主食を白米ごはん→麦ごはんにチェンジで低GIに

今こそ見直そう穀物のチカラ ~穀物をおいしく、みんなを健康に~

「今こそ見直そう穀物のチカラ」は株式会社はくばくが大麦や雑穀を始めとした穀物の持つ様々な健康機能を紹介し、穀物を通して人々の健康と豊かな食生活を実現していくために発行するニュースレターです。
 今回はVol.7として、「主食である白米ごはんを麦ごはんにチェンジするだけでGIが低くなる」についてお伝えします。

麦ごはんのGIは大麦の割合を増やすほど低くなる!

 GI(グライセミック・インデックス)とは、ある食品を食べたときの血糖値の上がりやすさの指標です。日本では白米ごはんのGIを100とした場合の相対値で表すのが一般的で、83以上は高GI(血糖値を上げやすい)、64以下は低GI(血糖値の上昇が緩やか)とされます。※1 肥満や2型糖尿病の誘因となる血糖値の急上昇を避けるには、低GIの食品がおすすめです。
 主食である白米ごはんは、麦ごはんにチェンジするだけでGIが低くなることがわかりました。健康な成人男女10名が、白米ごはん、もち麦の配合比率が3割、5割、10割の麦ごはん(糖質量はいずれも50g)を食べた場合の血糖値の上昇度から、3割、5割、10割の麦ごはんのGIはそれぞれ79.7、67.5、48.3で、もち麦の配合比率が高くなるほど有意に低くなりました。※2 これは、もち麦に豊富に含まれる粘性の強い水溶性食物繊維、β-グルカンの作用により、消化管内での糖質の吸収が穏やかになったためと考えられます。含まれるβ-グルカン量が増えるほどGIが下がるという関係性も確認できました。
(日本栄養食糧学会誌., 71, 6, 283-288, 2018)
(日本栄養食糧学会誌., 71, 6, 283-288, 2018)

もち麦で低GIに! おすすめメニューはリゾット&炒飯

 もち麦をより高配合にした麦ごはんの方が低GIということはわかったけれど、おいしくたくさんもち麦を食べるには? おすすめのメニューはリゾットと炒飯です。
 もち麦はぷちぷちとした弾力があり、米のような粘りが少なく粒立ちに優れ、ソースの絡みもよいことから、アルデンテがおいしいリゾットに適した食材です。
 また、炒飯も、炒めているうちにべたつきやすい白米の代わりにゆでたもち麦を用いると、パラパラ、ぷちぷちの食感が出せます。レンジ調理で手間なく作ることも可能です。
 もち麦を使うと、低GIになるのはもちろん、リゾットや炒飯など家庭でお店のような味を出すのが難しい料理も本格的な仕上がりに!
 他には、ゆでたもち麦をスープやサラダに入れて食べるのもおすすめです。(ゆでもち麦の作り方はこちら:https://www.hakubaku.co.jp/omugi-lab/takikata/yude_omugi/
※1 日本健康 栄養システム学会誌, 3, 1-15, 2003
※2 日本栄養食糧学会誌., 71, 6, 283-288, 2018

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発行元:株式会社はくばく PR課 (pr@hakubaku.co.jp)

■はくばくについて

【The Kokumotsu Companyとして】

 当社の社名「はくばく」は白い大麦という意味です。創業社長である祖父が「もっと麦ご飯を喜んで食べてもらいたい。」という思いから、大麦を一粒一粒半分に割って黒い筋を目立たなくした製品を開発しました。
 以来、我々はくばくは穀物とともに歩み、精麦の他、雑穀、和麺、麦茶、穀粉、米を事業として手がけるようになりました。
 人類を太古から支えてきた大切な「穀物」を、現代の食卓へもっと多く登場させ、もっと楽しんで食べてもらうこと。それは家族の笑顔が増えること。またそれは家族が健康になることだと考えています。これを実現するために、我々はくばくは「穀物の感動的価値を創造する」ことを社員一丸となって本気で目指して参ります。
(株式会社はくばく 代表取締役社長 長澤 重俊)

社名 : 株式会社はくばく
所在地 : 〒409-3843 山梨県中央市西花輪4629
代表 : 代表取締役社長 長澤 重俊
設立 : 昭和16年4月15日
資本金 : 98,000,000円
事業内容: 食品製造および販売
URL : https://www.hakubaku.co.jp/

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