2/9は「副業の日」～定年予備軍(50代)の副業　実態調査　結果発表　～副業理由は「年金だけでは不安」「健康維持のため」～

2023.02.01 16:00

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副業からフリーランス、独立起業へのコンサルティングを行う株式会社マーケティングフルサポート(本社：東京都渋谷区)は、2月9日の「副業の日」に先駆けて実施した「定年予備軍(50代)の副業実態調査」の結果を2023年2月1日に発表いたしました。

調査から、「収入アップ」や「空き時間の有効活用」などを目的に、ここ数年で増加した50代の副業者が、単発かつ単価の低い副業に悩む様子が伺えます。

■調査結果概要

1. 副業を開始したのはコロナ禍以降(2020年～)が5割

2. 副業の目的は、1位「収入アップ」、2位「空き時間の有効活用」、3位「老後の資金のため」

3. 副業の内容は、1位「懸賞、アンケートモニター、ポイントサイトなど」、2位「株式投資、FX、仮想通貨など金融系」、3位「ブロガー、ライターなど」

4. 期待する副業収入は、「年間100万」が5割超だが、実際の副業収入は、「年間10万以下」が5割超

5.副業に不満(「不満である」「どちらかというと不満である」)が約5割

理由は「収入が少ない」「収入が不安定」「不定期の仕事であること」

6. 理想の働き方は、「現在の本業を維持しながら副業も続ける」が6割超

7. 「何歳まで働きたいか？」への回答は、「生涯現役で働きたい」が4割超

うち「収入がほしい、老後資金に不安、年金は当てにできない」など、金銭的理由が2割、「健康のため」が2割

■調査結果

1. 副業を開始したのはコロナ禍以降(2020年～)が5割

副業を始めた時期

2. 副業の目的は、1位「収入アップ」、2位「空き時間の有効活用」、3位「老後の資金のため」

副業の目的

副業をしている分野

4.期待する副業収入は、「年間100万」が5割超だが、実際の副業収入は、「年間10万以下」が5割超

副業に期待する年収

実際の副業の年収

5. 副業に不満(「不満である」「どちらかというと不満である」)が約5割

理由は「収入が少ない」「収入が不安定」「不定期の仕事であること」

副業に満足しているか？

副業に満足の理由

副業に不満の理由

6. 理想の働き方は、「現在の本業を維持しながら副業も続ける」が6割超

理想の働き方

7. 「何歳まで働きたいか？」への回答は、「生涯現役で働きたい」が4割超

そのうち「収入がほしい、老後資金に不安、年金は当てにできない」など、金銭的理由が2割、「健康のため」が2割

何歳まで働きたいか

生涯現役で働きたい理由

■調査実施概要

調査時期　：2023年1月6日(金)～1月10日(火)

調査対象　：クラウドワークス( https://crowdworks.jp )に

　　　　　　登録している50代の副業者

調査方法　：インターネット上のアンケート調査

有効回答数：154人

回答者属性：性別　　…男性93人、女性60人、無回答1人

　　　　　　年齢　　…50～54歳 115人、55～59歳：39人

　　　　　　就業状況…会社員(正社員、契約社員、派遣社員)86人、

　　　　　　　　　　　パート・アルバイト37人、自営業・自由業29人、その他2人

■当社代表　仙道達也による調査結果への考察

今回は、定年予備軍と言われる50代を対象に副業に関する調査を行いました。

副業を開始したのはここ数年(2020年以降)が5割を占め、副業の目的は1位「収入アップ」、2位「空き時間の有効活用」、3位「老後の資金のため」と並びました。

期待する副業収入は「年間100万」が5割超なのに対して、実際の副業収入は「年間10万以下」が5割超となっています。また7割が都度受注する単発の副業をしており、月1回以上仕事を探す必要がある人が8割以上を占め、副業の内容は「懸賞、アンケートモニター、ポイントサイトなど」「株式投資、FX、仮想通貨など金融系」「ブロガー、ライターなど」が上位となりました。副業に対して不満を感じている(「不満」「どちらかというと不満である」)が約5割となっており、理由は「収入が少ない」「収入が不安定」「不定期の仕事であること」が上げられました。

理想の働き方は、「現在の本業を維持しながら副業も続ける」が6割超であり、さらに4割超が「生涯現役で働きたい」と考えています。その理由として、「やりがいを感じるから」「健康なうちは働きたい」「働くことで元気を保てている」「社会とつながっていたい」という声が上がる一方で、「年金だけでは不安」「老後の生活費のため」という声も上がりました。

調査からは、「収入アップ」や「空き時間の有効活用」などを目的にここ数年で増加した50代副業者が、単発かつ単価の低い副業に悩む様子が伺えましたが、この層にこそ、これまでの経験を生かした「教える系」の副業をお勧めしたいです。好きなこと、得意なことを教える先生や、人の悩みを解決するコンサルティングやコーチングなど、経験やスキルをシェアする新しい働き方を選ぶことで、継続的な収入と単価アップを目指すことが可能となるからです。また、これらの「教える系」の副業は、収入増を目指せるだけでなく、やりがいや社会的な繋がりを感じられやすいため、定年後を見据えた副業として50代の定年予備軍にこそうってつけと言えます。まずは、本調査の「期待する副業収入」でも挙がっていた「年間100万円」を目指して挑戦してみてはいかがでしょうか。

■プロフィール

仙道達也(せんどうたつや)

株式会社マーケティングフルサポート代表取締役。大分県出身。

WEBマーケティング塾を主宰。起業・独立支援及びインターネットによるプロモーション支援を手掛け、受講生150名超を年商1千万円突破へと導く。再現性の高いプログラムが、初心者からスタートしても短期間で結果を出せると好評。

～著書～

「あなたの中に眠る才能を楽しくお金に変える！『教える系副業』のはじめかた」(PHPエディターズ・グループ／ https://www.amazon.co.jp/dp/4909417826/ )2021年12月発売。自分の強みを発見し、それを「教える系副業」に変えていくための具体的なノウハウをご紹介。

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