「組織風土に関するアンケート」のレポート発行のお知らせ

「組織風土に関するアンケート」のレポート発行のお知らせ

~継続的に業績を向上させる組織風土とは~

株式会社コーチ・エィ(代表取締役社⻑:鈴⽊義幸)は、「組織風土に関するアンケート調査」を実施しその結果をまとめたレポートを2023年3月8日に発行したことをお知らせします。
組織風土とは、組織内の人々が共有する価値観や行動様式などを指します。その影響は、社内の雰囲気だけにとどまらず、意思決定の傾向、離職率、業績、組織のブランドイメージにまで及ぶと考えられ、今もなお、組織風土に対する関心は高まり続けているといわれます。

コーチ・エィは、企業等で働く人が、自分が所属する組織の風土についてどのように感じているか、特に「継続的に業績を向上させる」組織風土とはどのようなものか、について調査する目的でこのアンケートを実施しました。アンケートは、当社公式メールマガジン WEEKLY GLOBAL COACHの読者を対象に行われ、448名から回答を得ました。

以下に、回答結果の概要をご紹介します。

継続的に業績を向上させる組織風土とは

本調査では、組織風土について8つの項目を提示し、所属する組織がどの項目にあてはまるかについて、多角的に考察しました。

1. メンバーが多くの提案を行っている
2. メンバーが、個人個人に与えられた自分の役割を全うしている
3. メンバー同士が、活発に意見を交換している
4. メンバーは、違う部署とスムーズに連携している
5. メンバーは失敗をおそれず新しい方法を試している
6. 職場の上司は、人を育てている
7. メンバーは所属する組織(会社)のパーパスについて周囲の人と話をしている
8. メンバーは自分の中長期的な目標について、定期的に上司や周囲の人と話せる機会がある

問2では、8つの項目の中から、「継続的に業績を向上させる」ために必要な組織風土を選択いただきました。その結果、「メンバー同士が、活発に意見を交換する」を選んだ人が20%と一番多い結果となりました。2 番目は、「メンバーが失敗をおそれず新しい方法を試す」で19%、3 番目は、「メンバーが所属組織(会社)のパーパスについて周囲と話す」で13% でした。社員同士のコミュニケーションを重視するとともに、新しいチャレンジが大事だとする回答が多くなっています。

問2 あなたが所属する組織が「継続的に業績を向上させる」ために、最も必要な組織風土を次の中から1つお選びください。

問2の結果(全体集計)
問2の結果(全体集計)

どのような組織風土があると自組織の組織風土が高く評価されるのか

「あなたが所属する組織は『継続的に業績を向上させる』ための組織風土をどれくらい持っているでしょうか。10 点満点で点数をつけてください」という問いと、「 あなたが所属する組織の風土について、各設問別にあてはまるものをお選びください」の問いの項目間で重回帰分析を実施した結果、見えてきたことがあります。

自組織の風土を高く評価するかどうかは、以下の項目が特に影響していることが分かりました。
・メンバーは所属する組織(会社)のパーパスについて周囲の人と話をしている
・メンバーは失敗をおそれず新しい方法を試している
本調査結果の詳細レポートは下記のリンクからダウンロードいただけます。

全質問項目

問1. あなたが所属する組織の風土について、各設問別にあてはまるものをお選びください。
問2. あなたが所属する組織が「継続的に業績を向上させる」ために、最も必要な組織風土を次の中から1つお選びください。(選択肢:問1-1~8、その他)/選択した理由(任意・自由回答)
問3. あなたが所属する組織には「継続的に業績を向上させる」ための組織風土がどのくらいありますか?10点満点で点数をつけてください。/その点数を回答した理由(任意・自由回答)

<クロス集計>
「問2. あなたが所属する組織が『継続的に業績を向上させる』ために、最も必要な組織風土を次の中から1つお選びください。」の結果を、「問3. あなたが所属する組織は『継継続的に業績を向上させる』ための組織風土をどれくらい持っているでしょうか。10 点満点で点数をつけてください。」の上位グループと下位グループとで比較。

<重回帰分析>
「問3. あなたが所属する組織は『継続的に業績を向上させる』ための組織風土をどれくらい持っているでしょうか。10 点満点で点数をつけてください。」と「問1. あなたが所属する組織の風土について、各設問別にあてはまるものをお選びください。」の項目間で重回帰分析。

調査概要

調査名:組織風土に関するアンケート調査
調査期間:2022年10月17日~11月1日
調査対象:コーチ・エィ発行メールマガジン「WEEKLY GLOBAL COACH」の読者
調査方法:メールマガジンに記載された URL にアクセスして回答
有効回答数:448名
本調査結果の詳細レポートは下記のリンクからダウンロードいただけます。

コーチング研究所とは

コーチング研究所は、株式会社コーチ・エィの研究開発部門です。コーチ・エィが長年培ってきた「組織開発に向けたコーチング」の豊富な経験とリサーチ実績をもとに、人と組織の状態を可視化し、コーチングの可能性を科学的な視点から読み解く活動をしています。また、コーチング研究所のリサーチデータは新商品の開発や既存のサービスの品質向上に活用されています。

・リーダーや組織に関する調査研究
・組織における「人」や「関係性」に関するリサーチ手法の開発
・コーチングの成果・機能のメカニズムの解明
コーチング研究所のその他の調査レポートは下記のリンクからご覧ください。

株式会社コーチ・エィ

コーチ・エィは、1997年創業(当時はコーチ・トゥエンティワン)のエグゼクティブ・コーチング・ファームです。個人の成長支援にとどまらず、個人を取り巻く関係性に焦点をあて、システミック・コーチング™というコンセプトで、組織全体の成長を支援する対話型組織開発を推進しています。創業以来、多数のコーチング関連書籍を出版し、日本におけるコーチングの普及・拡大に貢献してきました。
東京、ニューヨーク、上海、香港、バンコクに拠点を構え、5つの言語(日本語、英語、北京語、広東語、タイ語)でグローバルに事業を展開。コーチング研究所(CRI)という専属のリサーチ部門を備え、豊富なコーチング実績の分析データをもとに、エビデンスに基づいたコーチングを提供しています。

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