ヘルスケア商品販売のカウンセリングDX推進アプリ 『Dカウンセラーneo』を提供開始 ~堀 美智子氏が開発に全面協力、販促×適正販売を強力推進~
6月30日、7月6日に詳細解説オンラインセミナーを開催
小売業・ヘルスケア関連企業の販売促進、デジタル化推進を支援するウィルベース株式会社(本社:東京都中央区、代表者:田中 裕樹)は、OTC医薬品に関する研究や著書、講師で知られる堀 美智子氏が開発に全面協力したヘルスケア商品販売のカウンセリング推進アプリの新版『Dカウンセラーneo』を提供開始したことを発表いたします。また、『Dカウンセラーneo』を詳細解説するオンラインセミナーを6月30日、7月6日に開催いたします。
■Dカウンセラーneoの概要
Dカウンセラーneoは、薬剤師や登録販売者等の専門スタッフが、来店したお客様に症状や既往歴等をヒアリングしながら適切なOTC医薬品等のヘルスケア商品を特定し紹介するためのタブレット端末専用のアプリです。総合感冒薬、胃腸薬、目薬、ビタミン剤等の代表的な商品の効果・効能、特徴、添付文書や関連商品の情報等をスピーディかつ分かりやすくお客様に提示できるほか、類似商品を比較表示し、お客様が自身の症状や生活習慣、嗜好等をもとに短時間で適切な商品を選定し購入することを支援します。昨年4月に提供開始したDカウンセラー(旧版)から機能を大幅に拡充したほか、搭載商品数を約3,000種に拡大しました。
複数商品を比較し多種多様な症状に対する効能効果が確認できる機能や、OTC医薬品の適正販売と適正使用が担保できるしくみを盛り込んでおり、ドラッグストア等のヘルスケア販売事業者がカウンセリング業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し販売促進と適正販売の両立を可能とするツールとなります。
※『Dカウンセラー』のDはDrug(薬)、Digital(デジタル)の頭文字を指します。
■Dカウンセラーneo提供の背景
医薬品販売の規制緩和や高まる健康志向と相まって、ヘルスケア商品販売事業者数は近年増加するとともに、OTC医薬品の自動販売機による販売が初めて開始される等新しい販売手法も試みられています。
一方で、OTC医薬品の不適正使用による健康被害や重篤な副作用も報告されており、効率的な販売促進に注力するだけでなく、お客様の症状、既往歴やアレルギー等を勘案した適切な商品をお勧めし販売することが販売事業者にとって必要です。
しかし、薬剤師や登録販売者等の専門スタッフにとって、多くの商品からお客様の症状、既往歴等に合った商品を短時間で選定することは容易なことではありません。新商品やリニューアル品も多いことからベテランのスタッフにとっても最新の知識を常に身に着けておくことは難しく、当社がドラッグストア向けに実施した調査でも、接客時にタイムリーに活用できる商品情報やツールが求められていることが分かっています。
このように、販売事業者、お客様双方にとって短時間で適切な商品の選定を可能とする機会やツールが求められている中、当社では昨年、Dカウンセラー(旧版)の提供を開始しました。今回Dカウンセラー(旧版)導入企業の利用状況やご意見、ご要望、さらには堀 美智子氏のアドバイスを取り入れ大幅に機能拡充した新版『Dカウンセラーneo』の提供を開始するに至りました。
■Dカウンセラーneoの特長
(1)丁寧・正確な3分カウンセリングを実現する各種機能
カウンセリング・フローに則ったヒアリング事項の盛り込みや症状、禁忌・既往歴や嗜好(錠剤/液剤、眠くなる成分/ステロイド含有の有無、ノンカロリー、温感/冷感等)等の各種検索、対応する症状の違いが一目で分かる商品比較機能等によって、資格を取得して間もないスタッフでも3分以内の短時間で丁寧かつ正確なカウンセリングを完結することができます。アプリはカウンセリング時オフライン環境で利用する仕様となっており、通信環境が悪い店舗でもストレスない活用ができます。某ドラッグストアでDカウンセラーneoを用いて実施した接客応対(計20回、2~3種の比較商品を提示・説明)においては、その8割が3分以内で応対を終えており、短時間でのカウンセリングを実現できることが分かりました。
(2)不適切販売・利用を最大限回避するしくみ
子供や高齢者が服用する際の注意喚起や医療機関の受診勧奨等の盛り込み、添付文書に記載のすべての禁忌項目を吟味した商品選定、「濫用等のおそれのある医薬品」のアイコンによる明示、漢方薬独自の情報提示機能(対応する体力のめやすを明示)等によって、服用対象でないお客さまへの販売、お客さまによる不適切な利用・服用を最大限回避します。
(3)アプリ表示を自社流にカスタマイズ
Dカウンセラーneoは利用する各社専用DBとセットで提供されます。DBには商品の各種データ・情報、アプリに表示する各種内容が格納されており、その一部は簡単に修正、追加等が可能な仕様となっており、自社流の販売促進、適正販売のためのとりくみを反映することができます。
■価格体系等
タブレット端末にインストールするアプリの数に応じた初期費用、月額利用料で構成される価格体系となります。Dカウンセラーneoは令和4年度 IT導入補助金のITツールに採択されており、中小企業・小規模事業者等においては初期費用を含めた年間利用金額の半額(最大150万円)が補助されます。詳細はお問い合わせください。
■他の提供形態
Dカウンセラーneoはタブレット専用アプリのほかさまざまな形態での提供が可能です。API経由で各種データを提供して各社のECサイトやお客様向けアプリ、顧客台帳等と連携可能な仕様となっています。また、お客様自ら操作して商品選定を行うキオスク端末版やお客様自らのスマートフォンで操作する形態のサービスも近日中に展開を予定しています。
★☆★オンラインセミナー☆★☆
以下日程、内容で『Dカウンセラーneo』の詳細解説をするオンラインセミナーを開催します。
<開催日>
6月30日(木)14:00~15:00、7月6日(水)16:00~17:00 ※両日とも同内容です
<内容>
●『Dカウンセラーneo』開発背景とサービス詳細内容
●カウンセリングでの利用シーン例
●販売インパクト事例(某ドラッグストアでの効果検証結果等)
<申込方法>
以下サイトより申込いただきますと、後日Zoomでの視聴情報をお送りします。
https://www.willbase.co.jp/dc_semi202206/entryform.html
【開発協力:堀 美智子氏 プロフィール】
医薬情報研究所 株式会社エス・アイ・シー取締役/医薬情報部門責任者。一般社団法人日本薬業研修センター医薬研究所所長。一般社団法人日本セルフケア推進協議会理事。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事。日本臨床栄養協会理事。名城大学薬学部卒。同大薬学部医薬情報室、帝京大学薬学部医薬情報室勤務を経て、現職。1998~2002年日本薬剤師会常務理事。薬剤師への研修をはじめ、薬やサプリメントに関する講演・セミナーを数多く行い、テレビやラジオ番組にも出演。OTC医薬品等に関する著書多数。
【堀 美智子氏 コメント】
医療や医薬品販売の規制緩和が進む中だからこそ、医薬品を適正に販売し、適正な利用・服用を支援するのは薬剤師や登録販売者の重要な務めです。しかし、多数の医薬品の知識をすべて頭に入れ、正確に情報提供することは容易なことではありません。また、不正確な知識、情報提供が不適切な利用、服用に繋がる恐れがあります。『Dカウンセラーneo』は、販売側のこのような課題やリスクを解決・最小限にすることができるという点で大きな意味を持ちます。また、今後サプリメント等のヘルスケア商品全般への拡大も予定されており、治療だけでなく未病・予防、健康の支援・促進ツールとしての発展に大いに期待しています。
【ウィルベースについて】
ウィルベースは、最新の情報技術やAI、ビッグデータ分析等の最新技術を駆使し、小売業・ヘルスケア関連企業がマーケティングや販促活動の効果・効率を最大限高めることを支援しています。プラットフォームの提供に加えて情報システムの活用、DX推進に関するコンサルティングを行い、小売業・ヘルスケア関連企業の各社がこれからの時代にフィットした売り方、働き方への転換を行うことを支援しています。
代表者 : 田中 裕樹
設立 : 2016年12月
所在地 : 東京都中央区日本橋小舟町8-6 H1O日本橋小舟町5F
資本金 : 3,400万円
企業URL : https://www.willbase.co.jp/
事業内容: 販促DXクラウドサービス「RetailForce(リテールフォース)」、
接客DXツール「Dカウンセラー」等の開発・提供、
経営コンサルティング
- カテゴリ:
- 企業動向
- タグ:
- 医療 その他IT・インターネット 経済(国内)
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)