今春入社の「リモート第一世代」を働き方研究家が解説 平賀充記著『今どきの若手社員のトリセツ』発売
場面別アドバイスで、上司・先輩社員のストレスを減らす
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年3月16日に『今どきの若手社員のトリセツ』(平賀充記/930円税別)を発売しました。「若者の働き方研究家」である著者が、1990年代中盤以降に生まれたZ世代を指す「今どきの若手社員」に対して、彼らの上司や先輩である「オトナ世代」が感じるギャップやストレスの正体を分析。コミュニケーションや指導の妨げとなるイライラ・モヤモヤの解消法を、場面別に指南します。
ストレスマネジメントは「若手じゃないほう」にも必要
株式会社リクルートで求人メディアの編集長を歴任した経験を持つ著者は、人材採用、人材開発、組織開発を専門とする「ツナグ働き方研究所」を主宰しています。企業の人材コンサルティングや、セミナー、講演などを行うなかで聞こえてくるのは、「若手の育成が年々難しくなっている」という現場の声です。近年、オトナ世代は、若手の言動を理解できないイライラ、腑に落ちないモヤモヤを抱えつつも、指導の際は「パワハラ」と感じさせないように、気遣いや遠慮が求められるようになりました。コロナウイルスの蔓延によるテレワークの急増も、職場の世代間ギャップに拍車をかけています。とりわけ今年は、オンライン授業が主流の学校生活を送った「リモート第一世代」が社会人デビューをする年に当たるため、部下や後輩との文化の違いによるコミュニケーションストレス問題がさらに深刻化することを危惧しています。だからこそ、新入社員ではなく、上司や先輩社員のストレスを軽減するためのコミュニケーションの指南書をまとめたのです。
ストレスの元になる「すれ違い」を解説
オトナ世代が若手にストレスを感じる原因は、オトナの考えと、若者の行動のすれ違いによるものがほとんどです。けしからん! と怒ったり、理解できない! と嘆いたりしていたことも、冷静に分析するだけでもスッキリする事もある、というのが著者の持論。そこで本書は、若手社員の言動で、オトナ世代がとくに違和感をもつ40場面をピックアップして解説。①オトナのイラモヤ分析、②若手社員のホンネ翻訳、③イラモヤ解消法の紹介という3段階で、場面ごとにすれ違いポイントと解決策を明らかにします。
本書で取り上げるイラモヤ場面
●すぐに病みそうで、キツく怒れない
①オトナのイラモヤ分析:ミスしても𠮟り方がわからない
②若手社員のホンネ翻訳:申し訳ないと思っているけど、言い方ってあるでしょう?
③イラモヤ解消法:怒りの感情を自覚したときのルーティンを1つ決めておく
●職場の電話に出ようとしない
①オトナのイラモヤ分析:電話事情が今と昔で違う
②若手社員のホンネ翻訳:すいません、ウチ固定電話ないんで、電話に出る習慣がなくて
③イラモヤ解消法:事情を理解したうえで、電話に出ることのメリットを伝えてみる
●前触れなく突然辞める
①オトナのイラモヤ分析:若手がキャラを演じるため、本当のコンディションが見えない
②若手社員のホンネ翻訳:だいぶ前から、この仕事は自分に向いてないかなぁと思ってました
③イラモヤ解消法:若手が心を開ける環境とコミュニケーションを意識
①オトナのイラモヤ分析:ミスしても𠮟り方がわからない
②若手社員のホンネ翻訳:申し訳ないと思っているけど、言い方ってあるでしょう?
③イラモヤ解消法:怒りの感情を自覚したときのルーティンを1つ決めておく
●職場の電話に出ようとしない
①オトナのイラモヤ分析:電話事情が今と昔で違う
②若手社員のホンネ翻訳:すいません、ウチ固定電話ないんで、電話に出る習慣がなくて
③イラモヤ解消法:事情を理解したうえで、電話に出ることのメリットを伝えてみる
●前触れなく突然辞める
①オトナのイラモヤ分析:若手がキャラを演じるため、本当のコンディションが見えない
②若手社員のホンネ翻訳:だいぶ前から、この仕事は自分に向いてないかなぁと思ってました
③イラモヤ解消法:若手が心を開ける環境とコミュニケーションを意識
『今どきの若手社員のトリセツ』について
タイトル:今どきの若手社員のトリセツ ヘッドタイトル:イライラ・モヤモヤする
判型:新書判並製 頁数:288ページ 定価:930円+税
発売日:2022年3月16日発行:株式会社PHP研究所
判型:新書判並製 頁数:288ページ 定価:930円+税
発売日:2022年3月16日発行:株式会社PHP研究所
【著者】平賀充記(ひらが・あつのり)
組織コミュニケーション研究家。人材コンサルタント。1963年長崎県生まれ。同志社大学卒業。1988年、株式会社リクルートに入社。人事部門で新卒採用を担当。NY駐在員などを経て「FromA」「FromA_NAVI」「タウンワーク」「とらばーゆ」「ガテン」などの編集長を歴任。2008年からは主要求人媒体統括編集長を務め、日本における求人メディア隆盛の一部を担う。2012年、リクルート分社化で株式会社リクルートジョブズ、メディアプロデュース統括部門担当執行役員に就任。2014年に同社を退職、株式会社ツナグ・ソリューションズ(現ツナググループ・ホールディングス)取締役に就任。2015年には、ダイバーシティワーカーに関するシンクタンク「ツナグ働き方研究所」を設立、所長に就任。専門分野は人材採用、人材開発、組織開発。活躍人材を育てる職場マネジメント・採用定着ノウハウ・オンラインリクルーティング・リモートワークコミュニケーション、人生100年時代のキャリアデザインなど、人材領域を幅広く網羅した知見を持つ。特に若者マネジメントには造詣が深い。「東洋経済オンライン」「読売オンライン」など寄稿多数。
著書に『非正規って言うな!』(クロスメディア・パブリッシング)、『神採用メソッド』(かんき出版)、『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』(アスコム)などがある。
著書に『非正規って言うな!』(クロスメディア・パブリッシング)、『神採用メソッド』(かんき出版)、『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』(アスコム)などがある。
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