四天王寺大学の学生が 古墳を題材に制作・出版した絵本を大阪府松原市に寄贈
四天王寺大学教育学部(大阪府羽曳野市)の坂本ゼミの「古墳プロジェクト」では、こどもたちに世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」に興味をもってもらいたいという思いを込めて、『はにわちゃんのおうちはどこ?』という古墳を題材にした絵本を制作・出版し、近隣の自治体に寄贈しています。これまで羽曳野市・藤井寺市に寄贈し、今回は松原市へ寄贈しました。
6月8日、坂本教授と松原市出身の教育学部4年生 高橋 真子さんが松原市役所を訪れ、澤井 宏文市長に直接絵本を手渡しました。今回寄贈した絵本は松原市内の公立保育園・幼稚園・こども園・図書館で活用されます。
高橋さんは「先輩方から受け継いできたこの絵本を多くのこどもたちに読んでもらいたい」と話しました。澤井市長からは、「松原にも古墳があるので、古墳になじみを持ってもらうための教材として有効に活用したい」とのお言葉をいただきました。また、美濃 亮教育長からは、教員を目指す高橋さんに激励の言葉をいただきました。
当プロジェクトは今後も継続し、次回は河内長野市に寄贈を予定しています。
■学校法人四天王寺学園 四天王寺大学とは
約1,400年前、聖徳太子が創建された日本最古の学問所である四天王寺敬田院(きょうでんいん)を起源とし、十七條憲法の第一条「和を以て尊しとなす」からはじまる学園訓で、心の「和」の教育を柱に、人と人のつながりを大切にする健全な精神の育成に取り組んでいます。
2022年、学校法人 四天王寺学園は創立100周年を迎えます。
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