津山初!積水ハウス×マリオットの道の駅隣接型 「地域経済活性化ホテル」が開業 「ミートリップ(MEAT×TRIP)」で 津山の知られざる魅力を発信
積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」を2023年4月11日(火)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープ二ングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで10道府県24か所目、岡山県では2軒目の開業となります。
新型コロナウイルス感染症の5類移行が発表された今、県内の観光業界では日本人のリベンジ旅行や、訪日観光客のさらなる増加が期待されています。また、運休していた岡山桃太郎空港―台北線の運航が3月から再開し5月から増便されるなど、訪日観光客の増加も大きく見込まれます。
なお、今年3月に、地域の食文化を文化庁が認定する「100年フード」に「津山の牛肉料理」が選出。また、津山市も「ミートリップ(MEAT×TRIP)」を観光プロモーションとして打ち出すなど、「牛肉料理の聖地」として注目されています。さらには、2024年秋には津山市を含む岡山の県北12市町村で「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催予定と、県北の観光活性化も期待されています。
そのような中、道の駅を拠点に「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の提案」を通して、地方創生の一助となることを目指す「Trip Base 道の駅プロジェクト」で推進する「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を蒜山に続く岡山県内2軒目として開業。ホテルの特徴として、館内にレストランはなく宿泊特化型のため、食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域経済活性化を狙います。また、全世界に1億7,500万人のマリオット・ボンヴォイ会員に、「ミートリップ」をはじめとする、津山が誇る食・歴史・自然をアピールし、国内外からの誘客を目指します。
当日は、積水ハウス株式会社の石井 徹、マリオット・インターナショナルのカール・ハドソン、谷口津山市長らが登壇し、ホテル開業の経緯や今後の展望などについて語りました。
■登壇者ご挨拶
【積水ハウス株式会社 取締役専務執行役員 石井 徹(いしい とおる)】
本プロジェクトのコンセプトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」です。ディープな日本を、“渡り歩く”旅をしながら、その地域の魅力を味わい、偶然の出会いを楽しみながら旅をする、それがTRIP BASE STYLEです。このような旅をしていただくために、3つのポイントを考えました。
1つ目は、地域の重要な拠点である「道の駅」の隣接地に、世界最大のホテルオペレーターであるマリオット様と組んで、宿泊特化型のホテルをつくることです。多くのインバウンド客に来ていただき、食事を道の駅や地元のお店でしていただくことで、日本人でさえ気付かなかった地域の魅力を発見してもらうとともに、新たな宿泊需要を創出することを目指しています。
2つ目は、地元やパートナーの皆様との連携です。津山は日本さくら名所100選に選ばれた津山城や街並み保存地区の城東町など、自然・歴史が残る城下町として知られています。今年3月には、文化庁が地域の食文化を認定する「100年フード」に「津山の牛肉料理」が選出され、津山市で『ミートリップ』を観光プロモーションとして打ち出すなど、“牛肉料理の聖地”として注目されています。今後は、地域の方々と連携して『ミートリップ』を軸とするオリジナルツアーを企画していきたいと考えています。さらには、2024年秋には「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催予定など、県北の観光活性化も期待されています。当プロジェクトはすでに53社のパートナー企業と連携しており、多くの企業や団体の方々が当プロジェクトの考え方に賛同いただいております。
3つ目は、情報発信です。WEBでは、ホテル予約はもちろんホテル周辺の季節毎の旅情報やイベント情報、グルメ情報を世界に約1億7,500万人いるMarriott Bonvoy会員にも発信しています。
2025年までには26道府県、約3,000室へ規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造する挑戦を続けてまいります。是非、今後も当プロジェクトにご期待ください。
【マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン】
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルは、2020年に岐阜県で1軒目を開業して以来急速な展開拡大を続けてまいりました。そして、本日開業する「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」は、10道府県24軒目です。
津山は、桜名所100選に選ばれた津山城や江戸時代の面影を残す町並みがあり、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。周辺地域には、衆楽園、清眼寺、長法寺といった歴史的建造物もあり、ジャンボピーマン、そずり鍋、ホルモンうどん、ニューピオーネや自然薯などの農産物も豊富です。
パンデミックによる日本の観光産業への打撃はあったものの、日本の豊かな歴史、独自の文化、おいしい料理、そして美しい自然は、世界中の旅行者を魅了し続けています。日本は今後も進化を続け、一生に一度の体験を求めるインバウンド旅行者にとって人気の旅先であり続けると確信しています。
当社は、世界に1億7,500万人いるMarriott Bonvoy会員の皆様をお迎えし、限定オファーや特典をご提供できることを楽しみにしています。
津山は素晴らしい自然景観、おいしい料理、そして豊富なアトラクションがあり、訪れる人にとって理想的な目的地です。「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」は、魅力的なこの街を探検しようとする旅行者にとって、「我が家のような心地よいホテル」として活躍できることを楽しみにしております。
【津山市長 谷口 圭三(たにぐち けいぞう)様】
ここ津山市に素晴らしいホテルが誕生しました。ホテルを起点に、自然遺産、歴史遺産、文化、芸術、グルメなど、津山を改めてしっかりとPRできる機会を与えていただいたと思っております。
3月から5月は津山観光PR期間として取り組みを行っております。先日、鶴山公園の「津山さくらまつり」の入園者が史上最速で10万人に到達したこともあり、このホテルの開業は、我々の取り組みにエールを送っていただくようなものと感じております。
宿泊特化型ホテルは、自家用車での旅行や周辺の飲食店を利用するなど、旅行者へ旅の選択肢を増やすことができます。
皆様にさらに津山の良さを知っていただけるようこれからも頑張っていきたいと思っております。
■フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山 概要
「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山津山」は、道の駅「久米の里」に隣接し、津山市は日本桜名所100選に選ばれた津山城を中心に、街並み保存地区の城東町、ぼたん寺として知られる清眼寺、あじさい寺とも呼ばれる長法寺など、自然・歴史が残る城下町として知られています。また、文化庁「100年フード」に認定された「津山の牛肉料理」をはじめ、自然薯、巻柿などの特産品を楽しむことができます。
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/okjft-fairfield-okayama-tsuyama/
・客室 :全78部屋
キング:31室(アクセシブルルーム:1室)
ツイン:47室
・宿泊費 :1室14,520円~(2名様利用、税金、サービス料込)
・客室平米数:25m2
・階数 :3階
・所在地 :岡山県津山市宮尾647-3
・支配人 :有森 裕忠
・マーケットプレイス
1階には、道の駅や近辺のお店などで購入した食材を食べることができ、ワーケーションなどで使用できる電源が設置されている「共用スペース」、ドリンクやお土産の購入が可能な「マーケットプレイス」、その土地にちなんだ工芸品や書物を展示する「ライブラリー」を設置しております。
・朝食ボックス
当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。
岡山県産にこだわり、和から洋まで様々な食材を詰め込んだ、彩り豊かな朝食ボックス。県北の名物の蒜山おこわ、豊かな土壌で育まれた県内産の白米を使用した田舎巻きや、名物の黄ニラの酢漬けやさわら照焼、洋風に仕上げたバジルソーセージ・北欧サラダなど岡山の美味しさがぎゅっと詰め込まれ、見た目も嬉しい内容に仕上げています。デザートには果物王国である岡山産桃の蜜煮が添えられています。朝から岡山の味覚を存分に味わってください。
■「Trip Base 道の駅プロジェクト」について
・積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。
・「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。
・これまで“旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。
・そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。
・「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。
<参考情報>
『TRIP BASE STYLE』 地域の魅力を渡り歩く旅のヒントを集めた「Trip Base 道の駅プロジェクト」公式HP
TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Twitter】
https://twitter.com/TRIPBASESTYLE
TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Instagram】
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