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生成AI活用SaaSを初認定! クラウドサービス情報開示認定機関ASPICが、 AI(1件)、IoT(1件)、SaaS(3件)の クラウドサービス計5件を新たに認定

一般社団法人日本クラウド産業協会(通称:ASPIC、東京都品川区西五反田、会長:河合 輝欣)は、2025年2月3日、クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定機関として、申請された5件のクラウドサービスについて第68回認定審査委員会にて審査した結果、認定機関の定める審査基準に従って「安全・信頼性に係る情報開示」が適切に行われていることを認定いたしました。本情報開示認定制度は、平成19年から総務省ご指導の下、ASPICが立ち上げ・推進しており、利用者が安心して利用できるクラウドサービスの普及推進を図っています。2022年7月11日には、累計認定数が300サービスを突破しております。また、認定区分ASP・SaaS(AIクラウドサービス)は4件目となりますが、生成AIを活用したSaaSとしては初認定になります。さらに、ASP・SaaS(IoTクラウドサービス)は3件となりました。

今回の認定により、累計327サービス、219社が認定されました。


〇申請されたサービス(届出順)

1. 認定区分:ASP・SaaS(IoTクラウドサービス)

(1) 【会社名】IMV株式会社、【サービス名】iMV cloud


2.認定区分:ASP・SaaS(AIクラウドサービス)

(1)【会社名】株式会社X-Regulation、【サービス名】Compliance Wizard


3. 認定区分:ASP・SaaS

(1)【会社名】株式会社ジーシー、【サービス名】DocTrack

(2)【会社名】株式会社セルズ、【サービス名】FORROU

(3)【会社名】株式会社セルズ、【サービス名】最適給与クラウド


図1 新規認定サービスのロゴと 該当する(赤〇)クラウドサービス安全・信頼性情報開示認定制度認定マーク

図1 新規認定サービスのロゴと 該当する(赤〇)クラウドサービス安全・信頼性情報開示認定制度認定マーク


以下、新規認定サービス及び直近で認定を更新したサービスを紹介します。

認定サービスの開示情報につきましては、利用者が比較、選択等する際の参考に利用いただけるよう、認定機関ASPICホームページに掲載しております。

( https://www.aspicjapan.org/nintei/ )


1. 新規認定サービス

新規認定した5サービスを示します。今後も申請があったものから順次、審査を行い、情報開示が適切と判断されるサービスを認定していく予定です。


■ASP・SaaS(IoTクラウドサービス)申請:1サービス(1事業者)

【iMV cloud】IMV株式会社

製品などの試験品に振動を与え、製品の損傷や影響、耐久性を調べる振動試験の状況や結果を遠隔から確認できる振動試験遠隔監視サービス


■ASP・SaaS(AIクラウドサービス)申請:1サービス(1事業者)

【Compliance Wizard】株式会社X-Regulation

公知の規準に対する自社の規程類の適合状況を評価する、AIが監査手続の提案から監査調書のドラフトまで作成可能なサービス


■ASP・SaaS申請:3サービス(2事業者)

【DocTrack】株式会社ジーシー

PDF資料のWeb形式自動変換、名刺スキャンによる顧客情報登録、メール自動配信、URL閲覧回数・閲覧時間解析機能等を備えたマーケティング支援サービス


【FORROU】株式会社セルズ

各種申請手続きと給与計算機能が一体として利用可能で、Web明細や公文書など顧問先とのリアルタイムな情報共有機能も備えた社労士向けサービス


【最適給与クラウド】株式会社セルズ

60歳以上の従業員に対する年金や雇用継続給付の情報を基に、企業と従業員双方にとって最適な給与額をシミュレーション可能な社労士向けサービス



2. クラウドサービス情報開示認定機関事務局からのお知らせ

一般社団法人日本クラウド産業協会は、総務省などのご後援により、18回目となるASPICクラウドアワード2024を開催し、2024年11月20日(水)に経団連会館 国際会議場(千代田区大手町1-3-2)にて表彰式を執り行いました。

(プレスリリース: https://www.aspicjapan.org/event/award/18/pdf/press_241120.pdf )


図2 ASPICクラウドアワードのロゴ

図2 ASPICクラウドアワードのロゴ


ここでは、情報開示認定を取得済みで表彰されたサービスを下記の通り紹介いたします。


<基幹業務系ASP・SaaS部門>

【CIERTO PIM】株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン

認定番号:0233-2003 受賞名:部門準グランプリ


【RiskAnalyze※】KYCコンサルティング株式会社

認定番号:0261-2203 受賞名:経営改革貢献賞

※コンプライアンスチェックサービスの主要ソフト


【KIS MailMon(ケーアイエス メールモン)】KIS Security株式会社

認定番号:0276-2303 受賞名:社会貢献賞


【インボイス・マネージャー※】株式会社TKC

認定番号:0282-2309 受賞名:部門準グランプリ

※TKC連結グループソリューションの一部


※それぞれのサービスの開示情報は、下記の「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定制度ホームページ」の「認定サービス一覧」から検索できます。 https://aspicjapan.org/nintei/service_list/



3. 認定更新サービス一覧

令和6年12月から直近までで認定更新した、8サービスを下記に示します。認定の有効期間は認定日より2年間有効です。


■更新申請 2サービス(2事業者) 認定更新日:令和6年12月6日

【POSAシステム】一般社団法人日本公園緑地協会

認定番号:0166-1212

公園施設の現場で行われる補修・改築等の維持管理情報や利用者意見への対応処理等の運営管理情報と公園台帳の公園施設情報を一元管理し、管理業務における意思決定支援や関係者間での情報共有を可能とする公園管理情報マネージメントサービス


【スパイラル バージョン1】スパイラル株式会社

認定番号:IP0001-1212

データベースプラットフォームをベースに、Webコンポーネントやメールコンポーネントを中心とした多彩な機能を開発プラットフォームに備え、これらを組み合わせることで、様々なアプリケーションを構築・運用することができる情報資産プラットフォームサービス


■更新申請:1サービス(1事業者) 認定更新日:令和6年12月13日

【Bizストレージ ファイルシェア】エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

認定番号:0211-1612

取引先との重要データをインターネットで安全に送受信する「ファイル転送サービス」と取引先との間でフォルダーを共有する「オンラインストレージサービス」の両機能を備えたクラウドサービス


■更新申請:4サービス(4事業者) 認定更新日:令和6年12月16日

【LiveOn】ジャパンメディアシステム株式会社

認定番号:0181-1412

双方向での映像・音声通信機能を基本に会議をスムーズに進行させる資料共有、ホワイトボードや録音録画機能などを備え、パソコンだけでなくスマートフォン、タブレット端末からも利用できるWeb会議サービス


【いい生活 業務クラウドシリーズ】株式会社いい生活

認定番号:0183-1412

物件情報や顧客情報、契約情報など不動産業務に関わるデータを一元管理し社内や協力会社と共有することにより、賃貸、売買や分譲に係る日々の業務をサポートする不動産業界向けサービス


【レッツ原価管理Go2クラウド】株式会社レッツ

認定番号:0274-2212

建設業における見積・発注・支払・回収・予実管理業務等を統合的に支援する建設業向け原価管理クラウドサービス


【QCDox】株式会社ディビイ

認定番号:AI 0001-2212

異なる文書間での齟齬を発見できる機能をAI技術を適用して実現、医薬品・医療機器企業における文書のQCチェックを支援するサービス


■更新申請:1サービス(1事業者)  認定更新日:令和7年1月28日

【住宅地図も利用できる地図クラウドサービス「BizXaaS MaP」】株式会社NTTデータ

認定番号:0046-0901

全国のゼンリン住宅地図、道路地図、路線価等の地価データ、その他各種地図情報コンテンツをネットワークで配信する地図情報提供プラットフォームサービス



4. 情報開示認定制度の経緯と現状

平成19年、ASPICは総務省の受託調査研究によりISO27001を参照したASP・SaaSの情報セキュリティ対策ガイドラインの策定を行いました。並行して、総務省とASPICが合同で「ASP・SaaS普及促進協議会」を立ち上げ、この協議会で、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針の策定を行い、この指針をもとに平成20年4月、「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を創設し、認定機関をFMMC、認定業務運営をASPICとして認定制度が開始されました。また、平成29年には認定機関をFMMCからASPICに移管しました。

以降の経緯は下記リンクを参照ください。

https://www.aspicjapan.org/nintei/about.html

これまでに認定されたサービスは、累計327サービス、219事業者となっています。



5. 本件連絡先(申請受付窓口)

一般社団法人日本クラウド産業協会

クラウドサービス情報開示認定機関 事務局

〒141-0031 東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F

担当   : 岩田・尾坂

TEL    : 03-6662-6854

Fax    : 03-6662-6347

mail   : aspic@cloud-nintei.org

認定サイト: https://www.aspicjapan.org/nintei/

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図1 新規認定サービスのロゴと 該当する(赤〇)クラウドサービス安全・信頼性情報開示認定制度認定マーク
図2 ASPICクラウドアワードのロゴ

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