2025年3月24日発売 書籍『ゼロからはじめる稼ぐ農業必ず知っておきたいこと100』発売記念 「はじめに」先行公開
【物価高・異常気象の時代でも稼ぐ】新規就農者が稼ぐ農業を始めるために知っておくべき知識、考え方、マインドを徹底網羅!
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2025年3月7日 15:00株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は、高津佐和宏 著/寺坂祐一 著/潮田武彦 著/農業始めたい人の学校 監『ゼロからはじめる 稼ぐ農業 必ず知っておきたいこと100』http://www.asa21.com/book/b656192.htmlを2025年3月24日(月)に刊行いたします。
発売を記念いたしまして「はじめに」先行公開いたします。
発売を記念いたしまして「はじめに」先行公開いたします。
以下書籍より抜粋
はじめに
農業ってどうなんだろう?
この本を手に取っていただいたということは、あなたは、少なからず「農業」に興味があるということでしょう。
将来、農業を一つの選択肢として考えている。もしかしたら、すでに農業を始めるために動き出している人や農業を始めることが決定している人もいるかも知れません。
さて、農業を始めたいと思い立ったとしても、何から始めればいいの? そもそも、何を作るの? どうやって売るの? 農地はどうやって手に入れるの?
思った以上に農業の世界はブラックボックスです。表面的な情報は、テレビやSNSで手に入るかもしれません。しかし、農業を始めるための具体的かつ本質的な情報を手に入れ、自分に合ったものを取捨選択するのは非常に困難です。
そして、はたして自分は農業でやっていけるのか? きちんと生活できるだけ稼ぐことができるのか?
そもそも、農家は儲からないと言われているのに、借金して農業を始めて大丈夫なのか?
そんな不安も頭に浮かんでくるでしょう。
実際に、新規就農から10年以内で農業所得のみで生計を立てている人はわずか38.1%、残りの61.9%は農業だけで生活が成り立っていないそうです(全国新規就農相談センター『新規就農者の就農実態に関する調査結果』令和3年度)。
さらに、農林水産省が2024年11月に発表した『基本計画の策定に向けた検討の視点』によると、2020年には108万の農業経営体がありましたが、2030年には54万農業経営体まで半減すると予想しています。
既存の農家は恐ろしいほどのスピードで減少し、新規就農した人も農業だけで生活が成り立たない人のほうが多いことを、これらのデータは表しています。
しかし、そんな状況でも農業をやりたいと志を持って飛び込んで来る人が一定数います。そんな人たちに絶対に失敗してほしくないという思いから、私たちは2021年より「農業始めたい人の学校」というオンラインスクールを始めました。
この本は、その「農業始めたい人の学校」の講師3人による共著です。
1人目は、北海道でメロンの直販農家を営む寺坂祐一。18歳の時に超赤字農家を継ぎ、一時はうつ状態となるも、ダイレクトマーケティングと出会ったことで農業人生が一変。通販と直販で右肩上がりの成長を遂げ、現在では年商1・8億円を突破しています。
2人目は、土作りのスペシャリストである潮田武彦。自身も農業をしながら、周辺の農家仲間に農業技術を教えてほしいと頼まれたことをきっかけに、全国の300軒の農家に農業技術を教える農業コンサルタントとしても活躍しています。
3人目は、農業経営コンサルタントとして活動する高津佐和宏。専業農家に生まれ、農業高校、大学農学部を卒業後、地元JAに入会。15年勤めた後に独立。業界最大級の有料オンライン勉強会を主宰し、自身のYouTubeチャンネルは登録者数1万人を突破しています。
さて、この本が他の農業本と違う点は3つあります。
1つ目は、現在も現場で活動中の3人が、それぞれの実体験に基づき、専門領域について執筆していること。農業と一口で言っても地域によっても様々、生産する品目も多種多様です。また、販売方法、経営規模、従業員の雇用形態など非常に幅広いのが農業です。それをたった一人で語り尽くせる人は、正直いないと思います。その点、この本は3人がそれぞれの専門領域、得意領域を分担して執筆しています。机上の空論ではなく、それぞれが経験したことを伝えています。
2つ目は、農業を始めるだけでなく、始めた後にどうやって軌道に乗せ、生活するための稼ぎ、農業を続けていくための稼ぎを得るかという視点に立っていること。
誤解を恐れずに言いますと、私たちは新規就農者を増やしたいとは思っていません。私たちの思いは、農業を始めた後に失敗して不幸になる人を見たくないのです。そのために、新規就農前に知っておくべきことだけをこの本に詰め込みました。
農業を始めることが目的ではなく、農業を通して幸せになっていただくことを目的としているからです。それを実現するためには、農業を継続するだけの稼ぎは必要です。お金の問題から逃げては、農業は継続できません。そのために「農業で稼ぐ」という視点は外せないものなのです。
3つ目は、農業で失敗しないために、成功する農家の考え方に言及していること。経営の知識や農業生産の栽培技術など、農業で成功するための要因は多くあります。しかし、その根本にあるのは、農業をするあなたの考え方です。
農業で失敗してしまう人は失敗する考え方をしています。
成功する人は成功する考え方を持っています。
実際に「農業始めたい人の学校」の受講生からは、「インターネットで検索しても情報が溢れており何が正解なのか分からなかったが、実際に成功している方からノウハウを学ぶことで迷いが格段に減った」
「経営準備から開始数年の数値の組み立て方、農業技術、販売方法など基本が盛りだくさんで、自分一人では得られなかったことを数多く学ぶことができた」「1人の講師だけでなく、3人の講師から学べるため、一定の客観性が担保されており心強かった」などの感想をいただいています。
「農業で失敗しないコツはなんですか?」と聞かれれば、「学ぶ人を間違えないこと」と答えます。
なぜなら、農業でうまくいっていない新規就農者に、「誰から農業を学んだのか」と聞くと、その師匠が稼げていない農家であることが多いからです。稼げていない人から学んでも、稼げるはずがありません。しかし、最初はよくわからないから、その稼げていない農家のことを全面的に信じるしかありません。これで失敗する新規就農者の出来上がりです。
逆に言えば、稼いでいる農家から成功のポイントやコツを聞けば、おのずと最大効率で稼げるようになるのです。この本にはそのノウハウを、たっぷり100個の項目に詰め込みました。
さあ、この本を読み終えて、稼ぐ農家のスタートラインに立ちましょう‼
稼げる農業の世界でお待ちしています。
2025年2月
寺坂 祐一
潮田 武彦
高津佐和宏
この本を手に取っていただいたということは、あなたは、少なからず「農業」に興味があるということでしょう。
将来、農業を一つの選択肢として考えている。もしかしたら、すでに農業を始めるために動き出している人や農業を始めることが決定している人もいるかも知れません。
さて、農業を始めたいと思い立ったとしても、何から始めればいいの? そもそも、何を作るの? どうやって売るの? 農地はどうやって手に入れるの?
思った以上に農業の世界はブラックボックスです。表面的な情報は、テレビやSNSで手に入るかもしれません。しかし、農業を始めるための具体的かつ本質的な情報を手に入れ、自分に合ったものを取捨選択するのは非常に困難です。
そして、はたして自分は農業でやっていけるのか? きちんと生活できるだけ稼ぐことができるのか?
そもそも、農家は儲からないと言われているのに、借金して農業を始めて大丈夫なのか?
そんな不安も頭に浮かんでくるでしょう。
実際に、新規就農から10年以内で農業所得のみで生計を立てている人はわずか38.1%、残りの61.9%は農業だけで生活が成り立っていないそうです(全国新規就農相談センター『新規就農者の就農実態に関する調査結果』令和3年度)。
さらに、農林水産省が2024年11月に発表した『基本計画の策定に向けた検討の視点』によると、2020年には108万の農業経営体がありましたが、2030年には54万農業経営体まで半減すると予想しています。
既存の農家は恐ろしいほどのスピードで減少し、新規就農した人も農業だけで生活が成り立たない人のほうが多いことを、これらのデータは表しています。
しかし、そんな状況でも農業をやりたいと志を持って飛び込んで来る人が一定数います。そんな人たちに絶対に失敗してほしくないという思いから、私たちは2021年より「農業始めたい人の学校」というオンラインスクールを始めました。
この本は、その「農業始めたい人の学校」の講師3人による共著です。
1人目は、北海道でメロンの直販農家を営む寺坂祐一。18歳の時に超赤字農家を継ぎ、一時はうつ状態となるも、ダイレクトマーケティングと出会ったことで農業人生が一変。通販と直販で右肩上がりの成長を遂げ、現在では年商1・8億円を突破しています。
2人目は、土作りのスペシャリストである潮田武彦。自身も農業をしながら、周辺の農家仲間に農業技術を教えてほしいと頼まれたことをきっかけに、全国の300軒の農家に農業技術を教える農業コンサルタントとしても活躍しています。
3人目は、農業経営コンサルタントとして活動する高津佐和宏。専業農家に生まれ、農業高校、大学農学部を卒業後、地元JAに入会。15年勤めた後に独立。業界最大級の有料オンライン勉強会を主宰し、自身のYouTubeチャンネルは登録者数1万人を突破しています。
さて、この本が他の農業本と違う点は3つあります。
1つ目は、現在も現場で活動中の3人が、それぞれの実体験に基づき、専門領域について執筆していること。農業と一口で言っても地域によっても様々、生産する品目も多種多様です。また、販売方法、経営規模、従業員の雇用形態など非常に幅広いのが農業です。それをたった一人で語り尽くせる人は、正直いないと思います。その点、この本は3人がそれぞれの専門領域、得意領域を分担して執筆しています。机上の空論ではなく、それぞれが経験したことを伝えています。
2つ目は、農業を始めるだけでなく、始めた後にどうやって軌道に乗せ、生活するための稼ぎ、農業を続けていくための稼ぎを得るかという視点に立っていること。
誤解を恐れずに言いますと、私たちは新規就農者を増やしたいとは思っていません。私たちの思いは、農業を始めた後に失敗して不幸になる人を見たくないのです。そのために、新規就農前に知っておくべきことだけをこの本に詰め込みました。
農業を始めることが目的ではなく、農業を通して幸せになっていただくことを目的としているからです。それを実現するためには、農業を継続するだけの稼ぎは必要です。お金の問題から逃げては、農業は継続できません。そのために「農業で稼ぐ」という視点は外せないものなのです。
3つ目は、農業で失敗しないために、成功する農家の考え方に言及していること。経営の知識や農業生産の栽培技術など、農業で成功するための要因は多くあります。しかし、その根本にあるのは、農業をするあなたの考え方です。
農業で失敗してしまう人は失敗する考え方をしています。
成功する人は成功する考え方を持っています。
実際に「農業始めたい人の学校」の受講生からは、「インターネットで検索しても情報が溢れており何が正解なのか分からなかったが、実際に成功している方からノウハウを学ぶことで迷いが格段に減った」
「経営準備から開始数年の数値の組み立て方、農業技術、販売方法など基本が盛りだくさんで、自分一人では得られなかったことを数多く学ぶことができた」「1人の講師だけでなく、3人の講師から学べるため、一定の客観性が担保されており心強かった」などの感想をいただいています。
「農業で失敗しないコツはなんですか?」と聞かれれば、「学ぶ人を間違えないこと」と答えます。
なぜなら、農業でうまくいっていない新規就農者に、「誰から農業を学んだのか」と聞くと、その師匠が稼げていない農家であることが多いからです。稼げていない人から学んでも、稼げるはずがありません。しかし、最初はよくわからないから、その稼げていない農家のことを全面的に信じるしかありません。これで失敗する新規就農者の出来上がりです。
逆に言えば、稼いでいる農家から成功のポイントやコツを聞けば、おのずと最大効率で稼げるようになるのです。この本にはそのノウハウを、たっぷり100個の項目に詰め込みました。
さあ、この本を読み終えて、稼ぐ農家のスタートラインに立ちましょう‼
稼げる農業の世界でお待ちしています。
2025年2月
寺坂 祐一
潮田 武彦
高津佐和宏
書籍情報
タイトル:ゼロからはじめる 稼ぐ農業
必ず知っておきたいこと100
著者:高津佐 和宏 /寺坂 祐一/潮田 武彦
監修:農業始めたい人の学校
ページ数:312ページ
価格: 1,980円(10%税込)
発行日:2025/03/24
ISBN: 978‐4‐86667‐739‐2
書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b656192.html
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866677392/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/18120513
必ず知っておきたいこと100
著者:高津佐 和宏 /寺坂 祐一/潮田 武彦
監修:農業始めたい人の学校
ページ数:312ページ
価格: 1,980円(10%税込)
発行日:2025/03/24
ISBN: 978‐4‐86667‐739‐2
書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b656192.html
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866677392/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/18120513
目次
第1章 農業を始める前に知っておくべきこと
第2章 農業を始めるうえで必要なお金の知識
第3章 農業を始める前に決めておくべきこと
第4章 農業を始める場所を決める
第5章 何を作ればいいか品目を決める
第6章 どこに売るかを決める
第7章 農作物を作るうえで必要な基礎知識
第8章 農業で成功するための心構え
第2章 農業を始めるうえで必要なお金の知識
第3章 農業を始める前に決めておくべきこと
第4章 農業を始める場所を決める
第5章 何を作ればいいか品目を決める
第6章 どこに売るかを決める
第7章 農作物を作るうえで必要な基礎知識
第8章 農業で成功するための心構え
著者プロフィール
高津佐和宏(こうつさ・かずひろ)
合同会社アグリビジネスパートナーズ代表社員。農業経営コンサルタント。上級農業経営アドバイザー。
農業経営コンサルタントとして2018年4月に独立。独立後は、農家を直接支援するために、各SNSで「儲かる農家になるための情報」を発信しながら、講演・セミナー活動、個別コンサルなどを行っている。主宰する「儲かる農家のオンラインスクール」には全国260名(2025年1月時点)の有料会員が在籍している。
合同会社アグリビジネスパートナーズ代表社員。農業経営コンサルタント。上級農業経営アドバイザー。
農業経営コンサルタントとして2018年4月に独立。独立後は、農家を直接支援するために、各SNSで「儲かる農家になるための情報」を発信しながら、講演・セミナー活動、個別コンサルなどを行っている。主宰する「儲かる農家のオンラインスクール」には全国260名(2025年1月時点)の有料会員が在籍している。
寺坂祐一(てらさか・ゆういち)
寺坂農園株式会社代表取締役
18歳で“超赤字農家”を継ぎ、苦境の中でメロン栽培を拡大。直売所の開設を機にダイレクトマーケティングを学び、農業に応用。8年で売上4倍、年商1億円を達成。『北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念に据え、産地直送に取り組む農業を続けている。
寺坂農園株式会社代表取締役
18歳で“超赤字農家”を継ぎ、苦境の中でメロン栽培を拡大。直売所の開設を機にダイレクトマーケティングを学び、農業に応用。8年で売上4倍、年商1億円を達成。『北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念に据え、産地直送に取り組む農業を続けている。
潮田武彦(うしおだ・たけひこ)
うしおだ株式会社代表取締役
肥料メーカーの家に生まれ、名人農家の技術を継承。農業歴25年。「人参物語まるごと100%にんじんジュース」は経済産業省 The Wonder 500 に認定。「土作り、栽培、経営、6次産業化、IT」 まで、農業の全プロセスを支援できる唯一の農業コンサルタント。「集中するものは拡張する」「土作りが農業の問題を全て解決する」をモットーに、全国各地で個人指導・講演を行い、300人以上の農業者を支援。無心無欲で農家の経営改善に取り組む。
うしおだ株式会社代表取締役
肥料メーカーの家に生まれ、名人農家の技術を継承。農業歴25年。「人参物語まるごと100%にんじんジュース」は経済産業省 The Wonder 500 に認定。「土作り、栽培、経営、6次産業化、IT」 まで、農業の全プロセスを支援できる唯一の農業コンサルタント。「集中するものは拡張する」「土作りが農業の問題を全て解決する」をモットーに、全国各地で個人指導・講演を行い、300人以上の農業者を支援。無心無欲で農家の経営改善に取り組む。