京都市の一級建築士事務所「有限会社KEIJI」×世界遺産「屋...

京都市の一級建築士事務所「有限会社KEIJI」× 世界遺産「屋久島」  新たなコンセプトハウス『ココシ家』を建築(6月完成予定)

~離島のハードな環境にも耐えうる高性能住宅が体感できる、 宿泊施設も兼ねたモデルハウス~

「人生で一度の家づくりを人生で最高の思い出にする」をコンセプトに、京都・滋賀で家づくりを行う一級建築士事務所・有限会社KEIJI(代表取締役:小杉 新、本社:京都市伏見区)のコンセプトハウス『ココシ家』は、第3弾として、手付かずの自然が残る世界遺産・屋久島にコンセプトハウスを建築中です。2022年6月のオープンに向け、「ココシ家 屋久島プロジェクト」が始動しました。


屋久島(白谷雲水峡からの写真)


■KEIJIがつくるコンセプトハウス『ココシ家』とは?


京都市内に2棟のココシ家を建築(ココシ家 山科椥辻)


京都市内に2棟のココシ家を建築(ココシ家 伏見大亀谷)


その土地良さを最大限に引き出した“ここしか”建てられない家『ココシ家』は、KEIJIが注文住宅で培った経験と技術でつくるコンセプトハウスです。

田園が広がる景色を存分に生かした「田園に溶け込む家」(京都市山科区)、住宅密集地でも開放的な空間を確保し光を取り入れた「秘密基地みたいな家」(京都市伏見区)の2棟に続く『ココシ家』の第3弾として、鹿児島県・屋久島に新たなコンセプトハウス『ココシ家 屋久島(仮)』を建築することとなりました。



■宿泊も可能。KEIJIの家づくりを“体感”できる『ココシ家 屋久島』


ココシ家 屋久島 外観 完成予想パース


『ココシ家 屋久島』は、これまでのココシ家シリーズとは異なる、宿泊体験ができる新しい形態のコンセプトハウスです。KEIJIの家づくりをお考えのお客様に実際に宿泊していただくことでKEIJIの家づくりを体感し、KEIJIの家で暮らすイメージを持っていただける住宅となっています。(宿泊体験については、当面は新規契約者様・OBのお客様に限らせていただきます。)

民泊施設としての使い道も視野に入れ、KEIJIの家づくりと屋久島の魅力の両方を知っていただける魅力あふれる建物にしたいと考えています。



■京都の工務店がなぜ屋久島に住宅を?ココシカ 屋久島プロジェクトの経緯


有限会社KEIJI 代表取締役 小杉 新


KEIJIの社長・小杉 新は、数年前に趣味のダイビングがきっかけで訪れた屋久島に心を奪われました。

手付かずの自然や豊かな食材、温かい島民の方々。島に訪れるたびに新たな魅力に触れる一方で、しばしば大型台風が直撃する屋久島では、台風がくるたびに家屋の一部が崩れて修復を余儀なくされていることや材料の安定供給が難しいことなどの理由から、性能とデザイン性の両方を兼ね備えた住宅を建てることが難しい地域だということを知りました。こうした屋久島の建築の現状に対し、自分にできることはないかと考えたことがこのプロジェクトの発端です。

ココシ家のコンセプトは、「“ここしか”建てられない家」。KEIJIがこれまで培ってきた技術を生かし、離島という難しい環境の特性を活かした住宅を建てることで、自分を迎え入れてくれたこの島のみなさんへの恩返しになればと考えています。


◆屋久島の家づくりの問題点とは?

・災害が多く、デザイン性の高い住宅が難しい

しばしば大型台風の被害を受ける屋久島では、台風の被害を最小限に抑えるため、多くの住宅で軒のない平屋建てが採用されています。また、雨風によって外壁が汚れやすいこと、吹き降りによって家屋の内部に水が侵入しやすいことなども、デザイン性の高い住宅の建築を難しくさせる理由のひとつとなっています。


・一筋縄ではいかない、離島ならではの問題

高温多湿の気候、台風などの自然災害、定期的な停電、材料の輸送コスト、船便の欠航による工期の遅れなど、屋久島の家づくりは離島ならではの厳しい条件がつきまといます。自然に囲まれた屋久島では、シロアリをはじめとするさまざまな害虫の問題も軽視できません。



■『ココシ家 屋久島』の特徴


6月オープン予定のココシ家 屋久島(建築中の写真) 1


6月オープン予定のココシ家 屋久島(建築中の写真) 2


・セルロースファイバーの断熱材は、高性能に加えて離島特有の害虫対策にも効果的


断熱性・吸放湿性に加え、防虫効果も期待できるセルロースファイバー


木からつくられる紙でできた自然素材のセルロースファイバー。様々な太さの繊維が絡み合って厚みのある空気の層をつくることで、これまでの断熱材よりもいっそう熱が伝わりにくい「断熱性能」と、木質繊維特有の「吸放湿性」により適度な湿度を保つことができます。ホウ酸を含んでいるため、シロアリやゲジなど離島特有の害虫対策も期待できます。

通常の住宅では床下まで断熱材を入れることは珍しいですが、ココシ家 屋久島では床下からの害虫の侵入を防ぐため床下にもセルロースファイバーを採用しています。



・結露に強い高気密・高断熱の複合サッシ


コストを抑えつつ、高い機密性と断熱性が期待できる複合サッシ


KEIJIの家づくりでは、結露に強い樹脂とアルミの複合サッシを標準採用。ココシ家 屋久島では全ての開口部に高機密・高断熱のサッシを使用し、高温多湿で家屋の劣化が早い屋久島でも耐久性の高い家づくりが可能です。


・防風シャッターで大型台風にも対応


防風シャッター 飛来物や騒音など防風による被害を防ぎます


数年に一度は勢力の強い台風が直撃する屋久島では、防風・防雨対策は必須です。ココシ家 屋久島では大型台風にも対応できる防風シャッターを採用。飛来物からガラスを守り、強風が引き起こす騒音も軽減できます。


・アクティビティに最適な間取り

玄関横にシャワーを配置。広い土間にはダイビング機材やアウトドアウエアをそのまま置いておけます。


ココシ家 屋久島(間取り)


ココシ家 屋久島は北にモッチョム岳、南に美しい屋久島の海が広がる贅沢な場所に位置しています。リビングからどちらの景色も見渡せるよう南北に大きな窓を採用しました。

海水浴やダイビングから帰ってきてそのままシャワーを浴びられるよう、玄関横にバスルームを配置。玄関の土間スペースを広く取り、海水で濡れたウエアや泥で汚れた登山グッズを置いておける場所を設けるなど、アクティブに屋久島を楽しみたい人のためのこだわりを随所に取り入れています。


・自社施工によるソーラーパネルを利用した停電対策を試験的に実施


ソーラーパネルのイメージ


暴風雨による影響を受けやすい屋久島では停電がつきものです。ココシ家 屋久島では、風で飛ばされるリスクが高くこれまで屋久島の住宅ではほとんど採用されていなかったソーラーパネルを試験的に設置しました。自社施工による独自の工法で取り付けることで、これまでよりも耐久性が高く台風の被害を受けにくい仕様となっています。

発電した電力は蓄電池に溜めておけるので、災害時でも生活に必要な電力を確保することができます。



◆特設ページを公開

ココシ家 屋久島プロジェクトの全貌を特設ページにて公開します。

これまで小杉社長が深めてきた屋久島の人たちとの関わり、KEIJIの家づくり、『ココシ家 屋久島』建築への思いやこだわり、ココシ家 屋久島の進捗など、最新の情報を随時更新します。

https://keiji-go.jp/cocoshika_yakushima/



【ココシ家 屋久島・概要】

オープン予定  : 2022年6月中旬

所在地     : 〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間675

報道関係者内覧日: 特設ページにて公開

一般公開    : 特設ページにて公開

特設ページ   : https://keiji-go.jp/cocoshika_yakushima/



【会社概要】

会社名 : 有限会社KEIJI

代表者 : 小杉 新

所在地 : 〒601-1326 京都府京都市伏見区醍醐新町裏町24-4

TEL   : 075-575-1510(10:00~18:00)

定休日 : 日・水・祝日

公式HP : https://keiji-go.jp/

特設HP : https://keiji-go.jp/cocoshika_yakushima/

設立  : 1997年2月

事業内容: 注文住宅の設計・施工・管理・請負・リフォーム工事・

      メンテナンス

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