“動く防災倉庫” 災害支援車『コッくんレスキュー』 3月8日から受注開始　充実した装備と抜群の機動力できめ細かな災害支援が可能に

飲料水を確保する非常用浄水器、発電機、照明、調理バーナー、温水シャワー、拡声器などを装備　装備品は用途に合わせてカスタマイズが可能

2022.03.03 10:00

株式会社ミヤサカ工業(所在地：長野県茅野市、代表取締役：宮坂義政)は、軽トラックに災害時の命に必要なライフラインをすべて搭載した災害支援車「コッくんレスキュー」の受注を、2022年3月8日から開始します。軽トラックの荷台に積み降ろし可能な「コンテナタイプ」と、荷台を改装した「据え付けタイプ」の2種類があります。

URL： https://nomeruzo.com/rescue

災害支援車_機能満載

■開発背景

災害が多発する近年、災害の広域化・多様化で、各地域による対応の標準化が難しくなっています。さらに、コロナ禍が世界を席捲し、災害対策にも新型コロナウイルス感染症拡大に配慮した在宅避難や避難所の人数制限が必要になっています。このような状況で、従来の各地域の決められた場所に防災用品を備えることだけでは、いわゆる災害弱者(高齢者、障がいを持つ方)などへの対応が困難だと思われます。そこで、一元的かつ機動的な対応が可能な災害支援車(動く防災倉庫)があれば有効と考え、『コッくんレスキュー』を開発しました。

■製品の主な用途

・山間部や過疎地などの多くの高齢者を抱える避難所への被災者支援、ボランティア支援

・都市部の帰宅難民者などの被災者支援

・個々の事情により避難所に行くことができない在宅避難者の支援

・給水車の不足時に給水車の代替として、搭載品の非常用浄水器による飲料水の提供

・各避難所の被災者支援、ボランティア支援

・屋外イベント　など

■商品の特徴

『コッくんレスキュー』は、軽トラックの荷台に「浄水器、発電機、給湯器(シャワー)、調理バーナー(暖房)、拡声器、照明」などを搭載した災害用の車両で、被災者支援で威力を発揮します。浄水器は河川や池の水などを安全な飲料水に浄水。1,000人以上に対応でき給水車の代替としても使えます。

飲料水の他給湯器とシャワー装備で身体も洗えます。発電機は安定した電気を供給し情報通信機器などにも接続が可能。調理器は多人数用大鍋で調理できるコンロを装備し夜間にも対応できる照明を装備しました。軽トラックで狭い道にも強く、抜群の機動力できめ細かな支援が可能です。

《主な装備品・資機材》