「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)」 「第2回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2022)」 日本代表選手を決定
特定非営利活動法人 情報オリンピック日本委員会は、来る2022年8月インドネシアで開催予定の「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)」の日本代表選手4名と、本年10月トルコで開催予定の「第2回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2022)」の日本代表選手4名を発表しました。
「第21回日本情報オリンピック(JOI 2021/2022)」予選に参加した1,429名から本選選考を経た、成績優秀者30名(内1名欠席)による春季トレーニング合宿(3月20日~23日)をNTT DATA駒場研修センターにおいて実施しました。合宿期間中は、感染症予防の対策を講じると共に、4回の競技(各5時間3課題)・解析・解説を中心に実施し、遠方の参加者のみ宿泊しました。その結果に基づき、3月23日「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)」の日本代表選手4名を決定しました。日本代表選手は以下のとおりです。
「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)」日本代表選手
児玉 大樹(こだま だいき) 灘高等学校 高1
田中 優希(たなか ゆうき) 灘高等学校 高1
田村 唯(たむら ゆい) 大阪府立大学工業高等専門学校 高専2
渡邉 雄斗(わたなべ ゆうと) 渋谷教育学園幕張高等学校 高2
(氏名は五十音順、学年は2022年3月現在)
この4名は、2022年8月に行われる予定の「第34回国際情報オリンピック(IOI 2022)インドネシア大会」に日本代表選手として参加します。
「日本情報オリンピック第2回女性部門(JOIG 2021/2022)」では、予選に参加した217名から、本選を経て成績優秀者10名が、NTT DATA駒場研修センターで行われた「JOIG春季トレーニング合宿」(3月20日~23日)に進みました。合宿では、2日間(各5時間)の講義・演習を挟み、2回の競技(各5時間4課題)の結果から、以下の日本代表選手4名を決定しました。
「第2回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2022)」日本代表選手
飯島 亜海(いいじま あみ) 桜蔭高等学校 高1
大野 栞(おおの しおり) 筑波大学附属高等学校 高2
藤居 星(ふじい あかり) 札幌市立あいの里東中学校 中3
山下 結菜(やました ゆうな) 東京都立小石川中等教育学校 中等4
(氏名は五十音順、学年は2022年3月現在)
この4名は、2022年10月にトルコ・アンタルヤで行われる予定の「第2回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2022)」に日本代表選手として参加します。
【国際情報オリンピックとは】
国際情報オリンピック(IOI=International Olympiad in Informatics)は、情報科学(informatics)を対象とするものであり、毎年、ホスト国を変えながら1週間にわたり開催されます。世界の約80の国・地域から高等学校3年に相当する、学年以下の生徒達が集まり、数理情報科学の能力を競う智の競技会です。競技では、現実の問題をモデルにした与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらに、それをプログラムとして適切に実装することが求められます。
「第21回日本情報オリンピック(JOI 2021/2022)」
実施要領: https://www.ioi-jp.org/joi/2021/index.html
【ヨーロッパ女子情報オリンピックとは】
ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI=European Girls' Olympiad in Informatics)は、高等学校3年に相当する学年以下の女子生徒を対象としたプログラミングコンテストです。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらにそれをプログラムとして適切に実装することが求められます。EGOIは主にヨーロッパの国・地域を中心に開催されますが、ヨーロッパ以外の国・地域も招待されており、日本は2021年、第1回スイス大会から参加しています。
「日本情報オリンピック第2回女性部門(JOIG 2021/2022)」
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