ファン向けコンテンツの信頼性向上につながる、 唯一サインデータの生成、管理、活用に関する 共同プロジェクト「Di-Sign(ディサイン)」を発表
株式会社ピージーエヌ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:福田 幸二、以下 ピージーエヌ)は、図書印刷株式会社(所在地:東京都北区、代表取締役社長:川田 和照、以下 図書印刷)、株式会社ワコム(所在地:埼玉県加須市、代表取締役社長兼CEO:井出 信孝、以下 ワコム)との共同プロジェクト「Di-Sign」について、ワコム主催のクリエイティブイベント「Connected Ink 2021」(開催期間2021年11月16日~17日)のセッション「Di-Signが生み出すサインの可能性」にて発表いたしました。
≪Di-Signプロジェクトの概要≫
■コンセプト
本人証明として使われてきたサインを価値あるものとして捉え、“価値の作り方”“扱い方”“保護管理の仕方”そして“必要性と可能性”を提示します。
■Di-Signの提示「価値物たるサインの新しい形式」
Di-Signアプリケーションで生成されたデータ(=サイン、メッセージ、)は、“だれがいつ書いたか”確証された唯一のサインとして保証され、正しく活用していくために保護と管理をします。
■Di-Signとは
サイン及びサインを含むコンテンツを電子的に記録保存するアプリケーションです(初期にiOS、将来的にWindowsに対応)。サイン単体のほか、「手描きメッセージ」「イラストとサイン」や「写真とサイン」など、多様なシチュエーションのサインに対応。
表現力の高い描画ブラシと操作が容易で誰でも手軽に使えるペイントツールライクなユーザーインターフェイスとなっています。
≪「Connected Ink 2021」セッションでの各社の登壇内容について≫
■背景とコンセプト(図書印刷:高橋 就亮氏)
『Di-Signはサインいわゆる署名に焦点をあてた仕組みです。サインを書くという行為は、本人である、本人のものであるという、大切な役割を担っています。価値物として扱われ、本人のサインである確証の必要性が上がった時代の変遷に合わせて、純正なサインを作り、管理して活用するという形が必要です。』
■仕組みと技術(ピージーエヌ:柳澤 和起氏)
『Di-Signは、初期はiOSへの対応したアプリケーション。及びWEBサービスです。Di-Signの仕組みの特徴として、簡単に扱えるUIをベースに、表現力の高いブラシを印刷解像度に耐えるサイズで作成できる描画システムと、データを扱いやすいレイヤーファイル構造。サインデータの発行と保管、サインコンテンツに関する関連データの付与を行うことができる管理機能。管理者がサインデータに対して記録した情報に任意で関連情報を登録と公開ができる情報機能。作成したサインデータをコンテンツとしてフィジカルなグッズ化をする補助機能。以上の「描画」「管理」「情報」「コンテンツ」の大きく分けて4つの機能がある』
■署名技術の活用(ワコム:石井 亮次氏)
『「Wacom Ink for signature」というインク・署名技術を活用するポイントは、「手書きサインから取得する個人固有の筆跡データを証跡として残して、本人の意思に基づいて署名がなされたことの証明可能性を担保できる点」、にあると考えます。』
■仕組みの活用の可能性について
『クリエイターに作品とまた違った側面のある「手描きのメッセージ」として残してほしい、創作活動の「生きた証」・「人生の軌跡」をサインと共に遺すという意味で、クリエイターの方々にとって意味深い試みになるのではないか。』
『著名人やクリエイターに限らず、いろんな業種、カテゴリの方々に、未来に想いと記録を残すことにDi-Signを活用してほしい』
『サイン、メッセージなど様々な瞬間をDi-Signで残していけたらと考えている。』
『これといった特定の使い方ではなく、様々な方に用途を提案いただきたい。』
と締めくくりました。
当セッション内容及び関連動画については、下記URLにて確認できます。
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