世界で話題の“クリルオイル”が膝の痛みを大幅軽減 権威ある米国学術誌 「The American Journal of Clinical Nutrition」に掲載
バイオテクノロジー分野の世界的なイノベーター「Aker Bio Marine」(本社:ノルウェー、CEO:マッツ・ヨハンセン)と、日本法人であるアーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社(本社:東京、代表取締役:アネッテ・山本ハンセン)が提供する“クリルオイル”が、オーストラリア最大の総合研究機関「CSIRO」が発表した研究結果により、成人の膝の痛みや、こわばり、身体機能を改善すると結論付けられました。この論文はアメリカで権威ある学術誌「The American Journal of Clinical Nutrition」に掲載されました。この研究には当社の最高純度の南極クリルオイル「SUPERBA Boost(TM)(スパーバブースト)」が使用されております。
【背景と今後の展望】
膝の痛みは変形性膝関節症の代表的な症状であり、40歳以上の世界における有病率は30%という研究結果もあります。この痛みを外科手術以外で緩和するためには、通常非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が使用されますが、これらの薬剤は副作用があるため、研究者は効果的な代替治療法を追及しております。これまでの研究や臨床試験から、海洋由来のオメガ3多価不飽和脂肪酸が関節痛を和らげる代替療法のひとつになる可能性が示唆されました。
【研究内容と成果】
変形性膝関節症の成人の痛みの軽減に対する南極クリルオイル「SUPERBA Boost(TM)」の有効性をプラセボ(偽薬)と比較して評価する。
対象者 :軽度から中度の変形性膝関節症の診断結果を受けている健康な男女235名
対象年齢:40~65歳
試験期間:6ヵ月
試験期間中、参加者はプラセボ(偽薬)と1日4グラムのクリルオイルのどちらかを投与するかランダムに割り当てられ、ベースライン、3ヵ月後、6ヵ月後にそれぞれ評価されました。
※出典:The American Journal of Clinical Nutrition
https://academic.oup.com/ajcn/advance-article/doi/10.1093/ajcn/nqac125/6650112
・クリルオイルを投与した患者群では、プラセボ群に比べ、膝の痛みが有意に改善。
・副次的な結果として、膝のこわばりや、身体機能についても大きな改善が見られた。
※変形性膝関節症の評価方法としてゴールドスタンダートとされる評価指標WOMACによって評価
・クリルオイル群において、オメガ3指数がベースライン時6.0%から3ヵ月後には8.9%、6ヵ月後には9.0%に上昇
【クリルオイルとは】
サクラエビに似た動物プランクトンの一種から抽出される魚油のことで、クジラをはじめとする南極生物の最も重要な栄養源のひとつとなります。我々人間にとっても有用とされる4つの主要成分が豊富に含まれている“オールインワン”なオイルです。
(1)オメガ3脂肪酸(EPA・DHAなど)
世界で最も研究されている栄養素である必須脂肪酸のひとつ。心臓や目、肝臓、脳などに幅広い健康効果が期待されます。
(2)リン脂質
クリルオイル最大の特長。一般的な魚油と違い、水と油両方になじむ性質を持っていることから体内への吸収率を飛躍的に高めます。
(3)コリン
肝臓や筋肉などの多くの身体機能に必須の栄養素。体内で十分な量を生成するのが困難であり、食物によって摂取する必要があります。
(4)アスタキサンチン
クリルオイルのキレイな赤色の正体。強い抗酸化作用があり、オイルを酸化から守り、保存料の使用を最小限にすることが可能です。
クリルオイルは先行研究により、オメガ3脂肪酸を含むどの製品よりも心臓の健康状態を左右する3つの指標を適切にサポートすることが臨床試験で報告されています。
・血液中の中性脂肪値を下げる。
・オメガ3指数が4%から8%へ増加すると、致死性冠動脈性心疾患のリスクが約30%減少する。
・LDLコレステロール値は増加しない。
※出典:Berge et al, 2014
【クリルオイルのエビデンスについてはこちら】
https://www.akerbiomarine.com/ja-jp/evidence
≪アーケル・バイオマリン社 研究部門責任者兼副社長 リーネ・ヨンセンによるコメント≫
注目すべきは、当社の最高純度製品「SUPERBA Boost(TM)(スパーバブースト)」が膝の痛み改善や、膝のこわばり、身体機能改善だけでなく、最も炎症レベルが高かった参加者が、最も痛みの改善度合いが高かったということです。これは変形性膝関節症に悩む人々にとって、副作用のない代替治療法の可能性を示唆する大きな成果です。
【アーケル・バイオマリン社について】
アーケル・バイオマリン社はバイオテクノロジー分野のイノベーターであり、南極クリル(エビに似た動物性プランクトンの一種)の漁獲業者として人々の健康改善と地球環境の保護・保全に努めている原料供給会社です。当社はノルウェーのオスロ証券取引所に上場しており、高濃度のタンパク質分離物であるINVI(TM)やクリル由来のEPA・DHAトランスポーターであるLYSOVETA(TM)、クリル由来の医薬品原料、栄養補助食品(Superba(R))、水産養殖(QRILL(R) Aqua)、動物飼料(QRILL(R) Pet)などを開発しています。当社は北欧の企業として女性活躍とサステナビリティを重視しており、当社女性役員比率は40%を超えます。文明から遠く離れた南極で行われるクリル漁業からモンテビオの物流拠点、ヒューストンの工場を経て、世界中のお客様まで広がるバリューチェーンは徹底管理されています。
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