現役歌手が商品開発！「キャリーケース専用3脚ハンドル」商品化に向けたクラウドファンディングを11月30日(火)まで実施　～2個連結で楽々直立移動～

2021.11.25 09:30

株式会社Pippin(代表取締役：ロミ・山田(歌手))は、キャリーケース専用3脚ハンドルの商品化に向けて2021年10月27日より、クラウドファンディング「READYFOR」にてプロジェクトを開始しました。

クラウドファンディングトップ画像

【プロジェクト開始の背景】

2018年9月　東京都の「女性・若者・シニア創業サポート事業」により会社(株式会社Pippin)設立、知人の協力により“どこでもバリアフリー”計画による「段差乗り越え(昇降)装置付き介助用車いす」の基本となる試作機の製作をスタート。数十か所以上の改良を加えながら実装テストを繰り返し、開発を進めてまいりました。

特に、ハンドルシステムの一部となる装置は、昇降動作に必要不可欠な機能となるため、多くの既存の製品から理想的な機能を備えた製品を採用することで、開発にかける期間の短縮を考えていましたが、なかなか思うように製品が見当たらず、若干のシステム変更を考えたこともありました。

しかし、私どもが必要とする機能は、昇降動作に重要な役割を占めていることから、新たなシステムの考案による装置を作成し、取り付けるために試作機を改良、そして調整と実装テストを繰り返したことで多くの時間を費やすことになってしまいましたが、一昨年末ようやく最初の実装テストを終わらせることができました。

これまでに得た結果を基に、次の段階では実際に介助用車椅子による実装テストを開始する計画でしたが、以降のスケジュールや資金面を鑑み運営状況を考慮したところ、取り敢えず介助用車椅子に関する計画は一旦中断し、替わって完成したハンドルシステムをキャリーケースに転用しての短期商品化を実現することにより、「どこでもバリアフリー計画」の再開につながるものと判断しました。

よって、上記を展開するにあたり、知人や協力者をはじめ芸能業界関係者、一般企業が関係する団体の関係者などに協力を求め様々な検討を重ねたところ、芸能生活60周年による記念商品「キャリーケース専用3脚ハンドル」として、翌年(令和2年)に予定しているイベントや新たに発生するイベント全てにおいて、宣伝及び販売を実施することが最善策との結論に至りました。

ところが翌年、突如として現れ世界中に猛威を振るった新型コロナウイルスの影響により、予定していました昨年のイベントが全てキャンセルとなり、また、数か所で検討をしておりました自主公演も断念せざるを得ない状況に陥ってしまいました。会社の運営そのものにも大きな影響を及ぼす恐れがあることから、あらゆる解決策を検討した結果、クラウドファンディングにトライすることで更なる苦境を乗り越えるために決意しました次第です。

以前から関係者よりクラウドファンディングを検討してみてはとの提案がありましたが、まさに今がその時と思っています。

ロミ・山田

【商品の特長】

■お手持ちのキャリーケースにキャリーケース専用3脚ハンドル付属のバンドで固定するだけ

近年、キャリーケースは滑らかな走行性と耐久性を兼ね備えた高品質な商品が多く、平地における直立移動がより楽になりました。しかし、点字ブロックや視覚障害者誘導ブロックなど路面の凹凸を乗り越えるためにはキャリーケースを傾けてハンドルを引く、または一瞬持ち上げて乗り越えたりすることもあります。また、多少粗めの路面上における直立移動もやはり困難をきたす場合もあります。

私どものキャリーケース専用3脚ハンドルは、キャリーハンドルの支点をケースの最下部に設置することでキャリーケースを直立した状態で移動することが可能です。キャリーケースを傾けた状態での移動と同等の効果を維持しており、点字ブロックや視覚障害者誘導ブロック、並びに多少粗めの路面走行においては、従来のキャリーケースを傾けての走行性と大きな差はありません。

■キャリーケース専用3脚ハンドルの4つの特徴

(1) キャリーケースを斜めに傾ける必要がなくなるため腕や肩にかかる負担を大幅に軽減します。

(2) 3脚ハンドルを装着したキャリーケースに、他の4輪キャリーケースを連結して移動することができるため、やむを得ず2つのキャリーケースを同時に移動させる際も、片手で引き歩くことで例えば空いた片方の手で傘をさすなど他の作業をすることが可能となります。

(3) キャリーケース専用3脚ハンドルは、特殊で複雑な内部構造(新たに特許申請)により伸縮による長さや角度を無段階調整が可能なため、キャリーケースを使用する人それぞれの体形に合わせたベストポジションで固定することができます。

(4) 3脚ハンドルを装着したキャリーケースは、例えばベビーカーを押すように進行方向への押し歩きが容易なため、従来の引き歩きにより他の歩行者を引っかけてしまうような危険の度合いを軽減することにつながります。

※キャリーケース専用3脚ハンドルは、収納場所に困らない薄型軽量コンパクト設計のため携帯にも便利です。