古楽オーケストラ『プロムジカ使節団』、 オルガン修復プロジェクトを3月に発表 ~音楽界の苗木を目指して~
プロムジカ・コンティヌオ株式会社(所在地:東京都豊島区、代表取締役:圓谷 俊貴)が運営する、古楽オーケストラ『プロムジカ使節団』は、クラウドファンディングを用いてオルガンの全面修復に取り掛かるプロジェクトを3月29日に開始いたしました。
1. 音楽界の苗木を目指して
古楽オーケストラ『プロムジカ使節団』は、本プロジェクトのリターンを皮切りに聴き手、音楽愛好家、演奏家の卵の皆様との新たな関係性の構築を目指し、プロ古楽オーケストラであります『プロムジカ使節団』との指揮者共演体験、ソリスト体験、オリジナル曲の製作を通して、奏者と聴き手という形の関わり方から更に多角的な音楽体験へお連れします。
かけがえのない文化遺産と共に、ひとりでも多くの方と音楽という苗木を植えたい。そんな思いから立ち上げたプロジェクトとなりました。
▼サイトURL: https://camp-fire.jp/projects/view/523554
「ヨーロッパで45年間使われていたポジティフオルガンを日本に持ってきました。この楽器をPromusica Baroque Academyに使ってもらい、たくさんの人にその響きを届けることができたら、これ以上に嬉しいことはない。」
ヨーロッパで活躍してきた本ポジティフオルガンの製作者・世界的なオルガンビルダー(製作家)のマルク・ガルニエ氏、また同職でご子息のマテュー氏の言葉も苗木のひとつ。
プロ古楽オーケストラとの共演を通して、さらにもう一歩、音楽の森へ足を踏み入れてみませんか。
▼マルク、マテュー・ガルニエ氏
https://www.youtube.com/watch?v=UtQ0te6Y9qg
2. ポジティフオルガンは古楽オーケストラの宿り木
素晴らしい楽器は時代と共に音だけでなく多くの人の記憶を宿しています。今回修復される名器は45年前にマルク・ガルニエ氏がフランスで製作し、ヨーロッパで長らく活躍して来ました。大きな特徴は全て木管のパイプを使用している点にあり、金属パイプのオルガンとはまた異なる温もりのある響きは非常に魅力的なものです。このパイプの木材の大部分の新品への交換や、楽器の心臓部分の風をおこす電気回路部分の修繕等、今回は大規模な作業を余儀なくされています。
皆様のご支援のもと、修復後は『プロムジカ使節団』主催の演奏会のみならず、出演協力する合唱団等の公演での使用・レンタルも視野に入れ、この楽器の魅力を展開します。
オルガンは古楽オーケストラにとって中心的存在、まさに宿り木…時代を超えて継承される文化遺産に注目です。
3. オルガン修復作業とリターンについて
現代社会では急激なAI化と個人の分断化が進んでいます。ありとあらゆるものが指先ひとつで処理される、一見自由にも見えるこの世界。人は、利便性と反比例するように自由をもって不自由たるを知り、人を豊かにするものも目に見えないものへと変化してきました。
生きづらさを抱えることが多い現代社会で、人生の足場となるものは何か--当社は経験や非日常的な体験こそがその足場になると考えています。また、それは新たな生きる価値を創造していくと確信し、非日常的な体験・経験の産出、発信に尽力すると共に、当社オリジナルのSDGsへの取り組みへと繋げていく所存です。この文化遺産を通した多角的な音楽体験はその起点になり、音は日常から非日常への流れを紡いでいくと信じています。
◎リターン概要
5,000円以上のご支援をいただいた皆様へ豊富なリターンをご提供しています。
・修復したポジティフオルガンの演奏権
・修繕したオルガンを用いてのスタジオ録音、録音音源
・チェンバロ or オルガン コンチェルトのソリスト権利
※映像制作付き、完成動画データ納品
・プロの古楽オーケストラの指揮体験
※希望者にはオーケストラ奏者より ワンポイントアドバイス有。
映像制作付、完成動画データ納品
・【鍵盤楽器レンタル】オルガン、チェンバロ 1日レンタル(調律付き)
※関東近郊のみ
・Music Video(4~5分程度)制作 、アーティスト写真撮影
他
◎修復作業の実施状況について
修繕作業はすでに始まっており4月30日までに作業の完了を予定しておりますが、新型コロナウイルスの影響で良い木材の調達がスムーズにいかない場合、作業の進行に大幅な遅れを生む恐れがあります。
◎主な演奏会予定
■修繕完了お披露目演奏会
修繕が完了したポジティフオルガンのお披露目演奏会をYouTubeライブ配信にてお届けさせていただきます。
・2022年6/30(木)20:00 - 21:00
YouTube リンク: https://youtu.be/3KHWY8mwErk
演奏、出演 : マテュー・ガルニエ、圓谷 俊貴
※出演者は変更の可能性があります。
■『プロムジカ使節団』 Promusica Baroque Academyにて使用予定の公演
2022年10月 『プロムジカ使節団』 主催公演
12月 サントリーホール・ブルーローズにて依頼公演
2023年1月 ロ短調ミサ公演(出演協力)
3月 ヨハネ受難曲公演(出演協力)
4. プロムジカ・コンティヌオ株式会社、『プロムジカ使節団』について
◎プロムジカ・コンティヌオ株式会社
プロムジカ・コンティヌオでは、豊島区を中心にクラシック音楽の演奏・収録、クラシック音楽を使った動画コンテンツ制作を行っております。ドローン空撮なども取り入れたダイナミックな映像にオーケストラが演奏する本格的な音楽の演出を組み合わせたPV制作を特色とし、音楽業界でお客様にお喜びいただく演出を行ってきたノウハウを駆使して制作にあたっております。
会社名 : Promusica Continuo Co., Ltd./
プロムジカ・コンティヌオ株式会社
所在地 : 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15
ダイヤゲート池袋 5階
代表者 : 代表取締役 圓谷 俊貴
フリーダイヤル・TEL: 0800-805-5432/03-6887-1034
Mail : info@promsinc.com
URL : https://promsinc.com/
◎『プロムジカ使節団』
“Promusica Baroque Academy”古楽オーケストラ『プロムジカ使節団』は、2020年12月にチェンバロ・通奏低音奏者の圓谷俊貴により創設されたアカデミックでプロフェッショナルな古楽団体です。主要メンバーにヴァイオリン 池田 梨枝子・迫間 野百合・高岸 卓人、チェロ 山本 徹、オーボエ 荒井 豪らを擁し、すでにオリジナル楽器奏者として国内外で活躍する若手奏者で構成されております。
2021年9月16日に旗揚げ公演《文明開花》、10月28日にヘンデル《メサイア》公演の2回の主催公演を行い、いずれも好評を博しました。2022年以降も主催公演や合唱団演奏会の出演協力など、多くの演奏会に出演予定です。
これからの日本古楽界を牽引すべく『令和の黒船』をモットーに、最新の映像・録音テクノロジーと古楽を組み合わせる新たな切り口で国内外へ向けて熱量のある音楽を発信し、ファンの獲得を目指します。そして音楽を通じてサステイナブルな社会作りに貢献する演奏団体を目指します。どうぞ私共の今後の活動にご注目ください。
▼ホームページ URL
Promusica Baroque Academy
▼Promusica Continuo YouTubeチャンネル
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