脳卒中などで片手が不自由でも着やすいシャツユニバーサルデザイン「楽勝ボタン・前あきストレッチシャツ」が大阪製ブランドの認定を受け表彰

～“障害があっても外出を楽しく”を願う～

2023.02.15 11:00

Three Rivers(読み：スリーリバーズ、所在地：大阪府大阪市、代表：仲村千絵)が考案した、ストレッチ性の高い綿素材と特殊なボタンの仕様により片手だけでも容易に着ることが出来るユニバーサルファッション協会推奨製品「楽勝ボタン・前あきストレッチシャツ」が、昨年11月に「大阪製ブランド」の認定を受け、今年2月13日(月)に大阪市中央公会堂で「大阪製ブランド表彰式」において表彰されましたことをお知らせいたします。

「楽勝ボタン・前あきストレッチシャツ」

詳細URL： https://item.rakuten.co.jp/012-go

■大阪製ブランドとは

大阪府内ものづくり中小企業の優れた技術に裏打ちされた創造力にあふれる製品を「大阪製ブランド製品」として大阪府知事が認定したものです。

詳細URL： https://osaka-sei.m-osaka.com/

■「楽勝ボタン」の特徴

・ボタンが大きい(15mmФ)＝だから、力が弱くてもしっかりつかめる

・ゴム紐で取り付け=だから、ボタンが自在に動いてボタン穴に入れやすい

・大きめのホール=だから、ボタンがスッと入ってストレスがない

ストレッチの効いたボタン

気ままな外出が楽しめる

大阪市中央公会堂をバックに表彰状を持つ仲村千絵代表

■伸縮性抜群の綿素材を使用

伸ばすと50cm以上になる

通常時、肩から脇下まで約30cm

■楽勝ボタン前あきストレッチシャツはこんな方におススメです

・片手が不自由だったり、腕の可動範囲が狭い方でも、腕通しが出来ます。

・視力が弱くて、指先だけの感覚が頼りな方でも、ボタンがとめやすくなっています。

・伸縮性が高いので、肘が曲がったままで着やすくなっています。

・介護職の方々には、介護の時間短縮になります。

・ご家族に、要介護の方がいらっしゃる方には、自立のお手伝いになります。

■スリーリバーズ代表　仲村千絵の思い

私は、モノづくりが好きな両親のもとで、“創って楽しむ”ことに慣れ親しんで育ちました。母は、ボランティアとして障がい者施設に通っておりましたので、私自身もお手伝いしながら、施設を利用する方々の「不便さ」をたくさん知りました。年月を経て、高齢となった両親にも、老いの苦労はやってきました。毎日着衣で悪戦苦闘している姿を見て、何とかしたい思いが日々強くなりました。また、両親だけでなく、施設で出会った方や着脱の苦労をされているすべての方にこの選択肢を届けたくて創ったのが「楽勝ボタン・前あきストレッチシャツ」です。

「着替え楽勝、自由に外出！」それが私の願いです。

■受賞歴　IAUD国際デザイン賞2021　銅賞

ファッション部門

スリーリバーズ：日本

審査員の視点：

片麻痺という稀な状態に対する賢いアイデアですが、一般的な他の不自由さにも対応するアイデアかもしれません。ユニヴァーサルデザインの考え方は、このプロジェクトでも説明されているように、日常生活の中で、シンプルに、上手に扱えるようにすることで、自立した生活を可能にするものです。

※一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会ホームページより抜粋

詳細URL： https://www.iaud.net/award/

■製品仕様

【長袖】