オンプレ・クラウド対応の分娩監視セントラルシステム 「emona CENTRAL」6月1日(木)より発売開始
=いつでも・どこからでも監視可能なマルチデバイス対応=
トーイツ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役兼執行役員CEO:池田 一寛、以下:当社)は、分娩監視セントラルシステム「emona CENTRAL」(エモナセントラル)を2023年6月1日(木)より発売いたします。販売開始に先駆けて、5月12日(金)から東京国際フォーラムにて開催される第75回日本産科婦人科学会学術講演会に出展いたします。
■開発の背景
当社はこれまで、院内にサーバを設置する必要のあるオンプレミス型の分娩監視セントラルシステム(※1)を提供してきました。しかし、現行のソフトウェアのバージョンアップ対応だけでは、医療現場からの「院内・院外問わず、場所にとらわれない監視環境を整えたい」「BCP対策の観点からデータの保存性を高めたい」「ユーザーインターフェースを向上してほしい」などのニーズに応えることに限界がありました。
そこで今回、新たな分娩監視セントラルシステムのプラットフォームを開発。サーバソフトウェアのOSにLinuxを初めて採用したことにより、持続的にコストを抑えたシステム提供が可能になりました。また、クライアントソフトウェアも様々なOS環境およびWEBブラウザから動作できるようにしたことで専用端末が不要になり、モニタの見やすさや操作性の向上はもちろんのこと、看護業務の負担軽減・診断価値の向上と拡張性の提供が可能となりました。
「emona CENTRAL」は、オンプレミスかクラウドかのいずれかを選択して利用いただけます。用途・規模・予算に応じられる豊富なラインナップ・ソフトウェアオプションを用意しているため、医療現場それぞれの使用シーンに最適な使い方が可能です。
また、当社では同時期に「emona CENTRAL」との連携が強化された分娩監視装置(※2)「emona CTG」の発売を予定しています。当社は今後も周産期医療メーカーとして、機器の設計開発および医師等との共同研究を進め、医療現場のニーズに合った魅力のある商品をお届けすべく努力を続けてまいります。
※1 分娩監視セントラルシステム:分娩室や病室で分娩監視装置によって計測したデータを、ネットワーク経由でナースステーション等のPCやタブレットで監視できるシステム
※2 分娩監視装置:赤ちゃんの心音とお母さんのお腹の張りを計測する医療機器
■「emona CENTRAL」の特長
(1)いつでもどこでもモニタリング
WEBブラウザを利用しているため、専用端末は不要です。クラウドタイプの場合、インターネットにつながればPC・タブレット・スマホから、院内・院外問わずいつでもどこでも様々な端末で監視が行えます。
(2)シンプルで見やすい監視画面
操作の時以外はメニューボタンを非表示にし、波形表示領域を約30%アップ(当社比)。多胎の場合に選択した胎児の波形を強調する「胎児心拍強調表示」や、リアルタイムと過去波形または過去波形同士を比較できる「波形比較表示」などの機能も追加いたしました。
(3)データ喪失のリスク軽減
クラウドタイプの場合、サーバ設置に場所を取らず、故障や停電によるデータ喪失リスクを回避できます。「emona CENTRAL」は多くの国や企業で採用されている安全性・信頼性に優れたクラウド基盤に構築されています。
(4)サブスクでコスト削減
クラウドタイプの場合、費用はサブスクリプションモデルとなっています。そのため、初期費用を低く抑えられ予算計画も立てやすくなります。
■製品概要
名称 :emona CENTRAL(エモナセントラル)
発売日 :2023年6月1日(木)
販売名 :セントラルサーバ用アプリケーション MF-7700
認証番号 :305AFBZX00019000
推奨ブラウザ:Microsoft Edge、Google Chrome
製品に関する問い合わせ先:最寄りの担当営業所または info@toitu.co.jp まで
■会社概要
商号 : トーイツ株式会社
所在地 : 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目5番10号
代表者 : 代表取締役兼執行役員CEO 池田 一寛
設立 : 1958年(昭和33年)6月28日
資本金 : 1億8000万円
事業内容: 産科婦人科及び新生児・未熟児・小児科分野の診療用医療機器・
ME機器の開発・製造・販売・保守、製品の輸出及び輸入販売
URL : https://www.toitu.co.jp/
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- サービス
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- 医療 その他IT・インターネット 経済(国内)
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