世界遺産・屋久島で高性能な暮らしを体感できる、 宿泊施設を兼ねたコンセプトハウス「KeiU(ケーウ)」オープン
「人生で一度の家づくりを人生で最高の思い出にする」をコンセプトに、京都・滋賀で家づくりを行う一級建築士事務所・有限会社KEIJI(代表取締役:小杉 新、本社:京都市伏見区)は、世界遺産・屋久島に、高性能な住宅を体感していただける宿泊施設を兼ねたコンセプトハウス「KeiU(ケーウ)」を2022年10月1日にオープンいたしました。
■KEIJIの家づくりを体感できる、宿泊施設を兼ねたコンセプトハウス「KeiU(ケーウ)」
屋久島は一年を通して雨が多く、「台風の通り道」といわれるほど頻繁に大型台風の被害を受ける地域でもあります。雨風や台風といった自然災害もさることながら、白アリなどによるさまざまな害虫被害も深刻で、建物にとっては非常にハードな環境です。
こうした環境下でも快適に暮らすことができる高性能かつデザイン性の高い住宅が、コンセプトハウスKeiU(ケーウ)です。
KeiU(ケーウ)では、有限会社KEIJIがこれまで注文住宅で培った技術と経験を駆使し、災害や離島特有の環境に負けない高性能な住環境と、これまで離島の建築で難しいとされていた大きな窓や庇、高い天井を取り入れたデザイン性の高い住宅を実現しました。
リビングは木のぬくもりを随所に感じることができる広々とした空間。勾配のある高い天井が、空間をより大きく開放的に見せています。北側にはめこんだ2つの大きな窓からは雄大なモッチョム岳を、南側の寝室に採用した窓からは屋久島の美しい海を一望できます。刻一刻と変わる屋久島の景色を独り占めできる贅沢な空間です。
トレッキングやダイビング、釣りなどアウトドアレジャーが盛んな屋久島。海や山で思いっきり遊んで帰ってきた後、すぐに汚れを落とせるよう、玄関のすぐ近くにバスルームを配置しました。ダイビング用品や釣り道具、登山用品をしまって置ける広々とした物置スペース、ウエットスーツを干しておける強度のある物干しバーや大容量クローゼットなど、屋久島での暮らしに対応した便利な機能が備わっています。
宿泊施設としてもご利用いただけるKeiU(ケーウ)は、KEIJIがご提案する高性能住宅での快適な暮らしを、宿泊を通して実際に体感していただけます。
また、建物の1階部分は有限会社KEIJIの屋久島事務所「KEIJI Yakushima Base」となっており、家づくりに関するご相談を承っております。
■風雨、多湿、害虫。ハードな環境下でも快適に暮らすことができる高性能住宅
KeiUの性能(1)快適性
・セルロースファイバー×樹脂サッシ
KEIJIの住宅に標準採用されている高機能断熱材「セルロースファイバー」は、新聞紙をほぐした紙の繊維でつくられる素材で、様々な太さの繊維が絡み合って細かい空気の層が作られ非常に高い断熱性能を発揮します。防虫効果の高いホウ酸が含まれているので構造内への害虫の侵入を防ぐ効果も期待できるほか、防音性や防火性にも優れています。通常の住宅では床下まで断熱材を入れることは珍しいですが、KeiU(ケーウ)では床下からの害虫の侵入を防ぐために床下にもセルロースファイバーを採用しています。
また、全ての開口部に機密・断熱性能に優れた樹脂サッシを採用。高機能断熱材セルロースファイバーとの組み合わせにより、高温多湿の屋久島で、エアコン1台でも広い室内を一定の温度を保つことができます。湿度の高さから躯体の劣化が著しく家屋の寿命が短いとされていた屋久島で、長く住み続けることのできる価値ある住宅となっています。
・防虫効果は半永久的。鉱物由来のホウ酸を含んだセルロースファイバー
セルロースファイバーに含まれるホウ酸は、ホウ酸塩鉱物から生成される自然素材のひとつ。一般的な防虫剤は3~5年程度で効果が失われてしまうのに対し、無機鉱物由来のホウ酸は分解・揮発することがないため半永久的に防虫効果が持続します。自然素材なので人体やペットにも優しく、アレルギーやシックハウス症候群にも対応した安全な断熱材です。
KeiUの魅力(2)省エネ性
・太陽光発電+蓄電システム
KeiU(ケーウ)では、これまで雨風に弱く離島ではほとんど採用されていなかった太陽光パネルを積極的に採用。建物内の電気エネルギーはほぼ太陽光発電のエネルギーだけで賄うことができています。
自然災害の影響を受けやすい屋久島では停電が頻繁に発生し、復旧までに数時間〜数日かかるなど電気供給が不安定になりがちですが、蓄電システムと併用することで災害時でも停電の心配がなく、平常通りの快適な生活を送ることができます。
・過去最大クラスの台風14号。瞬間最大風速45.3メートルでも、太陽光+蓄電システムを採用したKeiU(ケーウ)は影響ゼロ
九州地方を中心に甚大な被害をもたらした台風14号。KeiU(ケーウ)のある屋久島町尾の間地区では、観測史上最も強い瞬間最大風速45.3メートルが観測され、あたり一帯では停電も相次ぐなど大きな影響を受けました。
そんななか、KeiU(ケーウ)の建物は大きな被害もなく、太陽光発電による蓄電システムにより平常時と変わりない生活を送ることができました。
日常生活の快適さはもちろんですが、災害時にも強さを発揮するのが私たちKEIJIの家の特徴です。
KeiUの魅力(3)デザイン性
・外観・内観ともに高いデザイン性
しばしば大型台風の被害を受ける屋久島では、台風の被害を最小限に抑えるため、多くの住宅で軒のない平屋建てが採用されてきました。また、雨風によって外壁が汚れやすいこと、吹き降りによって家屋の内部に水が侵入しやすいこと、風により外壁や外構の一部が破損し飛ばされてしまうなどの理由から、デザイン性にこだわった住宅は難しいと考えられていました。
KeiU(ケーウ)は、KEIJIが注文住宅で培った技術と経験を活かし、これまで離島で難しいとされていた大きな窓や庇、高い天井を採用したデザイン性の高い住宅を実現しました。強風や飛来物による安全対策としてすべての窓に防風シャッターを採用。雨風による騒音も軽減し、災害時でも室内はいつもと変わらず快適に過ごすことができます。
■京都の工務店が、なぜ屋久島に家を? コンセプトハウスKeiU(ケーウ)オープンまでの経緯
その土地良さを最大限に引き出し、KEIJIが注文住宅で培った経験と技術でつくる“ここしか”建てられない家『ココシ家』。その第3弾として世界遺産・屋久島に宿泊施設を兼ねたコンセプトハウスKeiU(ケーウ)を建設しました。
趣味のダイビングがきっかけで数年前に屋久島を訪れたKEIJIの社長・小杉 新は、手付かずの自然や豊かな食材、島民の方々の温かさに心を奪われ、以降頻繁に屋久島を訪れるようになりました。島の魅力に触れる一方で、しばしば大型台風が直撃する屋久島では台風がくるたびに家屋の一部が崩れて修復を余儀なくされていることや材料の安定供給が難しいことなどの理由から、性能とデザイン性の両方を兼ね備えた住宅を建てることが難しい地域だということを知りました。こうした屋久島の建築の現状に対し、自分にできることはないかと考えたことがこのプロジェクトの発端です。
KEIJIがこれまで培ってきた技術を生かし、離島という難しい環境の特性を活かした住宅を建てることで、自分を迎え入れてくれたこの島のみなさんへの恩返しになればと考えています。
【ゲストハウスKeiU(ケーウ)・宿泊施設概要】
所在地 : 〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間675
TEL : 075-525-7575
宿泊予約・詳細: https://kyotoya.airhost.co/ja/houses/311507
【会社概要】
会社名 : 有限会社KEIJI
代表者 : 代表取締役 小杉 新
所在地 : 京都本社
〒601-1326 京都府京都市伏見区醍醐新町裏町24-4
屋久島事務所(KEIJI Yakushima Base)
〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間675
TEL : 075-575-1510(10:00~18:00)
定休日 : 日・水・祝日
公式HP : https://keiji-go.jp/
特設HP : https://keiji-go.jp/cocoshika_yakushima/
設立 : 1997年2月
事業内容: 注文住宅の設計・施工・管理・請負・リフォーム工事・
メンテナンス
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