マクニカ、Seoul Robotics社と連携し「インフラ制御型車両搬送システム」の提供を開始
~自動車の製造・出荷工程における完成車両のロジスティクスを自動化~
半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス&ソリューション・プロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、Seoul Robotics(本社:韓国ソウル、CEO:Han Bin Lee、以下Seoul Robotics社)と連携し、自動車の製造・出荷工程において、完成車両のロジスティクスを自動化する「インフラ制御型車両搬送システム: Level 5 Control Tower(LV5 CTRL TWR)」の日本市場への提供を開始いたします。
自動車の製造・出荷工程では、組み立てから検査を終えた完成車両は出荷されるまでの間、工場近くのモータープールにて一時的に保管されます。その際に工場からモータープールまでの完成車両の輸送は専任ドライバーにて行われており、輸送にかかる費用は自動車製造メーカーにとって大きな負担となっています。特に日本ではまた、高齢化・人口減少等の影響により、完成車両のロジスティクスに関わるドライバーが不足し、人件費の高騰やドライバーの確保が課題となっています。
そこで、マクニカではこれらの課題を解決するため、3Dセンサーを活用した最先端のコンピュータ・ビジョンを提供するSeoul Robotics社と連携し、自動車の製造・出荷工程において工場・モータープール内での完成車両の輸送を自動化する「インフラ制御型車両搬送システム:Level 5 Control Tower(LV5 CTRL TWR)」を提供します。これは工場・モータープール内の設備インフラに複数台のLiDARセンサー*1を設置し、LiDARセンサーにより収集した情報から独自のAI技術を用いて周辺環境を読み取り、クライドを介して出発地から目的地までの安全な経路を決定し、車両側に搭載されている通信ユニットを通じて車両をコントロールすることで、完成車両の自動搬送を実現しています。インフラ側から車両を制御するため、車両にセンサーやソフトウェア等を搭載することなく、完成車両のロジスティクスを自動化することができます。
インフラ制御型車両搬送システムの詳細はこちらをご覧ください。https://www.macnica.co.jp/business/maas/services/142291/
自動車の製造・出荷工程では、組み立てから検査を終えた完成車両は出荷されるまでの間、工場近くのモータープールにて一時的に保管されます。その際に工場からモータープールまでの完成車両の輸送は専任ドライバーにて行われており、輸送にかかる費用は自動車製造メーカーにとって大きな負担となっています。特に日本ではまた、高齢化・人口減少等の影響により、完成車両のロジスティクスに関わるドライバーが不足し、人件費の高騰やドライバーの確保が課題となっています。
そこで、マクニカではこれらの課題を解決するため、3Dセンサーを活用した最先端のコンピュータ・ビジョンを提供するSeoul Robotics社と連携し、自動車の製造・出荷工程において工場・モータープール内での完成車両の輸送を自動化する「インフラ制御型車両搬送システム:Level 5 Control Tower(LV5 CTRL TWR)」を提供します。これは工場・モータープール内の設備インフラに複数台のLiDARセンサー*1を設置し、LiDARセンサーにより収集した情報から独自のAI技術を用いて周辺環境を読み取り、クライドを介して出発地から目的地までの安全な経路を決定し、車両側に搭載されている通信ユニットを通じて車両をコントロールすることで、完成車両の自動搬送を実現しています。インフラ側から車両を制御するため、車両にセンサーやソフトウェア等を搭載することなく、完成車両のロジスティクスを自動化することができます。
インフラ制御型車両搬送システムの詳細はこちらをご覧ください。https://www.macnica.co.jp/business/maas/services/142291/
工場・モータープール内の設備インフラに複数台のLiDARセンサーを設置することで、搬送車両周辺の状況を死角なく幅広く捉え、冗長性をもって人・物等の障害物を高精度で検出し、安全に運用することができます。さらに、人が介在せず複雑なロジスティクスをシステム管理するため、昼夜を問わず数千台の車両を同時に搬送することでオペレーションの合理化を図り、モータープールの空間使用率を20%~30%向上することに期待できます。
また、このシステムはすでにドイツBMW社の生産工場にて採用をされており、最新車種の完成車両を自動搬送するため運用が開始されています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.press.bmwgroup.com/global/article/detail/T0402335EN/
また、このシステムはすでにドイツBMW社の生産工場にて採用をされており、最新車種の完成車両を自動搬送するため運用が開始されています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.press.bmwgroup.com/global/article/detail/T0402335EN/
マクニカでは、お客様の総合窓口として、これまでに培ってきた様々な知見・経験を活かし、最適なセンサーやコンピューター等の選定、構成からSeoul Roboticsの技術を実装し、運用するまでトータルサポートいたします。完成車両のロジスティクスに関わる運用を見直し効率化することで、輸送費用の削減やドライバー不足の解消など、自動車製造業における課題解決に貢献します。
*1 LiDARセンサー
LiDARとは Light Detection And Ranging(光による検知と測距)の略称。近赤外光や可視光、紫外線を使用して対象物に光を照射し、その反射光を光センサーで捉えて距離を測定するリモートセンシング(離れた位置からセンサーを使って感知する)方式を指します。LiDARセンサーは主に自動運転車の「目」の役割として開発が加速しており、様々な分野への応用にも期待されています。
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
*1 LiDARセンサー
LiDARとは Light Detection And Ranging(光による検知と測距)の略称。近赤外光や可視光、紫外線を使用して対象物に光を照射し、その反射光を光センサーで捉えて距離を測定するリモートセンシング(離れた位置からセンサーを使って感知する)方式を指します。LiDARセンサーは主に自動運転車の「目」の役割として開発が加速しており、様々な分野への応用にも期待されています。
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
Seoul Robotics について
Seoul Roboticsは、2017 年に設立された、モビリティ業界に 3D センサーをベースとした最先端のコンピューター ビジョンを提供するソリューション・プロバイダーです。これまで培ってきたLiDARベースのPerception(認識)アルゴリズム開発に加え、「Autonomy Through Infrastructure」と呼ばれる自動車の自動化への新しいアプローチを開拓しています。 Seoul Robotics は、比類のない精度、効率、および安全性を提供する独自の 3D 認識技術である SENSR(TM) を活用し、物流業界内のさまざまなアプリケーションに自動運転システムを提供しています。ソウル ロボティクスは、ソウル、ミュンヘン、カリフォルニア、ローリーにオフィスを構え、主要なグローバル金融機関の支援を受けています。2022 年 9 月 22 日には、KBインベストメント主導のもと、シリーズBにて約2,500万ドルの資金調達を達成しています。
株式会社マクニカ について
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス・ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24か国/地域80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。
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