豆腐移動販売の「染野屋」が 他社豆腐店の大豆加工食品を販売開始 販売力を活かし、縮小する地域豆腐店の活性化狙う
関東を中心に約100台の車両で豆富などの大豆製品を移動販売で展開している株式会社染野屋(代表:八代目染野屋半次郎/小野 篤人、本店:茨城県取手市2-1-32)は、他社豆腐店のこだわりの大豆加工商品を同社の移動販売車にて6月17日より販売開始いたしました。
初回は福井県では1世帯あたりの消費金額が一番多いと言われている油揚げで、福井県「谷口屋の油揚げ」。8月には「埼玉県島田食品のJAS有機豆富」、続いて「京都久在屋」などの販売を計画しています。
【激減する豆腐製造事業所】
豆腐製造事業所は、最も多かった昭和35年には51,596ヶ所ありましたが、令和2年には5,319ヶ所と、10分の1近くに大きく減少しています。
その要因は主に後継者不足、そして機械化が取り入れられたこと、スーパー等大型店を通す販売が進みある程度の事業規模が必要となったことなどが挙げられます。そのため、「製造卸」の形態が増え、製造し自ら販売する昔ながらの「製造小売」は減っているのが現状です。
<参考>
一般財団法人全国豆腐連合会/豆腐製造事業所数の推移
http://www.zentoren.jp/economy/enterpreneur.html
厚生労働省/衛生行政報告例/結果の概要/食品衛生関係
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/20/dl/kekka4.pdf
【移動販売網を活かし、競合他社の豆腐を販売。業界の活性化を狙う】
当社は競合他社である全国各地の豆腐店の「手作りならではの美味しいこだわり商品」を移動販売でお客様へ紹介し、豆腐業界の活性化につなげる活動を開始。
当社は茨城県取手市に工場を構え、茨城県、千葉県、埼玉県、神奈川県、静岡県、栃木県、群馬県の地域に移動販売車による豆富類の販売を行なっています。また石川県白山市では同社子会社の山下ミツ商店による石川県内の販売も今年開始いたしました。
コロナ禍により移動販売の需要が増えた中、代表の小野は「毎週お届けするお客様との絆がコロナ禍を通して強くなり、お客様の立場になると当社ブランドのみにこだわらず、他の豆富屋の優れた商品もお届けしていきたいと考えるようになった。また、コロナ禍で打撃を受けた百貨店などに卸している豆富製造業者にも、微力ながら協力できればうれしいことです」と述べています。
【老舗豆腐店 谷口屋の「竹田の油揚げ」詳細】
1世帯あたりの消費金額1位を誇る、福井県民のソウルフード油あげ。
中でも谷口屋の油あげは1辺約13cm、厚さは約3cmととても大きく、外はサクッと中はふわふわジューシーなのが特徴です。
大豆は安心・安全の契約栽培による厳選した福岡県産大豆を使用しており、「揚げ師」と呼ばれる職人が1時間かけて1枚1枚丁寧に揚げています。
谷口屋URL: https://taniguchiya.co.jp
【今後の展開】
移動販売の需要性は、今後も増加し続けていくことが予測されます。
当社では、自社の製品とともに全国各地の「手作りならではの美味しいこだわり商品」をお客様へお届けいたします。
【会社概要】
名称 : 株式会社染野屋
所在地: ≪東京ヘッドオフィス≫
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング 6F
代表 : 八代目染野屋半次郎/小野 篤人
設立 : 2004年4月26日
資本金: 3,300万円
URL : http://www.somenoya.com
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