~ビッグデータで見る 「全国970市区部 高齢者1万人あたりの施設定員数」~ 上位の大阪市浪速区、石川県野々市市は3年前と変わらず 下位10市区は大きく変動し、最下位は京都府八幡市
株式会社TRデータテクノロジー(本社:東京都中央区、代表取締役:田中 幹雄、以下 当社)は、2022年1月の集計結果を元に、全国970市区部の後期高齢者1万人あたりの施設定員数を算出しました。
当社では、全国の福祉施設及び居宅サービスを含む約24万件の介護情報を収集し、データベースを提供しています。
結果は下記のとおりです。
1) 結果概要
施設定員数が最も多かったのは、大阪市浪速区の3,009人で、これに石川県野々市市、大阪市生野区と続きます。一方、最も少なかったのは京都府八幡市の603人で、大阪市浪速区とは2,406人の差が生じています。総じて高齢化率が高く、その伸びが著しい自治体において、近年の新規開設が見られない場合に定員数が少ない結果となりました。
2) 2018年夏に行った調査結果との比較
上位10市区に該当する自治体は3市を除いて変化がありませんでした。元々、施設供給が多い上に、これら自治体の多くでこの間に新規開設が見られるためです。一方で下位10市区の顔ぶれは大きく変わりました。前回調査で最も定員数が少なかった東京都千代田区のように、高齢化率が低率で推移し、且つ新規開設が進んだ自治体では順位が上昇しています。
※【後期高齢者数】令和3年1月1日住民基本台帳年齢階級別人口(市区町村別)/総務省、【施設定員数】当該データから抽出した福祉施設(施設系サービス、居住系サービスの全7施設タイプ)の定員数合計。施設タイプ:特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養病床(介護医療院)、高齢者グループホーム、有料老人ホーム(介護付/住宅型)、ケアハウス、サービス付き高齢者向け住宅
【福祉施設・高齢者住宅DataBaseの概要】
■サービス概要
全国の福祉施設の情報を収集して介護データベースを構築。ホーム基本情報のほか入居率や利用料等の商品情報を法人向けに提供。ホーム事業者や福祉機器メーカー、学術機関等の様々な分野で採用。
■データ収集方法
介護サービス公表制度、全国自治体が公開する有料老人ホーム重要事項説明書及びサ高住情報提供システム、全国自治体へのヒアリング等による独自調査
■データ販売
株式会社高齢者住宅新聞社: https://koureisha-jutaku-db.com/
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)