Android版 Vivaldi 5.0は、楽しみも二階建て モバイルブラウザで世界初、二段型タブスタックを導入
Android版 Vivaldi 5.0では、デスクトップ版で好評の二段型タブスタックを 搭載しました。タブレットやChromebookには、パネルを追加。 どちらも、モバイル向けブラウザとして、初の試みです。
Vivaldi Technologies(ヴィヴァルディ テクノロジーズ/本社:ノルウェー・オスロ、CEO:Jon von Tetzchner)は、2021年12月2日、Android向け無料ウェブブラウザVivaldiの最新版となる5.0をリリースしました。
5.0の新機能は、他のモバイルブラウザにはない「二段型タブスタック」です。
今年の初めにデスクトップ版Vivaldiでこの機能を発表したとき、大量のウェブページを管理するための画期的な方法として注目されました。今回、このユニークな二階建てのタブをAndroidブラウザにも導入しました。
また、タブのインターフェイスを改善し、タブバーをより自分好みに調整する新しい設定を追加しました。閉じるボタンを表示するのはアクティブなタブだけ、タブにはファビコンだけを表示する設定にできます。これにより、画面内にできる限り多くのタブを並べ、素早く切り替えられるようになりました。
内蔵のメモ機能も進化しました。ウェブページのテキストを選択し「メモに追加」すると、既存のメモにすばやくテキストを追加できます。
ウェブページのダークテーマを有効/無効にする機能も追加しました。
他にも、私たちは大きな画面を持つタブレット端末でのブラウザの使い勝手向上にも積極的に取り組んでいます。5.0では、タブレットやChromebookでの画面スペースを活かすべく、サイドパネルを追加しました。
なお、本日同時にリリースしたVivaldi 5.0デスクトップ版では、テーマの公開と共有、翻訳パネルなどの新機能を公開しています。デスクトップ版について、詳しくは以下のページをご覧ください。https://vivaldi.com/ja/blog/releases/
■タブを二階建てにして、二倍の数のタブを管理
Vivaldiはこれまで、他のブラウザにはない斬新なソリューションを提案してきました。今回は、文字通りあなたのタブを次の段階へと引き上げます。「二段型タブスタック」です。
あなたのAndroidが大量のタブでとっちらかっているならば、二段型タブスタックは朗報です。すっきり使いやすく、タブを整理整頓できます。関連するタブをスタックにまとめたら、それらを2列目に表示します。他のタブスタック内のタブは、隠れているので邪魔になりません。
二段型タブスタックを使うには、+マークの新規タブボタンを長押しして[新規タブスタック]を選択するだけです。すると、現在のタブと新たなタブを1つずつ追加した新しいスタック(グループ)が作成されます。
どんなことにも複数のやり方を用意しているのがVivaldiです。タブスタックは、タブスイッチャーからも作れます。タブのサムネイルを見ながら、あるタブを他のタブの上にドラッグするだけで、新しいスタックを作ることができます。
二段型タブスタックに加えて、広告ブロッカー(デフォルトでは無効)、トラッキング保護、Vivaldi翻訳、メモ、ページキャプチャーなど、Vivaldiは多くの機能を内蔵しています。
■より多くのタブを表示するための新しいオプション
タブのインターフェイスを改良し、見た目にもすっきりと、より便利に使えるようになりました。
タブの表示方法に、2つの新しいオプションを追加しました。画面サイズや使い勝手の好みに合わせて、タブバーに表示する内容を設定できます。アクティブなタブ以外の閉じるボタンを非表示にできるようになりました。また、タブにファビコンだけを表示して表示サイズを最小限にできます。
●[バックグラウンドのタブにXボタンを表示する]
アクティブではないバックグラウンドのタブに「X」ボタンを表示するかを選べます。非表示にすると、タブにタイトルを表示するスペースが増えます。
●[タブをファビコンとして表示する]
タブにファビコンだけを表示します。モバイルでも大量のタブを扱いたい人にお勧めです。
■他にも、細かな使い勝手を向上する新しいオプション
ブラウジング体験を向上させるために、他にも設定を追加しています。
●[ダークテーマ]
ダークモードがお好きな方向けに、任意のウェブページをダークテーマで閲覧できるようになりました。[設定]>[テーマ]>[ウェブページ用ダークモード] を有効にすると、Vivaldiメニュー内に[ダークテーマ]に切り替えるボタンが表示されます。
●[メモに追加]
Vivaldi内蔵されたメモ機能では、いつでも素早くメモことができます。メモはデスクトップとも同期します。今回新しく、既存のメモにテキストを追加できるようになりました。
■タブレットの大画面を最大限に活用
通常、モバイルブラウザはスマートフォンに最適化されていますが、タブレットの大画面には最適化されていません。
Vivaldiは、タブレットでのブラウジング体験向上にも真剣に取り組んでいます。タブレットやChromebookでのVivaldiがより使いやすくなるよう、愛をこめて細かいところまで気を配っています。
Vivaldiが他のAndroidブラウザよりも優れている点は、世界初のユニークなUIにあります。5.0では、より柔軟性が高い新しいデザインになりました。
■タブレットにもサイドパネル
モバイルやタブレット端末でのネット閲覧において、画面スペースは最も貴重な資源です。1ピクセルたりと無駄にできません。同時に、使いやすさ、柔軟性、利便性、そして個性的なビジュアルを提供することも重要です。
Vivaldi 5.0では、タブレットやChromebookで利用可能な画面スペースを最適化するために、パネルを追加しました。主要な機能はすべて、タップするだけで利用できます。
デスクトップ版のVivaldi同様に、パネルボタンを押すと画面の左側にパネルをポップアップ表示します。デスクトップ版のユーザーには、慣れ親しんだ操作感覚です。
ブラウザのサイドバーには、よく使うツールを備えています。履歴・ダウンロード・ブックマーク・メモです。それぞれ、メインウィンドウと分割したパネル内で操作できます。
パネルの表示・非表示の切り替えは、ナビゲーションバーの左上にあるパネルボタンをタップするだけです。画面スペースを有効に使うために、必要な時だけ表示する仕組みになっています。
パネルは可能性に満ちています。ダイアログを開いて、パネル内でメモやブックマークを追加、編集、移動することができます。フルスクリーンでメモを開いて編集も可能です。ダウンロードの設定を変更したり、履歴を消去できます。サイドパネルからブックマークを選択し、新しいウィンドウで開けるため、整理にも最適です。
■タブレット端末のブラウザをアップグレード
Vivaldiの機能は、タブレットやタブレットユーザーのために設計されています。
●新しい二段型タブスタックを活用して、大量のタブを使いやすく管理できます。
●カスタマイズ可能なアドレスバーとタブバーで、ひとりひとりにとって使い勝手の良いブラウザインターフェイスを作れます。
●画面を最大限に広く使いたい場合には、[設定]からAndroidシステムのステータスバーを隠すことが出来ます。システムステータスバーは、Android UIの一部ですが、フルスクリーンモードのような形でVivaldiはその上にブラウザのウィンドウを表示します。
直感的なユーザーインターフェースは、ポートレートモード(縦画面)とランドスケープモード(横画面)の両方に最適化されています。横幅を広く確保できるランドスケープモードでは、ボタンを上部に移動します。デスクトップ版のサイトを表示する場合には、ランドスケープモードが適しています。
■Vivaldi 5.0のダウンロード
Android版のVivaldi 5.0は、ポートレートモード・ランドスケープモード・タブレットモードのすべてで、快適なブラウジングができるように設計しています。使い込んで手に馴染んでいけば、もう手放せない、あなただけのブラウザになります。
VivaldiのCEO、Jon von Tetzchnerは、こう述べています。
「ユーザーのニーズに応えるためには、細部へのこだわりが重要です。改良された新しいタブ、二段型タブスタック、タブレットでのサイドパネル追加により、Androidのブラウザの使い勝手とカスタマイズ性を次のレベルに引き上げました」
最新バージョンのVivaldiは、お使いのAndroid 5以上の端末に無料でダウンロードできます。
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