【幻冬舎/著者インタビュー】北参道こころの診療所 院長 庄司剛氏が語る、「精神分析の世界」とは?
【著者インタビュー】『知らない自分に出会う 精神分析の世界』を著した精神科医・庄司 剛氏が、精神分析の思考で無意識の領域を探る
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2022年6月27日 11:30株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:山下征孝)は、同社が運営する「話題の本.com」(https://wadainohon.com)にて2022年6月27日(月)、著書『知らない自分に出会う 精神分析の世界』を刊行した、北参道こころの診療所 庄司剛氏のインタビュー記事を公開しました。
▼【著者インタビュー】『知らない自分に出会う 精神分析の世界』を著した精神科医・庄司 剛氏が、精神分析の思考で無意識の領域を探る
私たちは時に、自分でも理解できないような発言・行動をしてしまうことがあります。なぜなら、心には自分で自覚している「意識的な領域」だけでなく、自覚していない「無意識な領域」があるからです。この領域に過去のつらい記憶が残っていて、それが原因で、理解に苦しむようなことをしてしまうのです。
ロンドンで研鑽を重ね、現在は北参道こころの診療所の院長を務めている庄司 剛先生は、精神分析を社会に広めることで多くの患者を救おうと日々奮闘しています。
精神分析的精神療法とは何か、そして、精神分析について学ぶことで何が期待できるのか、聴きました。
ロンドンで研鑽を重ね、現在は北参道こころの診療所の院長を務めている庄司 剛先生は、精神分析を社会に広めることで多くの患者を救おうと日々奮闘しています。
精神分析的精神療法とは何か、そして、精神分析について学ぶことで何が期待できるのか、聴きました。
インタビュー記事 一部をご紹介
――ご著書『知らない自分に出会う 精神分析の世界』刊行のきっかけをお聞かせください。
「精神分析的な考え方」を、できるだけ多くの人にご紹介したいと思ったからです。
精神分析とは、普段は意識することがない心の奥底である「無意識」を探索し、理解しようとする試みです。現代の精神医学や医療心理学の世界ではマイナーな扱いを受けていますが、とても興味深く、面白い学問だと私は考えています。
また、心の問題を抱えた人だけでなく、一般の人にも参考になる部分が多いのです。自分の無意識的な領域をひもとくことで、本来の自分でも気づかなかった、あるいはあえて見ようとしてこなかった感情が見え、発言や行動の理由がわかることがあります。
精神分析の考え方が世の中に広まれば、社会生活はもっと豊かに奥深く感じられるようになるのではないか。それがこの本を出版した最大の理由です。
――カウンセリングと「精神分析」は、どのように違うのでしょうか。
カウンセリングとは、悩みや不安を抱えた人の相談に乗り解決を手助けすることを差します。
とても幅広い概念で、「来談者中心療法」「認知行動療法」「対人関係療法」「森田療法」など、治療のやり方も千差万別です。精神分析はその中の1分野で、「無意識」に焦点を当てるところが最大の特徴です。
本来の精神分析では、週4回以上のペースで治療を行います。ただし、患者さんのご都合を考えるとなかなか難しいのが現実です。そこで精神分析のエッセンスを応用し、週1、2回という利用しやすい頻度でセラピーを行うのが「精神分析的精神療法」です。
ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー
「精神分析的な考え方」を、できるだけ多くの人にご紹介したいと思ったからです。
精神分析とは、普段は意識することがない心の奥底である「無意識」を探索し、理解しようとする試みです。現代の精神医学や医療心理学の世界ではマイナーな扱いを受けていますが、とても興味深く、面白い学問だと私は考えています。
また、心の問題を抱えた人だけでなく、一般の人にも参考になる部分が多いのです。自分の無意識的な領域をひもとくことで、本来の自分でも気づかなかった、あるいはあえて見ようとしてこなかった感情が見え、発言や行動の理由がわかることがあります。
精神分析の考え方が世の中に広まれば、社会生活はもっと豊かに奥深く感じられるようになるのではないか。それがこの本を出版した最大の理由です。
――カウンセリングと「精神分析」は、どのように違うのでしょうか。
カウンセリングとは、悩みや不安を抱えた人の相談に乗り解決を手助けすることを差します。
とても幅広い概念で、「来談者中心療法」「認知行動療法」「対人関係療法」「森田療法」など、治療のやり方も千差万別です。精神分析はその中の1分野で、「無意識」に焦点を当てるところが最大の特徴です。
本来の精神分析では、週4回以上のペースで治療を行います。ただし、患者さんのご都合を考えるとなかなか難しいのが現実です。そこで精神分析のエッセンスを応用し、週1、2回という利用しやすい頻度でセラピーを行うのが「精神分析的精神療法」です。
ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー
書籍情報
理由の分からない憂うつ、怒り、不安、落ち込み
精神分析でその原因を探る
自分でもなぜか理解できない発言や行動の原因は
過去の記憶や体験によって抑え込まれた自分の本来の感情が潜む
「無意識的な領域」にあった!
日常で起こるさまざまなできごとに対して、
自分で判断して行動していると思っている一方で、
「あんなことを言うつもりじゃなかったのに」
「なんであんな間違いをしてしまったんだろう」など
自分でも理解できない発言や行動をすることがあります。
人の心には、自覚している「意識的な領域」と
自覚していない「無意識的な領域」があり、
無意識的な領域をひも解いていくと、
過去のつらい記憶や体験から抑え込んでいた自分の本来の感情が見えてきます。
それを意識的な領域に戻して向き合うことで
思いもよらない発言や行動の原因を解明することができるのです。
精神科の医師として、
不眠症やうつ病・パニック障害などの症状に悩む人を診療してきた著者は、
自分でも意識することのできない心の奥底、無意識を探索し、
理解しようとする精神分析を行っています。
本書では具体的な事例を紹介しながら
「精神分析的な考え方」がどういったものかを考察しています。
自分自身の心を深く知りたい人に読んでほしい一冊です。
精神分析でその原因を探る
自分でもなぜか理解できない発言や行動の原因は
過去の記憶や体験によって抑え込まれた自分の本来の感情が潜む
「無意識的な領域」にあった!
日常で起こるさまざまなできごとに対して、
自分で判断して行動していると思っている一方で、
「あんなことを言うつもりじゃなかったのに」
「なんであんな間違いをしてしまったんだろう」など
自分でも理解できない発言や行動をすることがあります。
人の心には、自覚している「意識的な領域」と
自覚していない「無意識的な領域」があり、
無意識的な領域をひも解いていくと、
過去のつらい記憶や体験から抑え込んでいた自分の本来の感情が見えてきます。
それを意識的な領域に戻して向き合うことで
思いもよらない発言や行動の原因を解明することができるのです。
精神科の医師として、
不眠症やうつ病・パニック障害などの症状に悩む人を診療してきた著者は、
自分でも意識することのできない心の奥底、無意識を探索し、
理解しようとする精神分析を行っています。
本書では具体的な事例を紹介しながら
「精神分析的な考え方」がどういったものかを考察しています。
自分自身の心を深く知りたい人に読んでほしい一冊です。
著者
■ 庄司 剛
北参道こころの診療所院長
1999年に筑波大学医学専門学群卒業後、東京大学医学部附属病院心療内科、長谷川病院精神科を経て2008年~2013年までロンドン、タビストッククリニックに留学。
帰国後、心の杜・新宿クリニックに在籍し、2021年より医療法人イプシロン北参道こころの診療所院長に就任
日本精神分析学会、日本精神分析的精神医学会などに所属。
精神保健指定医、BPC (British Psychoanalytic Council)Psychodynamic Psychotherapist、TSP (The Tavistock Society of Psychotherapist) メンバー。
北参道こころの診療所院長
1999年に筑波大学医学専門学群卒業後、東京大学医学部附属病院心療内科、長谷川病院精神科を経て2008年~2013年までロンドン、タビストッククリニックに留学。
帰国後、心の杜・新宿クリニックに在籍し、2021年より医療法人イプシロン北参道こころの診療所院長に就任
日本精神分析学会、日本精神分析的精神医学会などに所属。
精神保健指定医、BPC (British Psychoanalytic Council)Psychodynamic Psychotherapist、TSP (The Tavistock Society of Psychotherapist) メンバー。
お問い合わせ
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株式会社幻冬舎ゴールドオンライン
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目9番7号
TEL:03-5411-6270
URL :https://gentosha-go.com/
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