3Dモデリングのために導入された自動撮影システムが 国立研究開発法人 産業技術総合研究所にて本格運用を開始
オートリージャパン株式会社(所在地:東京都台東区/代表取締役:頼 鵬程)の販売する「自動撮影システム」が、国立研究開発法人産業技術総合研究所に採用され、2022年6月より本格運用を開始いたしました。研究所内の臨海副都心センターに設置され、画像の3Dモデリング化の研究開発に活用されています。
■導入機材
・小型ターンテーブル PhotoCapture 360
・5台カメラ同時に自動撮影可能なアーム 3D MultiArm 2000
・遠隔調光可能で高性能のLED照明 LiveStudio
■導入の背景
「3Dモデリングを行うための素材(被写体)を、あらゆる方向から必要な枚数撮影する作業は、単純ではありますが時間と労力がかかります。より簡単に効率よく撮影できる方法をリサーチする中で、Ortery自動撮影システムを使用したという、同分野の海外研究所が発表した研究成果を見つけました。そこからOrteryの製品スペックや性能を知り、「まさに求めていた製品だ!」と確信し、導入に至りました。」
【資料出所】
Singh, J. Sha, K. S. Narayan, T. Achim, and P. Abbeel, “BigBIRD: A large-scale 3D database of object instances,” in 2014 IEEE International Conference on Robotics and Automation (ICRA), 2014, pp. 509-516. doi: 10.1109/ICRA.2014.6906903.
https://people.eecs.berkeley.edu/~pabbeel/papers/2014-ICRA-BigBIRD.pdf
Calli, A. Singh, A. Walsman, S. Srinivasa, P. Abbeel, and A. M. Dollar, “The YCB object and Model set: Towards common benchmarks for manipulation research,” in 2015 International Conference on Advanced Robotics (ICAR), Istanbul, Turkey, Jul. 2015, pp. 510-517. doi: 10.1109/ICAR.2015.7251504.
https://www.ri.cmu.edu/pub_files/2015/7/ICAR-FINAL.pdf
■導入効果についての実際のお声
「撮影システム自体(ハードウェア・ソフトウェア)の操作は非常に簡単で、導入当日に初めて使用してから慣れるまではたった数時間でした。そして何より、効率化と自動化が実現できる点が魅力的です。一つの被写体を水平・垂直といった異なるアングルから数百枚の撮影するという作業も、ストレスなく短時間で完了します。自動撮影システムで撮影され、均一性の保たれた画像のおかげで、クオリティーが非常に高い3Dモデリングを実現することができます。」
■作品イメージ
■取材の協力者
国立研究開発法人産業技術総合研究所
Industrial CPS Research Center
Research Scientist Floris Erich
取材は以上です。
■オートリージャパンから同分野のユーザー様へ
研究開発に関わる機密情報の関係で、詳細の開示ができませんが、同分野で同じ撮影に関する悩み・課題を抱えている方はぜひOrteryの自動撮影システムをご体験ください。
■会社概要
・会社名: オートリージャパン株式会社
・代表者: 代表取締役 頼 鵬程
・資本金: 3,200万円
・設立 : 2018年4月
・所在地: 〒110-0016 東京都台東区台東1-23-10
・URL : https://www.ortery.jp/
・TEL : 03-6284-2121
・Email : contact.jp@ortery.com
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