クラウドサービス情報開示認定機関ASPICが、 第1号のAIクラウドサービス※1及び 業界特化型ASP・SaaSの2件を認定
~本情報開示認定制度は、平成19年から総務省ご指導の下、 ASPICが立ち上げ・推進しており、利用者が安心して利用できる クラウドサービスの普及推進を図っています。 本年7月11日には、累計300サービスの認定を突破しました。~
一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)は、2022年12月16日、クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定機関として、申請された2件のクラウドサービスについて審査した結果、認定機関の定める審査基準に従って「安全・信頼性に係る情報開示」が適切に行われていることを認定いたしました。
この認定は、サービスの安全性、信頼性に関する情報を正しく開示しているクラウドサービスにのみ与えられるもので、利用者の安心・安全なクラウドサービスの選定に資することを目的としたものです。今回の認定により、累計204社の307サービスが認定されました。
(申請日順)
【認定区分】ASP・SaaS
(1)株式会社レッツ :「レッツ原価管理Go2クラウド」
【認定区分】ASP・SaaS(AIクラウドサービス)
(2)株式会社ディビイ:「QCDox」
※1 AIクラウドサービス
令和4年2月15日に総務省から「AIを用いたクラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針(ASP・SaaS編)」が公表されました。
( https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000306.html )
AIクラウドサービスは、この指針にて定義される、「AI機能を組み込んだクラウドサービス」のことです。ASPICでは、上記の指針を受けて、令和4年4月1日にAIクラウド情報開示認定制度を新設しました。
発表資料: https://www.aspicjapan.org/pdf/20220401_nintei.pdf
以下、新規認定サービス及び直近で認定を更新したサービスを紹介します。
認定サービスの開示情報につきましては、利用者が比較、選択等する際の参考に利用いただけるよう、認定機関ASPICホームページに掲載しております。
( https://www.aspicjapan.org/nintei/ )
【1. 新規認定サービス】
新規認定した2サービスを示します。今後も申請があったものから順次、審査を行い、情報開示が適切と判断されるサービスを認定していく予定です。
■ASP・SaaS申請:1サービス(1事業者)
No.1
サービスの名称:レッツ原価管理Go2クラウド
事業者の名称 :株式会社レッツ
サービスの概要:建設業における見積・発注・支払・回収・予実管理業務等を統合的に支援する建設業向け原価管理クラウドサービス
■ASP・SaaS(AIクラウドサービス)申請:1サービス(1事業者)
No.1
サービスの名称:QCDox
事業者の名称 :株式会社ディビイ
サービスの概要:異なる文書間での齟齬を発見できる機能をAI技術を適用して実現、医薬品・医療機器企業における文書のQCチェックを支援するサービス
※<新規申請審査手数料半額キャンペーン実施中:対象は以下のとおり(~2023年3月)>
・ASPIC会員企業が申請する場合
・すでに認定を取得した企業が申請する場合
・複数サービス同時に申請した場合、2サービス目以降
・今年度ASPIC アワードにエントリーしたサービス
・クラウドサービス検索サービス「アスピック」に登録済のサービス
・「ASP・SaaS(AI クラウドサービス)認定」に新規申請する場合
*重複して該当する場合は、いずれか1つの該当とします。
【2. 認定更新サービス一覧】
令和4年11月から直近までで認定更新した、10サービスを認定日毎に示します。認定の有効期間は認定日より2年間有効です。
■更新申請:2サービス(2事業者) 認定更新日:令和4年11月12日
No.1
認定番号 :0240-2011
サービス名称 :SumaMachi(スマまち)
事業者名称 :HENNGE株式会社
サービスの概要:自治体と市民の双方向コミュニケーションを実現するためのメッセージ配信やアンケート機能などを備え、市民参加型の行政運営を支援する自治体向けプラットフォームサービス
No.2
認定番号 :0241-2011
サービス名称 :DNPサイネージ配信管理システム SmartSignage
事業者名称 :大日本印刷株式会社
サービスの概要:各種デジタルサイネージ(電子看板)に表示するコンテンツ管理、スケジュール作成、機器状態監視などの機能を統合的に提供するサイネージ配信管理サービス
■更新申請:2サービス(2業者) 認定更新日:令和4年11月27日
No.1
認定番号 :0220-1811
サービス名称 :Fujitsu 公共図書館業務支援クラウドサービス WebiLis
事業者名称 :富士通Japan株式会社
サービスの概要:図書の貸出管理、返却管理、予約管理、目録登録及び利用者がインターネットから簡易に検索・予約できる機能等を提供する図書館業務サービス
No.2
認定番号 :0221-1811
サービス名称 :Cloud Staff
事業者名称 :株式会社ミラクルソリューション
サービスの概要:SES・派遣事業者に特化した顧客、スタッフ、案件、勤怠、営業ログの管理、請求書、注文請書発行、売上分析機能などを総合的に提供するSES・派遣業務支援サービス
■更新申請:2サービス(2業者) 認定更新日:令和4年12月6日
No.1
認定番号 :0166-1212
サービス名称 :POSAシステム
事業者名称 :一般社団法人日本公園緑地協会
サービスの概要:公園施設の現場で行われる補修・改築等の維持管理情報や利用者意見への対応処理等の運営管理情報と公園台帳の公園施設情報を一元管理し、管理業務における意思決定支援や関係者間での情報共有を可能とする公園管理情報マネージメントサービス
No.2
認定番号 :IP0001-1212
サービス名称 :スパイラル
事業者名称 :株式会社パイプドビッツ
サービスの概要:データベースプラットフォームをベースに、Webコンポーネントやメールコンポーネントを中心とした多彩な機能を開発プラットフォームに備え、これらを組み合わせることで、様々なアプリケーションを構築・運用することができる情報資産プラットフォームサービス
■更新申請:2サービス(2事業者) 認定更新日:令和4年12月13日
No.1
認定番号 :0209-1612
サービス名称 :ADVANCE勤怠クラウド
事業者名称 :関彰商事株式会社
サービスの概要:宿直や夜勤明けシフトなどの複雑な勤務体系にも対応でき、24時間稼働の製造業、病院、福祉施設、多拠点・多店舗展開などへの導入が可能、シフト管理/申請・承認作業/集計作業/給与連携の効率化を支援する勤怠管理サービス
No.2
認定番号 :0211-1612
サービス名称 :Bizストレージ ファイルシェア
事業者名称 :エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
サービスの概要:取引先との重要データをインターネットで安全に送受信する「ファイル転送サービス」と取引先との間でフォルダーを共有する「オンラインストレージサービス」の両機能を備えたクラウドサービス
■更新申請:2サービス(2業者) 認定更新日:令和4年12月16日
No.1
認定番号 :0181-1412
サービス名称 :LiveOn
事業者名称 :ジャパンメディアシステム株式会社
サービスの概要:双方向での映像・音声通信機能を基本に会議をスムーズに進行させる資料共有、ホワイトボードや録音録画機能などを備え、パソコンだけでなくスマートフォン、タブレット端末からも利用できるWeb会議サービス
No.2
認定番号 :0183-1412
サービス名称 :いい生活 業務クラウドシリーズ
事業者名称 :株式会社いい生活
サービスの概要:物件情報や顧客情報、契約情報など不動産業務に関わるデータを一元管理し社内や協力会社と共有することにより、賃貸、売買や分譲に係る日々の業務をサポートする不動産業界向けサービス
【3. 情報開示認定制度の経緯と現状】
平成19年、ASPICは総務省の受託調査研究によりISO27001を参照したASP・SaaSの情報セキュリティ対策ガイドラインの策定を行いました。並行して、総務省とASPICが合同で「ASP・SaaS普及促進協議会」を立ち上げ、この協議会で、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針の策定を行い、この指針をもとに平成20年4月、「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を創設し、認定機関をFMMC、認定業務運営をASPICとして認定制度が開始されました。また、平成29年には認定機関をFMMCからASPICに移管しました。
以降の経緯は下記リンクを参照ください。
https://www.aspicjapan.org/nintei/about.html
これまでに認定されたサービスは、累計307サービス、204事業者となっています。
【4. 本件連絡先(申請受付窓口)】
一般社団法人日本クラウド産業協会
(クラウドサービス情報開示認定機関)
クラウドサービス情報開示認定事務局
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F
担当 : 岩田・門井・国松
TEL : 03-6662-6854
Fax : 03-6662-6347
mail : aspic@cloud-nintei.org
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