【8月1日から水の週間】漏水などで失われる水道水は年間・東京ドーム900杯分
宇宙から水道管の漏水を検知するユーティリス社の漏水検知システム「アステラ製品」が、多数の自治体で採用増加中
多くの水道水が漏水によって失われている
厚生労働省の調査によると、日本の水道管普及率は98.1%で、水道管の総距離は約72万キロ(地球約18周分)ありますが、その多くは戦後の高度成長期に敷設されており、老朽化が進んでいます。※1
漏水などで失われる水(無効水量)は、1年間に約11億立方メートルもあり、東京ドームの約900杯分にあたります。これは年間給水量の約7.7%です。※2
しかも日本国内で過去に整備されたインフラが更新時期を迎え、水道管の6分の1は、耐用年数とされる約40年を超過しているといわれており、今後、漏水のリスクの増大も予想されます。
しかし漏水の発見には、従来は人手に頼った音聴調査を広範囲にわたって行うことが必要であり、効率的に調査を行うことが難しく、大規模に行うには長期間に渡るのが当たり前で、調査員確保の問題とコスト増大が避けられませんでした。
漏水の発見を従来よりも大幅に容易にする最新テクノロジー
このシステムは全世界の64ヵ国で650件以上のプロジェクトに採用され、成果を挙げていますが、日本国内では2021年に愛知県豊田市が採用し、5年ほどかかる現地調査を約7ヶ月に短縮したとされています。
https://www.japan21.co.jp/2021-06-16-utilis-toyota-city/
国内でも採用が相次ぐ
茨城・桜川市 人工衛星で漏水調査 AI活用、作業短縮
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16583139500042
ユーティリス社のサービスは他に類をみない革新的なサービスであり、漏水を早期に検知し効率的に発見、修繕を促していくという側面では、パートナーである水道事業体のみならず、持続可能な社会の実現にも繋がると考えます。これからも日本の水道事業の持続・発展に貢献したいと考えています。
水道管普及率:厚生労働省水道の基本統計より
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/database/kihon/index.html
水道管経年化率・管路更新率:厚生労働省 令和2年度全国水道関係担当者会議資料10ページ目
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197003_00004.html
※2
日本水道協会 「令和元年度水道統計」よりジャパン・トゥエンティワンが算出
年間給水量は14,586,766(千㎥)。そのうち無効水量は1,118,183(千㎥)、東京ドームは1杯124万立方メートル
■ユーティリス社について
2013年に大気物理学と力学を研究していた科学者によって設立され、衛星の画像データを独自のアルゴリズムにより分析する水道管の漏水検知システムは、2016年から提供を開始、すでに世界64カ国・650件以上のプロジェクトが完了し、莫大な量の飲料水の漏水節約に役立てられています。衛星のLバンドマイクロ波データを使用した漏水検知は、導入にあたって設備投資や機器の設置が不要なシステムで、これら製品は、2021年8月より、「アステラ」のブランド名で提供されることになりました。イスラエル、米国(サンディエゴ)、英国の拠点では、各分野の専門家が現行システムを継続的に改善し、革新的な新サービス・製品を市場に投入するために、研究開発に多大な投資を行っています。
https://asterra.io(英語)
https://asterra.japan21.co.jp(日本語:J21運営サイト)
■ジャパン・トゥエンティワン株式会社について
URL:https://www.japan21.co.jp/
<Utilisのご紹介はこちらから>
https://asterra.japan21.co.jp
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お問い合わせ先 広報担当
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