＜12/16はフリーランスの日＞　フリーランスに関する調査結果【第2弾】発表　～2割強が取引先とのトラブルを経験　主なトラブルは報酬関係～

2022.12.14 13:00

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副業からフリーランス、独立起業へのコンサルティングを行う株式会社マーケティングフルサポート(本社：東京都渋谷区)は、12月16日の「フリーランスの日」に先駆けてフリーランスの人を対象に実施した「フリーランスの実態調査」の結果【第2弾】を発表いたします。

調査では、8割強がフリーランスを始めたのは、「ここ5年以内」と回答し、コロナ禍を経て、働き方の多様化がますます進んでいることが推察されます。

その一方で、2割強が「取引先とトラブルを経験した」と回答。トラブル内容は、1位「報酬支払い遅延」、2位「契約内容の一方的な変更」、3位「報酬未払い」と、報酬や契約関連のものが目立ちました。希望する支援についても、「補助金、助成金の整備」(2位)、「仕事を紹介してくれる制度」(3位)を抑えて、「発注者とのトラブルを解決する制度」(1位)が最も多いという結果になりました。

■調査結果概要

1. フリーランスを始めたのは、「ここ5年以内」が8割強

2. フリーランスになったきっかけは、1位「組織に縛られない働き方をしたい」、2位「人間関係に縛られず働きたい」、3位「好きなこと、やりたいことをやるため」(複数回答)

3. フリーランスでの現在の年商は300万以下が8割強

4-1. 2割強がこれまでに取引先とトラブルを経験

4-2. トラブル内容は、1位「報酬支払い遅延」、2位「契約内容の一方的な変更」、3位「報酬未払い」(複数回答)

5. 希望するフリーランス支援の新制度は、1位「発注者とのトラブルを解決する制度」、2位「補助金、助成金の整備」「仕事を紹介してくれる制度」(複数回答)

■調査結果

1. フリーランスを始めたのは、「ここ5年以内」が8割強

フリーランスを始めたのは「ここ5年以内」が8割強となりました。内訳は、「1年から5年以内」が最も多く5割強、次いで「1年以内」が3割強でした。

フリーランスを始めた時期

フリーランスになったきっかけは、1位が「組織に縛られない働き方をしたい」、2位が「人間関係に縛られず働きたい」、3位が「好きなこと、やりたいことをやるため」(複数回答)となり、「働き方」や「仕事内容」の自由度の高さを求めてフリーランスになったという人が主流のようです。一方で、「勤務先の業績悪化」「介護、育児など家庭の事情」「病気、障害など健康上の理由」というやむを得ずという選択したという回答も目立ちました。

フリーになったきっかけ

3. フリーランスでの現在の年商は300万以下がが8割強

フリーランスでの現在の年商は300万以下が8割強を占め、平均年収(443万円※国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」より)と比べると低い傾向でした。

現在の年収

4-1. 20.9％がこれまでに取引先とトラブルを経験

「こらまでに取引先とトラブルになったことはあるか」とう設問では、2割強が取引先とトラブルを経験しているという結果になりました。

トラブルになったことは？

4-2. トラブル内容は、1位「報酬支払い遅延」、2位「契約内容の一方的な変更」、3位「報酬未払い」(複数回答)

トラブル内容は、1位「報酬支払い遅延」、2位「契約内容の一方的な変更」、3位「報酬未払い」となり(複数回答)、報酬や契約関連のものが目立ちました。

トラブルになったケース

希望するフリーランスになった新制度は、1位は「発注者とのトラブルを解決する制度」、僅差で2位は「補助金、助成金の整備」、「仕事を紹介してくれる制度」となりました(複数回答)。

希望する支援制度

■調査実施概要

調査時期　：2022年11月8日(火)～11月10日(木)

調査対象　：クラウドワークス( https://crowdworks.jp )に登録しているフリーランサー

調査方法　：インターネット上のアンケート調査

有効回答数：311人(男性178人、女性130人、未回答3人)

■当社代表　仙道達也による調査結果への考察

今回の「フリーランスの実態調査」では、8割強が「フリーランスを始めたのはここ5年以内」と回答し、コロナ禍を経て働き方の多様化がますます進んでいることが推察されます。

フリーランスになったきっかけは、「働き方」や「仕事内容」の自由度の高さを求めてという人が主流でした。一方で、「勤務先の業績悪化」「介護、育児など家庭の事情」「病気、障害など健康上の理由」というやむを得ずという選択したという回答も目立ちました。

また、ここ数年でフリーランスになった人が大部分を占める一方で、2割強が「取引先とトラブルを経験した」と回答し、トラブル内容は、1位「報酬支払い遅延」、2位「契約内容の一方的な変更」、3位「報酬未払い」と、報酬や契約関連のものが目立ちました。希望する支援についても、「発注者とのトラブルを解決する制度」が最も多いという結果になり、発注者との契約にまつわるトラブルを未然に防げる啓蒙活動と、いざという時のトラブル解決関する支援が求められています。

■プロフィール

仙道達也(せんどうたつや)

株式会社マーケティングフルサポート代表取締役。大分県出身。

WEBマーケティング塾を主宰。起業・独立支援及びインターネットによるプロモーション支援を手掛け、受講生150名超を年商1千万円突破へと導く。再現性の高いプログラムが、初心者からスタートしても短期間で結果を出せると好評。

～著書～

「あなたの中に眠る才能を楽しくお金に変える！『教える系副業』のはじめかた」(PHPエディターズ・グループ／ https://www.amazon.co.jp/dp/4909417826/ )2021年12月発売。自分の強みを発見し、それを「教える系副業」に変えていくための具体的なノウハウをご紹介。

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