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学校法人近畿大学が事務職員対象のリスキリング施策を導入 eラーニングサービス「LinkedInラーニング」で人材育成を図る

サービス
2025年4月7日 15:00
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学校法人近畿大学(大阪府東大阪市)は、デジタル時代における継続的なスキル向上を支援するためのリスキリング施策として、全事務職員を対象に、ビジネスに特化した世界最大のプロフェッショナルネットワークであるリンクトイン・ジャパン株式会社(東京都港区)が提供するeラーニングサービス「LinkedInラーニング」を導入します。事務職員一人ひとりが、働きながら新しいスキルや知識を身につけ自らの専門性を高めることで、組織全体のスキル強化を図ることを目的としています。

【本件のポイント】
●全拠点の事務職員を対象に、eラーニングサービス「LinkedInラーニング」を導入
●学校法人として初めて、「LinkedInラーニング」を用いた体系的な人材育成を実施
●業務特性や職階に応じたラーニングパス※ を作成し、業務に直結するスキル向上を支援
※目的別のコースリストのようなもので、スキルや知識、資格などを身につけるために、その内容に沿ったいくつかのコースを順番に視聴する学習プログラム

【本件の内容】
近年、業務のデジタル化が急速に進む中、事務職員が最新の知識やスキルを習得する機会の提供が求められています。本法人では、「学校法人近畿大学中期計画・事業計画」に基づき、すでにDX推進の一環として、生成AIセミナー実施や完全ペーパーレス化を推進するなど、業務効率化に取り組んできました。これらの取り組みをさらに加速させるため、業務に役立つ幅広いスキルを学べるリンクトイン・ジャパン株式会社のeラーニングサービス「LinkedInラーニング」を、全拠点の事務職員向けに導入します。従来は、福利厚生として法人内に通信教育講座を展開し、受講希望者が自主的に学びたい内容を学ぶ運用方法でしたが、今後は、人事部が各人材や組織として身につけてほしいスキルを洗い出し、そのスキルを習得するためのラーニングパスを作成したうえで法人内に展開します。なお、学校法人として、「LinkedInラーニング」を用いて体系的な人材育成につなげていく試みは、本法人が初めてとなります。
導入当初は、各事務職員が興味や必要性に応じて自由に学習できる環境を提供し、次のステップでは受講を必須として生成AIに関連するラーニングパスを策定し、組織内で共通して必要なスキルの習得を促します。また、各部署の業務特性や職階に応じたラーニングパスも作成し、業務に直結するスキル向上を支援します。
本取り組みにより、事務職員の自己研鑽を促し、業務の質を向上させることが期待されるほか、事務職員の学習履歴や習得スキルを人事異動やキャリアパスの検討材料として活用することで、法人内での適材適所の配置をめざします。

【実施概要】
開始日 :令和7年(2025年)4月15日(火)
対象  :学校法人近畿大学 事務職員 約1,000名
導入  :eラーニングサービス「LinkedInラーニング」
受講方法:専用サイトにログインし、自分の学びたい内容や、
     人事部から指定されたラーニングパスを選択して各学習プログラムを受講する

【LinkedInラーニング】
LinkedInラーニングは、ビジネススキル、テクニカルスキル、リーダーシップ開発、クリエイティブスキルなど、幅広い分野のオンライン講座を提供するプラットフォームです。データ分析やAI関連スキル、ヒューマンスキル、マネジメントスキルなど、急速に変化する仕事環境でプロフェッショナルが必要とするスキルを提供し、世界中で毎分140時間ものコンテンツが学習されています。コースは初心者向けから上級者向けまで幅広く提供されており、自分のスキルレベルやキャリア目標に応じた学習が可能です。

【LinkedIn】
LinkedInは、世界200以上の国と地域に11億人以上のメンバーを有する世界最大のプロフェッショナルネットワークです。世界中のプロフェッショナルをつなげることで個人と組織の生産性を高め、さらなる成功に結びつけると同時に、企業における採用、マーケティング、営業などの分野に変革をもたらします。LinkedInは、世界中で働くすべての人々に経済的なチャンスを作り出すことを目指しています。近年は、法人向けのeラーニング事業を強化しており、日本でも「リスキリング」に官民が注目する中、「LinkedInラーニング」はリーダーシップ、コミュニケーション、アンガーマネジメントなど2万4千以上の学習コースを展開しています。

【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/