池波正太郎生誕100年記念企画として、 鬼平の“顔”を描く作画チーフのインタビューを収録。 『コミック 鬼平犯科帳 118』、4月26日発売!
株式会社文藝春秋コミック編集部は、文春時代コミックス『鬼平犯科帳』シリーズ(さいとう・たかを、原案・池波正太郎)の最新刊『鬼平犯科帳 118』を4月26日(水)に発売します。
『コミック 鬼平犯科帳』は、池波正太郎の名作「鬼平犯科帳」をさいとう・たかをが独自の脚色で描く大人気シリーズ。さいとう・たかをの代表作のひとつであり、今回の118巻で347話を数える長寿作品です。
世情不安定な江戸の街を舞台に “鬼平”と呼ばれる火付盗賊改方長官・長谷川平蔵が、部下の与力・同心や密偵たちとともに、盗賊をはじめとした悪党たちを追う、捕物帳の物語が繰り広げられます。
最新刊の『コミック 鬼平犯科帳 118』は、原案者の池波正太郎の生誕100年記念企画として、「鬼平」と「ゴルゴ13」の顔を担当しているさいとう・プロダクションの作画チーフ、ふじわら・よしひでの特別インタビューを収録しています。亡くなる直前、さいとう・たかをから直々に作画チーフに指名されたふじわらが、国民的キャラクターである「鬼平」と「ゴルゴ」をいかに描いているか? その秘密に迫ります。
■内容紹介
盗賊“稲城の文治”一味が呉服問屋に押し入り、番頭を殺して火を放った。本格の盗賊として知られる文治がなぜ非道に手を染めたのか? 平蔵は腑に落ちぬものを感じる……。
(仕置ノ三百四十四 「狙われた男」より)
小金稼ぎのケチな盗人である伊吉が捕らえられた。平蔵の温情により人足寄場に送られた伊吉は、深夜になると木彫りの仏像を拝んでいた。伊吉には別れた女房と娘がいたのだ……。
(仕置ノ三百四十五 「鼠ばたらきの伊吉」より)
男を騙して盗みを働く“たらしこみ”を生業とする“おはん”には、手塩にかけて育てた一人息子の幸助がいた。ところがその幸助が、こともあろうに女を騙す“牝たらし”になっていた……。
(仕置ノ三百四十六 「おはん」より)
猫の面をかぶる不気味な盗賊団が、江戸市中を荒し回っていた。“猫又の進兵衛”率いる一味には恐ろしい“化け猫様”がついており、逆らった者は喰い殺されてしまうという……。
(仕置ノ三百四十七 「化け猫騒動」より)
■関連情報
☆『コミック 鬼平犯科帳118』発売を記念し、文藝春秋公式YouTubeにてスペシャル動画を公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=p4VHF4CgQkII
☆文春オンラインで既刊好評連載中! 4月24日~30日までの期間限定で、既刊の『コミック鬼平犯科帳』116~117巻収録分を文春オンライン上にて毎日更新しています。鬼平こと長谷川平蔵たち火盗改メの活躍をぜひWEBでもご覧ください。
https://bunshun.jp/category/oniheicomic
■書誌情報
書名:コミック 鬼平犯科帳 118
定価:748円(税込)
発売日:2023年4月26日
体裁:B6判 並製カバー装
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160092181
■著者プロフィール
さいとう・たかを
1936年、和歌山県生まれ。55年、『空気男爵』でデビュー、60年、『台風五郎』で劇画ブームを巻き起こす。同年さいとう・プロダクションを設立、劇画制作システムの分業制を構築する。68年より『ゴルゴ13』の連載を開始、シリーズ総発行部数は3億部を超える。93年より『鬼平犯科帳』の連載を開始、2023年で30周年を迎える。代表作に『無用ノ介』『影狩り』『サバイバル』など多数。2021年9月24日、逝去。
池波正太郎(いけなみ・しょうたろう)
1923年、東京生まれ。60年、『錯乱』で直木賞を受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の3大シリーズで時代小説の第一人者となる。3大シリーズは幾度も映像化、コミカライズされ、絶大な人気を博す。77年、吉川英治文学賞受賞。代表作に『真田太平記』『おとこの秘図』『雲霧仁左衛門』など多数。90年5月3日、逝去。
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