をバクテリアにより分解させて、その水を処理水として循環させる仕様