《第7回AGEs糖化測定セミナー／医師・歯科医師・薬剤師向け無料ウェビナー》 Section 2：シドニー大学医学部教授　 Dr. Alicia Jenkinsによる『小児および成人糖尿病における慢性合併症と非侵襲的皮膚自家蛍光測定との関連、並びに眼・神経・心臓を評価するその他の非侵襲的測定』11月28日(日)朝10時開催

2021.11.24 12:45

この企業へ連絡する

セリスタ株式会社(東京都千代田区、代表取締役：伊藤承正)は、2021年11月28日(日)に医師・歯科医師・薬剤師・医療従事者向け無料オンラインセミナー『小児および成人糖尿病における慢性合併症と非侵襲的皮膚自家蛍光測定との関連、並びに眼・神経・心臓を評価するその他の非侵襲的測定/シドニー大学医学部教授Dr. Alicia Jenkins』を同時通訳付きで開催します。

Alicia Jenkins先生見どころ

《講師紹介》

シドニー大学医学部NHMRC臨床研究センター教授のAlicia Jenkins先生は、オーストラリア、アイルランド、英国、米国などでの豊富な勤務経験を持ち、セントビンセント病院(メルボルン)で臨床研究を行っています。終末糖化産物(AGEs)の影響や糖尿病ケアにおける糖尿病合併症の予測と予防に特に関心を持ち、臨床試験やバイオマーカー分析を含む臨床および基礎科学研究を行っています。業績は420編を超える医学論文出版の実績があり、引用数は11,400回以上です。現在は国際糖尿病連盟西太平洋地域執行評議会の会長を務め、さらに糖尿病援助NGOインスリン・フォー・ライフ( https://www.insulinforlife.org/ )の会長を務めています。彼女の研究チームは、オーストラリア、米国、香港、タジキスタンの臨床研究などで「AGE Reader mu*」を活用しています。

*「AGE Reader mu」＝非侵襲終末糖化産物測定器(日本国内で承認医療機器)

《今回の見どころ/主な学習のポイント》

1)糖尿病合併症におけるAGEsおよびその他の危険因子の役割を検討する

2)糖尿病における非侵襲的・臨床的および非臨床的組織損傷の皮膚自己蛍光(SAF)との関連を理解する。

3)将来の心代謝疾患に対するSAFの予測力を理解する

4)潜在的なAGE関連の治療薬と臨床現場や研究におけるSAFの使用を検討する。

※SAF= skin autofluorescence(AGE Readerによる皮膚自家蛍光測定値)

《AGEs：Advanced Glycation End-products/終末糖化産物》

グルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)などの単糖は蛋白質や脂質、核酸のアミノ基と非酵素的に反応してシッフ塩基、アマドリ化合物を形成します。その後この反応は緩やかに不可逆的な脱水、縮合反応等を繰り返し黄褐色の物質、AGEsを形成します。また最近になり、AGEsは揚げ物などの強い火力により短時間で調理された食事からも体内に取り込まれることがわかってきました。これまでの多くの臨床研究によりAGEsの蓄積が糖尿病、心血管病、がん、骨粗鬆症、アルツハイマー病、更年期障害、歯周病、脂肪肝、腎障害、筋力の低下、老け顔など実に多岐にわたる生活習慣病や老年兆候と関連することが報告されています。AGEsは世界で最も注目されている老化物質の一つだと言えます。

《無料LiveオンラインZoomセミナー概要》

■番組名　　　　　　　：『Sunday Wellness Breeze』

■開催日時　　　　　　：日曜日 10:00～12:00

■開催形式　　　　　　： ZOOMオンラインセミナー

■内容　　　　　　　　：「小児および成人糖尿病における慢性合併症と

　　　　　　　　　　　　　非侵襲的皮膚自家蛍光測定との関連、並びに

　　　　　　　　　　　　　眼・神経・心臓を評価する

　　　　　　　　　　　　　その他の非侵襲的測定／

　　　　　　　　　　　　　 Non-invasive skin autofluorescence in

　　　　　　　　　　　　　 children and adults with diabetes and

　　　　　　　　　　　　　 its associations with chronic complications

　　　　　　　　　　　　　 and other non-invasive measures of eye,