日本能率協会総合研究所、Insight Tech社と提携 “高齢者の不満”を活かして「シニア向け商品開発支援」を強化
株式会社日本能率協会総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:譲原 正昭、以下 JMARと表記)は、株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 友博)と共に、高齢者を対象とした新商品コンセプト創出プログラムにおける協業を開始いたします。
JMARは下記のリサーチインフラ・レポートを活かし、高齢者マーケティングに取り組む企業に対して新商品コンセプト創出プログラム(リサーチ&コンサルティング)を提供してきました。
・60~90歳までの高齢者に調査可能な「6090リサーチモニター」
・60~90歳を対象とした国内唯一の高齢者アンケートレポート「高齢者6090レポートシリーズ」
・国内最大級のビジネスライブラリ「MDB(マーケティング・データ・バンク)」
このたび、このプログラムで活用するデータベースとして、Insight Techが運営する不満収集プラットフォーム「不満買取センター」に蓄積された「高齢者の不満データ」を組み込む運びとなりました。
「不満買取センター」に投稿される不満データの中には、「○○だったら良いのに」や「○○してほしい」等、高齢者が生活の中で思いあたる様々な「未充足ニーズ」が定性情報として含まれています。この「定性的な未充足ニーズ」を活用データとしてプログラムに組み込むことで、アンケートデータでは気づきが得られにくい高齢者のインサイトに迫ります。具体的には、プログラムにおけるSTEP2&3にて、不満データを積極的に活用いたします。
これまで主に主婦層を中心に活用されてきたこの不満データを、今回、新たに高齢層の不満に着目するかたちで共同研究を行った結果、これらの蓄積されたデータがシニア向け商品開発のために非常に有効であることが確認できたため、今回の協業に至りました。
上記により、企業が目指すべき高齢者に対する価値提供について考察を深め、より魅力的な新商品コンセプトにたどり着く可能性を高め、企業の「ニーズを捉えた新商品コンセプト開発」を強力に支援します。
【日本能率協会総合研究所(JMAR)について】
JMARは官公庁の政策立案・計画立案のための調査研究事業と、民間企業のマーケティング、コンサルティングを行う調査研究事業、および、会員制のビジネス情報提供サービス事業を提供しています。
設立:1984年4月
【Insight Techについて】
Insight Techは、生活者の不満とその背景にある価値観変化を「スピーディ」かつ「客観的」に見つけ出し、社会の「不」を解消するエキスパート。68万人の会員からなる「不満買取センター」を運営し、2,600万件超の不満データから自然言語処理とマーケティングの知見で新たな価値を読み解くインサイトドリブンによって、あらゆる領域の企業様と価値共創を推進しています。
設立:2012年6月
【セミナー告知】
●オンラインセミナー開催のお知らせ
このたび12月3日に、Insight Tech社との協業を記念して、当社の高齢者マーケティング支援の概要をご紹介するセミナーを開催いたします。
高齢者マーケティング支援で必要な視点・検討フレームをご説明したのち、Insight Tech社の「高齢者の不満データ」をご紹介し、さらにこの「高齢者の不満データ」からコンセプト案を創出するプロセスを解説いたします。
経営企画やマーケティング部門のマネージャークラスの方、また新事業や新商品の企画開発にかかわるご担当者の方にぜひお聞きいただきたい内容です。みなさまのご参加をお待ちしております。
【詳しくはこちら】
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