「千本ゑんま堂大念佛狂言」が国立劇場おきなわにて 6/12(日)初上演 ~千年の歴史を持ち京都の無形民俗文化財にも登録~
「花盗人」「牡丹獅子」「道成寺」の3演目を紹介
公益財団法人 国立劇場おきなわ運営財団は、千年の歴史を持ち、京都の無形民俗文化財にも登録されている「千本ゑんま堂狂言」を、国立劇場おきなわ(所在地:沖縄県浦添市勢理客)で2022年6月12日(日)に初上演いたします。
「千本ゑんま堂大念佛狂言」は京都三大念佛狂言の1つで、他の念佛狂言と違いほとんどの演目にセリフのあることが大きな特徴です。沖縄では初めての上演となります。
■ダイジェスト映像「千本ゑんま堂大念佛狂言」
https://www.youtube.com/watch?v=-5E8uXMLuZ4
【公演概要】
会場 : 国立劇場おきなわ 大劇場
日時 : 2022年6月12日(日) 開演時間:14:00
入場料 : 3,500円
チケット購入: https://yyk1.ka-ruku.com/nt-okinawa-ns/showList
■見どころ
「千本ゑんま堂大念佛狂言」( http://enmadokyogen.info/ )は千年の歴史を持ち、京都の無形民俗文化財にも登録されています。
念佛狂言は無言(パントマイム)が基本ですが、他の念佛狂言と違って「ゑんま堂狂言」だけほとんどの演目にセリフがあること(有言)が大きな特徴です。
国立劇場おきなわ 大劇場に京都引接寺の舞台を再現。今回が沖縄で初めての上演となります。
<第1部>
「花盗人」(はなぬすっと)
大名 :迫間 悟空
太郎冠者:梅原 友治
悪者 :嶋 秀人
後見 :岩見 正樹
花泥棒に罪はないという言葉がありますが、今回上演する狂言の花盗人がルーツのようです。琉球国時代にも、この花泥棒に罪はないとされ、近い事件が起きて平等所に持ち込まれましたが、若い男に下った裁きは無罪放免でした。
「美しい花を見て、つい手折ってしまったこのような心は誰にでもあるもので同情の余地がある。花泥棒に罪はない」というのが判決の大意だったそうです。
さて、狂言の「花盗人」はどういう結末になるのでしょうか・・・
「牡丹獅子」(ぼたんじし)
大名 :小島 偉生
太郎冠者:宮田 勝行
獅子頭 :田尻 拓
獅子尾 :嶋 泰智
後見 :梅原 勝治
大名の屋敷の庭に、見事な牡丹が満開の花をつけました。しかし、毎晩どこからか獅子がやってきて荒らしてしまいます。その獅子を生け捕りにするよう言い付けられたが太郎冠者が・・・
<第2部>
「道成寺」(どうじょうじ)
師匠坊:藤井 洋
一朗 :松岡 誠
陀仏坊:戸田 大地
姫 :梅原 友治
鬼神 :宮田 勝行
重要無形文化財指定50周年となる、琉球の歌舞劇・組踊。その演目のひとつ「執心鐘入」の参考にされたと言われる、能、歌舞伎でおなじみの「道成寺」です。
※初めてご来場される皆さまへ
国立劇場おきなわには、舞台両サイドに大型の「字幕表示」がございます。セリフ等が表示されるので、古い言葉の意味がよくわからない場合にご鑑賞の手助けになるととても喜ばれていますので、安心してご来場いただけます。
公演の詳細はQRからご覧いただけます。
<プレゼント動画>
・千本ゑんま堂狂言へのお誘い2022
https://www.youtube.com/watch?v=-5E8uXMLuZ4
・国立劇場おきなわからのご案内(うちなーぐち)
プレスリリース動画
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