【事後レポート】世界最大手クリルオイル供給会社 アーケル・バイオマリン社 日本法人設立記念イベント開催
バイオテクノロジー分野の世界的なイノベーターであり、世界最大手のクリルオイル供給会社「Aker Bio Marine」(本社:ノルウェー、CEO:マッツ・ヨハンセン)の日本法人であるアーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社(本社:東京、代表取締役:アネッテ・山本ハンセン)は2022年6月2日(木)、駐日ノルウェー大使館にて日本法人設立記念イベントを開催しました。当日はオメガ3第一人者の矢澤 一良氏、ハルダンゲルヴァイオリニストの若宮 百香氏らをゲストに迎え、50名以上の参加者が訪れました。
【アーケル・バイオマリン社について】
アーケル・バイオマリン社はバイオテクノロジー分野のイノベーターであり、南極クリル(エビに似た動物性プランクトンの一種)の漁獲業者として人々の健康改善と地球環境の保護・保全に努めている原料供給会社です。当社はノルウェーのオスロ証券取引所に上場しており、高濃度のタンパク質分離物であるINVI(TM)やクリル由来のEPA・DHAトランスポーターであるLYSOVETA(TM)、クリル由来の医薬品原料、栄養補助食品(Superba(R))、水産養殖(QRILL(R) Aqua)、動物飼料(QRILL(R) Pet)などを開発しています。当社は北欧の企業として女性活躍とサステナビリティを重視しており、当社女性役員比率は40%を超えます。文明から遠く離れた南極で行われるクリル漁業からモンテビオの物流拠点、ヒューストンの工場を経て、世界中のお客様まで広がるバリューチェーンは徹底管理されています。
【当日の様子】
まず冒頭に、共催相手のノルウェー大使館を代表してインガ・マリーエ・ヴァイデマン・ニーハマル駐日ノルウェー大使が日本法人設立の祝辞を述べました。
続いて、登壇したのが当社代表取締役アネッテ・山本ハンセン。180年続く当グループの歴史に始まり、昔から続くノルウェーの健康習慣、日本とノルウェーの親和性、そして法人設立への自信の熱い想いを語り、「品質を重視する日本だからこそ、新しい価値を提供できる」と強調しました。
続いて、本日の特別公演としてハルダンゲル・ヴァイオリニスト若宮 百香氏にご登壇いただきました。同氏は単独コンサートやアーティストの演奏サポートなど多方面でご活躍されており、当日は彼女の奏でる素敵な音色に参加者一同が癒されました。
そして、本日の特別講演としてご登壇頂いたのが、世界におけるEPA・DHAの第一人者であり、早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所の矢澤 一良氏です。近年話題のフレイルに関する解説に始まり、食の予防医学としてのクリルオイルの魅力をご紹介いただきました。「クリルオイルは魚油と比べて体内への吸収性に優れ、幅広い分野で健康効果が期待できる」と様々な研究論文とともに強調しました。
続いて、当社最高マーケティング責任者の後藤 将哉が世界のオメガ3市場、クリルオイル市場のトレンドと各国の成功事例を紹介。特に韓国においては既存のオメガ3市場でポジショニングせず、“脂肪の掃除機”というコンセプトを掲げ、ほぼゼロだったクリルオイル市場を2年間で3億ドル規模まで押し上げました。「日本におけるマーケティング戦略のヒントになれば」と述べました。
最後に、当社最高執行責任者の戸田 匡一が登壇。改めてクリルオイルの可能性について強調し、当社製品「Superba Krill(TM)(スパーバクリル)」と各国の製品事例を紹介しました。「クリルオイルは脳や心臓だけでなく、スポーツや美容など幅広い領域で大きな可能性を秘めている。国内では肌に関する臨床試験を行っており、年内に発表できれば」と述べました。
イベント終了後には大使館プールサイドにてささやかなアフターパーティが開かれ、ペール・アルヴェ・フロイエン通商技術参事官による乾杯スピーチでスタートしました。
一同が交流を深める機会となり、参加者からは「グループ会社として幅広い活動に注力されてきた末、クリルオイルにたどり着いたという歴史が印象的でした」といった声も寄せられました。
【クリルオイルについて】
サクラエビに似た動物性プランクトンの一種「南極クリル」から抽出される油のことで、当社の使用しているクリルオイルは地球上でもっとも汚染されていないクリーンな海に生息している南極クリルが原料となっております。クジラをはじめとする南極生物の最も重要な栄養源のひとつとなります。我々人間にとっても有用とされる成分が豊富に含まれております。
(1)オメガ3脂肪酸(EPA・DHAなど)
魚やエビなどに豊富に含まれている栄養素です。心臓や目、肝臓、脳など私たちの体にとって欠かせないもので、多くの健康効果が期待されています。
(2)リン脂質
私たちの体を構成する上で最も重要な成分のひとつ。水と油両方をなじませる性質があり、体内への吸収率を高めてくれます。
(3)コリン
肝臓や筋肉などの多くの身体機能に必須の栄養素。体内で十分な量を生成するのが困難であり、食物によって摂取する必要があります。
(4)アスタキサンチン
クリルオイルのキレイな赤色の正体。強い抗酸化作用があり、オイルを酸化から守ります。そのため保存料の使用を最小限にすることが可能です。
【クリルオイルのエビデンスについてはこちら】
https://www.akerbiomarine.com/ja-jp/evidence
【当社ホームページ】
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